ボッシュが新型コロナウイルスの迅速検査システムを開発。最短2時間30分以内に検査結果を提供

BOSCHが新型コロナウイルス迅速検査システムを開発

10種類の呼吸器病原体を同時に鑑別診断

 

BOSCH(ボッシュ)は、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対し、検体採取からわずか2時間半以内に新型コロナウイルス感染症の原因ウイルス(SARS-CoV-2)の検出結果を提供可能な「新型コロナウイルス感染症完全自動迅速検査システム」を新たに開発。本国ドイツを皮切りに欧州その他地域へ順次提供していくと発表した。

 

ボッシュの新型コロナウイルス感染症の迅速検査システムは、子会社の「ボッシュ ヘルスケア ソリューションズ」と北アイルランドの医療技術企業である「Randox Laboratories Ltd.」との協働の成果。ボッシュ ヘルスケア ソリューションズGmbH社長のMarc Meierは発表に際し以下のように語る。

 

「ボッシュの検査の特徴は、鑑別診断を提供することです。これにより、医師がさらなる検査に要する時間が節約できます。しかも信頼できる診断結果がすぐに提供されるので、医師は適切な治療をより素早く開始することが可能です」

 

「私たちは、パートナーのRandoxと協力して、きわめて短期間にこの革新的な迅速検査システムの開発に成功しました。今や私たちは、これを市場に提供できる状態にあります。ボッシュのVivalytic分析装置は、病院や検査施設、そして診療所において、直接、安全かつ確実に検査を実施し、患者と医療スタッフに最善の安全性を提供します」

 

BOSCHが新型コロナウイルス迅速検査システムを開発

ボッシュが開発した新型コロナウイルス迅速検査システム。特別な訓練が不要で扱え、検体採取も簡単、約2時間半で原因ウイルスの検出結果を示すことが可能だ。

 

4月からドイツ国内で利用可能、その他地域には順次展開

 

ボッシュの迅速検査は、あらゆる医療機関で使用できる世界初の完全自動分子診断検査のひとつ。新型コロナウイルス感染症のみならず、インフルエンザA型及びB型を含む他の9種類の呼吸器病原体についても、ひとつの検体から同時に検査可能としている。

 

検体の採取は患者の鼻または喉から綿棒を使って行われ、検査に必要な試薬がすべて収められたカートリッジをVivalytic分析装置に挿入することで検査は全自動で行われる。検査結果は臨床試験の結果、95%以上の精度で約2時間半後には提供可能だ。もちろんこの迅速検査システムは世界保健機関(WHO)の品質基準を満たし、特別な訓練を受けていない医療スタッフでも確実に検査を実施することができるという。

 

ロバート・ボッシュGmbH取締役会会長のフォルクマル・デナーは語る。

 

「私たちは、ボッシュの迅速検査システムが、コロナウイルスの世界的流行の食い止めに出来るだけ早く貢献することを望んでいます。この検査システムにより、感染した患者の特定と隔離が加速するでしょう」

 

ボッシュの新型コロナウイルス感染症の迅速検査システムは4月からドイツ本国にて利用可能になり、その後欧州の他の市場やその他の地域にも提供されていく予定だ。

 

 

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ボッシュ フリーコール

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