最高出力902hpを実現! ノヴィテックが手掛ける究極の「マクラーレン セナ」デビュー
公開日 : 2020/04/19 11:55 最終更新日 : 2020/04/19 11:55
NOVITEC McLaren Senna
ノヴィテック マクラーレン セナ
アルティメットシリーズをより究極の存在に
フェラーリやランボルギーニなど、スーパースポーツのチューニングカーを展開するドイツのノヴィテック(NOVITEC)が「マクラーレン セナ」のカスタマイズプログラムを発表した。F1グランプリのレジェンドドライバーの名前を冠したハイパースポーツをベースに、最高出力663kW(902hp)&最大トルク888Nmにまでパフォーマンスを向上。走行性能は、0-100km/h加速2.7秒、最高速度335km/hにまで達している。
セナは、マクラーレン・オートモーティブが究極のモデルと位置付けるアルティメットシリーズとして2018年にデビュー。世界限定500台で販売され、最高出力588kW(800hp)&最大トルク800Nmを発揮する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載する。

セナに搭載される4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンには、3段階のパフォーマンスアップをラインナップ。最も強力な仕様では、最高出力が902hp、最大トルクが888Nmという凄まじいレベルの性能アップを実現している。
最高出力902hp&最大トルク888Nmを実現
今回、ノヴィテックは4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンに3段階のパフォーマンスアップグレードを用意した。
すべてのアップグレードプログラムには、最適化されたエンジンマッピングを実現する「ノヴィテック Nトロニック コントロール」ユニットを搭載。最もパワフルな仕様ではベースモデルから最高出力で75kW(102hp)、最大トルクは88Nmのパフォーマンスアップを果たし、最高出力663kW(902hp)&最大トルク888Nmというスペックを実現している。
この結果、0-100km/h加速2.7秒、0-200km/h加速6.5秒、最高速度は335km/hという“究極”の名に相応しい走行性能を手にした。この総合的なチューニングプログラムにより、サーキットやワインディングロードでの大幅な走行性能アップを手にしただけでなく、あらゆる回転域でのトルクアップによってデイリーユースにおけるドライバビリティも向上している。
F1でも使用されているインコネル製エキゾースト
ノヴィテックのエンジンチューニングには「ノヴィテック レース GTR ハイパフォーマンス エキゾーストシステム」が組み合わせられる。このハイパフォーマンス エキゾーストシステムには、F1マシンでも使用されている超軽量素材のインコネルを採用した。
V8ツインターボエンジンの排気をよりスムーズにして広範囲な断熱効果を持たせることで、エンジンベイの温度を最適化。上方排気の95mmデュアルエキゾーストパイプは、マットブラック仕上げか光沢仕上げのステンレスからチョイスが可能だ。また、このエキゾーストシステムはエンジンチューンを行わない場合でも単体で装着することができる。
公式パートナーのヴォッセ製ダブルスポークホイール
ボディワークではオリジナルのアクティブエアロダイナミクスをそのまま踏襲。足元にはノヴィテックの公式パートナーでもある、アメリカのホイールメーカー「ヴォッセ(Vossen)」と共同開発したフロント20インチ、リヤ21インチの「MC3」ノヴィテック 鍛造アルミホイールを装着した。
前後異なるサイズのホイールを採用したことで、セナの特徴のひとつであるウェッジシェイプのフォルムがより強調されたと言えるだろう。最先端の鍛造技術を用いた7本のダブルスポーク センターロックを特徴とする「MC3」は72色ものカラーバリエーションを揃える。その他、ホイールは5本スポークの「MC1」もチョイス可能で、ブラシ加工やポリッシュ加工も用意される。
これまでのアップデートプログラムと同様、インテリアも様々なカスタマイズを選択可能だ。ユーザーの好みに合わせ、レザー、アルカンターラ、カーボンなど、カラーや素材に拘った独自のコクピットを作り出せる。
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