BMW M2 CSが日本上陸! 直6で武装したFRクーペの価格は1260万円から

BMW M2 CSのフロント走行イメージ

BMW M2 CS

BMW M2 CS

 

 

日本導入分の60台は「完売」

 

ビー・エム・ダブリューは2020年4月6日、BMW M2 CS(エム ツー シー エス)」の日本導入を発表した。割り当て分の60台はすでに納入先が決定しており、実質「完売」となっている。車両価格はMTモデルが1260万円、DCTモデルが1285万円。

 

BMWの高性能モデル「M」の中でも、究極のサーキット走行を目指すサーキット仕様にのみ冠されるのが「CS」の2文字。かつてF82系M4クーペ、F80系M3セダンにも設定され、エンスージアストから熱狂をもって迎えられた。

 

BMW M2 CSの正面イメージ

BMW M GmbHが投じた最小アスリートクーペ、M2のトップエンドモデルがM2 CS。日本導入分の60台はすでに完売している。

 

4.4mのボディに450ps&550Nmのストレートシックス

 

今回CSのバッジを与えられたのは、Mモデルの最小クーペ「M2」。全長4.4mのコンパクトな高剛性クーペボディをもつM2は、“原石”としてのポテンシャルを十二分に過ぎるほど持ち合わせている。

 

M2 CSのベースは、2シリーズクーペの頂点に立つ高性能モデル「M2コンペティション」。サーキットにおける絶対的なパフォーマンスと、日常での過不足ない使い勝手の両立を目指して開発された。

 

パワーユニットは、3.0リッター直列6気筒ツインターボガソリンエンジン。最高出力は450ps/6250rpm、最大トルクが550Nm/2350〜5500rpmで、M2コンペティション比で出力が40psアップしている。7速DCTを選んだ場合、0-100km/h加速は4秒ジャスト、6速MTの場合は4.2秒を記録。M2コンペティション比でいずれも0.2秒タイムを短縮した。M ドライバーズ パッケージを選択した場合、最高速度は280km/hに達する。

 

BMW M2 CSのフロント俯瞰目イメージ

CSの名の下に徹底した軽量化を推進。ボンネットやルーフをCFRP製として軽さと低重心化を追求した。

 

CFRP製のボンネットやルーフで軽量化を徹底

 

M2コンペティションからのさらなる軽量化を実現するべく、あらゆる施策を投入。およそ30kgのダイエットに成功している。ボンネットとルーフ、フロント スプリッター、リヤスポイラー、リヤディフューザーはCFRP製。一体型のCFRP製ストラットタワーバーの重量もわずか1.5kgに抑えている。サンドイッチ構造を採用したルーフは遮音性を高めるとともに、ボディ剛性向上にも貢献。もちろん、ルーフとボンネットという上物の軽量化は低重心化にも繋がっている。

 

CFRP製ボンネットの中央には大開口のエアベントを採用。トランクリッド上にもCFRP製のガーニーフラップを装備した。レーシングカーの空力パーツに着想を得たこれらのエアロパーツによってM2 CSのダウンフォースは向上し、ボディ周辺や下部の空気の流れも整えられている。ちなみにドアミラーキャップもCFRP製だ。

 

BMW M2 CSのエンジンコンパートメントイメージ

全長4.4mのコンパクトなボディに詰め込んだのは、450ps&550Nmを発生するストレートシックス。暴力的なパワーを高度なシャシー性能でコントロールする。

 

ばね下重量を軽減する鍛造ホイール

 

19インチの鍛造ホイールも軽量化を前提にしたデザイン。フロントで9kg、リヤで10kg近くの重量を軽減している。タイヤはミシュラン パイロット スポーツ カップ 2を採用し、フロントが245/35ZR19、リヤに265/35ZR19サイズを装着する。テールにはステンレススチール製の4本出しパイプを装着した。

 

足まわりには、M4に搭載しているアダプティブMサスペンションを標準で装着。ダンパーの減衰力をコンフォート/スポーツ/スポーツ+の3段階で調整できる。サーキット走行時にはスポーツ+を選択すればボディの動きを最小限に抑え込み、ダイナミック性能が最大限まで引き上げられる。リヤアクスルの軽量スチール製サブフレームにはラバーマウントを用いずボディへ直接連結することで、スタビリティ性能をさらに押し上げた。

 

BMW M2 CSのコクピットイメージ

ギアボックスは6速マニュアルと8速のデュアル クラッチ トランスミッションを用意した。0-100km/h加速は前者が4.2秒、後者が4秒ジャスト。

 

カーボンセラミックブレーキも選択可能

 

DSCも専用のセッティングとし、さらにアクティブMディファレンシャルを搭載することで精密なハンドリングを実現した。舵角やスロットル量、ブレーキ圧、エンジントルク、ホイールの回転スピード、ヨーレートなどのデータを換算し、電子制御多板クラッチにより後輪左右輪間のロック率を0-100%の間で制御。わずか150ミリ秒で2500Nmという最大のロッキングトルクを発生する。

 

Mスポーツ ブレーキも標準装備。フロントが6ピストン固定、リヤは4ピストン固定で、ディスク径もM2コンペティション(前380/後370mm)より大きい前400/後380mmとなる。オプションでより軽量なMカーボン セラミックブレーキを選ぶこともできる。

 

また、サーキット走行時の強力な横Gを考慮してオイルサンプはカバーを追加し偏りを防ぐ構造とした。複数のスカベンジポンプも採用するなど、安定したオイル供給を実現している。

 

BMW M2 CSのサイドビュー

M2 CSは19インチの鍛造ホイールを履く。ブレーキはオプションでカーボンセラミックを選択することも可能。

 

内装材にもカーボンを多用

 

M2 CSの日本仕様はすべて右ハンドル。キャビンには、アルカンターラ張りのMスポーツ ステアリング ホイールやカーボン製ドアハンドル、カーボン加飾のセンターコンソールを採用。シートにはM2の照明付きエンブレムを装着したMコンペティション スポーツシートを搭載した。

 

BMW M2 CSのリヤ走行イメージ

“M”の最小クーペが放つトップエンド仕様。コンパクトな高剛性ボディとパワフルなストレートシックスの組み合わせは想像するだけで刺激的に過ぎる。

 

日常はもちろんサーキットでも最大限のポテンシャルを発揮すべく開発されたBMW製コンパクトクーペのトップエンドモデル、M2 CS。取り回しやすいサイズと本格的性能をあわせもつ理想的なアスリートクーペとあって、60台の日本導入分が即完売となったのも納得の成り行きといえる。

 

 

【SPECIFICATIONS】

BMW M2 CS

ボディサイズ:全長4475 全幅1870 全高1415mm

ホイールベース:2695mm

車両重量:1580kg(MT) 1600kg(DCT)

エンジン:直列6気筒DOHCターボ

総排気量:2979cc

ボア×ストローク:84.0×89.6mm

最高出力:331kW(450ps)/6250rpm

最大トルク:550Nm/2350〜5500rpm

トランスミッション:6速MT/8速DCT

駆動方式:RWD

サスペンション:前ダブルジョイントスプリングストラット 後5リンク

タイヤサイズ:前245/35ZR19 後265/35ZR19

最高速度:280km/h

0-100km/h加速:4.2秒(MT) 4.0秒(DCT)

車両本体価格:1260万円(MT)/1285万円(DCT)

 

 

【問い合わせ】

BMW カスタマー・インタラクション・センター

TEL 0120-269-437

 

 

【関連リンク】

・BMWジャパン 公式サイト

http://www.bmw.co.jp