メルセデス、新型コロナウイルス拡大を受け、3Dプリント技術による医療機器製造を支援

医療機器製造に活用されるメルセデス・ベンツの3Dプリント技術

医療機関で不足しているパーツを3Dプリンタで製造

 

新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な拡大を受けて、メルセデス・ベンツは社会的責任を鑑みた対応策を発表した。

 

メルセデス・ベンツはグループ内の施設において医療機器生産支援を計画。3Dプリンタを使用し、新型コロナウイルスのパンデミックによって医療現場で早急に必要とされている様々な機器を製造することが可能となる。

 

医療機器製造に活用されるメルセデス・ベンツの3Dプリント技術

シュトゥットガルトを含むバーデン・ビュルテンベルク州政府と協力し、メルセデス・ベンツは年間15万個のパーツ製造能力を持つ3Dプリンタを、医療機器製造に役立てようとしている。

 

年間最大15万個のパーツ製造キャパシティを活用

 

メルセデス・ベンツは生産・製造の研究と応用における経験を30年間蓄積し、乗用車製造部門では3Dプリント技術が通常プロトタイプの製作や少数生産モデルにおいて活用されている。メルセデス・ベンツはすでに3Dプリンタを使用し、毎年最大15万個のプラスチックや金属パーツを製造。この製造キャパシティは、医療目的にも利用することができるという。

 

メルセデス・ベンツAGの生産・サプライチェーン担当取締役のヨルグ・ブルザーは、今回の取り組みについて以下のように説明した。

 

「非常に有能な技術チームと3Dプリントに関する長年の経験により、私たちは医療機器製造に貢献する準備ができています」

 

「このために、バーデン・ビュルテンベルク州政府とも緊密な連絡を取り合っています。 私たちの専門知識は医療機器の生産に利用できますし、医療技術部門からの要望がくれば、すぐに対応できるように準備を進めています」