0-100km/h加速2.3秒、英国発のフルEVスポーツ「アペックス AP-0」デビュー!【動画】

アペックス AP-0のフロントエクステリア

APEX AP-0

アペックス AP-0

 

 

2022年後半から生産とデリバリーをスタート

 

英国を拠点とするアペックス・モータース(Apex Motors)は、313日にロンドンで行われたグローバルローンチ・イベントにおいて、フルEVスポーツ「AP-0」を世界初公開した。

 

2018年にジェイソンとゲーリーのレオン兄弟によって英国に設立されたアペックス・モータースは、すべての設計、開発、製造を英国で行う新たなスポーツカーメーカー。高性能自動車の開発だけでなく、F1マシンの技術開発サポート、高度な複合材料の開発なども手がけている。

 

今回発表されたAP-0は、完全な電動モデルというだけでなく、実際にステアリングを握りドライブする楽しさを追求したと、アペックス・モータースは説明。サステナブル(持続可能)性、これまでにない先進的なテクノロジー、他にはない魅力的なデザイン、そして何よりも強いエモーショナルを体現する、人馬一体のドライビング体験が提供されるという。

 

AP-0のベースモデルの価格は15万ポンド。2022年後半から生産をスタートし、同時に世界中へのデリバリーを行う。AP-0の予約に関しては、現時点からアペックス・モータースの公式サイトから行うことが可能だ。

 

アペックス AP-0のリヤエクステリア

グランドエフェクトを得られる空力設計に加えて、フロアに重量物のバッテリーを搭載したことによる低重心化を実現。1200kgという軽量さもあいまって、抜群のコーナリング性能を獲得した。

 

グランドエフェクトを追求した空力設計を採用

 

AP-0のシャシーは、自由な設計をもたらすモジュラー・スペースフレームと、高い剛性レベルが確保された超軽量カーボンファイバー製タブがその中心となる。エクステリアにもカーボンファイバー製ボディパネルを用い、スペースフレームやタブをあえて露出するデザインが採用された。

 

フロントセクションのエアロダイナミクスはアンダーボディとフロントホイールの後方からボディに沿う形で、リヤの大型ディフューザーに空気を送り込むように設計された。フラットボトムの採用により、グランドエフェクト(地面効果)を享受。ボディ下面と地面間のエアフローを利用して理想的なダウンフォースを得ることができる。

 

また、フロアに設置された90kWのバッテリーパックにより、理想的な低重心化を実現。わずか1200kgの重量にも関わらず、高いダウンフォース性能による抜群のコーナリング性能を確保した。

 

アペックス AP-0のフロントエクステリア

AP-0には、最高出力650bhp、最大トルク580Nmを発揮するリチウムイオン・バッテリー・パワートレインを採用。最高速度は300km/hオーバーを計画している。

 

最高出力650bhpを発揮するバッテリーシステム

 

最高システム出力650bhp484kW)&最大トルク580Nmを発揮するリチウムイオン・バッテリー・パワートレインを搭載して後輪を駆動。容量90kWhのバッテリーユニットの重量はわずか550kgにすぎず、車両総重量も1200kgにとどめられた。この結果、0-100km/h加速は2.3秒、最高速度は305.775km/h190mph)を達成する。

 

ハイパフォーマンス走行だけでなく、日常レベルでも十分に使用できるのもAP-0の特徴。高速充電システムに対応し、その総走行距離は最大320マイル(515km)を約束する。また「ホログラフィAR(拡張現実)ディスプレイ」と「ARレース・インストラクター」を搭載し、ARを使用することでドライバーは未経験のサーキットをゲーム感覚で学ぶことができるという。

 

さらに、アペックス・モータースは香港のグレーターベイエリアにFIA公認のサーキットを建設する計画を持っている。このサーキットは将来的にニューモデルの開発・テストを行うグローバルな研究開発ネットワークの拠点となる。また、ここで次世代のレーシングドライバーを育成する、レースアカデミーも立ち上げる予定だ。