横浜ゴム、持続可能な天然ゴム調達のためにタイ天然ゴム公社と覚書を締結

横浜ゴム、タイ天然ゴム公社と覚書を締結、天然ゴム農園のイメージ

サステナブルな原料調達に向けた活動を推進

 

横浜ゴムは、自社で掲げる「持続可能な天然ゴムの調達方針」に基づき、天然ゴム農家の経営支援及びサプライチェーンの透明性と健全性を確保するためのトレーサビリティ向上に向け、タイ天然ゴム公社(Rubber Authority of Thailand:RAOT)と協力していく覚書を締結。これに先立ち2019年6月から横浜ゴムの天然ゴム加工会社「Y.T.Rubber Co.,Ltd.(ワイ・ティー・ラバー)」が立地するタイ・スラタニ地区において天然ゴム農園の調査を開始している。

 

世界的な人工増加とモビリティの発展により、タイヤ及びその主原料である天然ゴムの需要は高まりを見せているが、その一方で天然ゴムが生産されている地域での違法な森林伐採や土地収奪、人権侵害などの問題、さらに生物多様性への悪影響が懸念されている。こうした現状を踏まえ、横浜ゴムは国際ゴム研究会が提唱する天然ゴムを持続可能な資源とするためのイニシアティブ(SNR-i)に参画するほか、2018年10月に発足した持続可能な天然ゴムのための国際的なプラットフォーム(GPSNR)の創設メンバーとして活動している。

 

横浜ゴム、タイ天然ゴム公社と覚書を締結

横浜ゴムは、天然ゴム農家の経営支援及びサプライチェーンの透明性と健全性を確保するための調査に向け、タイ天然ゴム公社(Rubber Authority of Thailand:RAOT)と覚書を締結した。

 

2021年までに天然ゴム農園500戸に対しヒアリングを実施

 

今回の天然ゴム農園の調査はこうした活動の一環であり、これまでに約70戸の天然ゴム農家を訪問しヒアリングを実施してきた。今後も調査を継続し2021年までに500戸の調査を行う予定で、調査によって蓄積したデータを元に天然ゴム農家のもつ課題を分析、持続可能な経営に貢献すると共にトレーサビリティの向上に活用していく。

 

横浜ゴムでは、2013年からタイの複数の大学と天然ゴムの共同研究を進める他、天然ゴム農家の安定収入をサポートする「アグロフォレストリー農法」の普及推進活動、天然ゴムサプライヤーを対象とした交流会(サプライヤーズデー)を実施するなど、持続可能性の実現に向けて独自の活動を多数展開している。