BMW 8シリーズの840iが日本上陸! ストレート6+後輪駆動の王道レシピを採用
公開日 : 2020/04/27 14:55 最終更新日 : 2020/04/27 14:55
BMW 840i Coupe/Cabriolet
BMW 840i クーペ/カブリオレ
直6ガソリンとFRの正統派コンビネーション
ビー・エム・ダブリューは2ドアの旗艦モデル、8シリーズのクーペ及びカブリオレに直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載する「840iクーペ/カブリオレ」を追加した。車両価格は1193万円からで、2020年6月より順次納車を開始する。
BMW 840iクーペ/カブリオレは、直列6気筒ガソリンエンジンに後輪駆動(FR)を組み合わせる、BMWファンが待ちに待った仕様。4枚ドアのグランクーペにはラインナップされていたが、2ドアモデルはこれまで6気筒がディーゼルのみ、駆動方式は4輪駆動だけという構成だった。
最高出力340ps+最大トルク500Nmを発生
搭載する2997ccのB58型直列6気筒ガソリンターボユニットは、最高出力340ps/5000rpm、最大トルク500Nm/1600〜4500rpmを発生。ディーゼル+4輪駆動の840d xDriveのクーペ及びカブリオレと比較して、840i クーペの車両重量は100kg、840i カブリオレは110kgそれぞれ軽い。
参考までに欧州仕様の加速性能を記すと、0-100km/h加速はクーペが5秒ジャスト、カブリオレが5.3秒である。
クーペ、カブリオレそれぞれに「スタンダード」と「M Sport」をラインナップし、全車右ハンドル仕様。高速道路で渋滞時の運転をアシストするハンズオフ機能付渋滞運転支援機能も搭載する。

8シリーズの伸びやかなサイドビューはクーペ界屈指のエレガントなデザイン。この優雅なエクステリアに、滑らかなストレート6と伝統的なFR駆動を組み合わせたクーペ/カブリオレとあって、840iはBMWファン垂涎の仕様といえる。
3眼カメラとレーダーを駆使する運転支援システムを全車に
高性能3眼カメラと高性能プロセッサー、そしてレーダーを駆使する最先端のADAS(先進運転支援システム)を全モデルに標準装備。完全停止から再発進まで対応するACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)、車線変更警告システム、車線変更アシスト及び車線逸脱警告システム、ステアリング及び車線維持アシスト、側面衝突の危険が高まった場合にステアリング操作に介入して衝突を回避するサイド・コリジョン・プロテクション、衝突回避・被害軽減ブレーキ、前後のクロス・トラフィック・ウォーニング、道路標識認識機能などを実装する。
標準装備のパーキングアシストシステムは、リバースアシスト機能付き。車両が直前に前進した軌跡を最大50mまで記録、そのルートをそのまま辿って後退することができる。
「オーケー、BMW」でお馴染みのAIアシスタントも
さらに、AIを活用した自然対話型音声認識機能も搭載。「オーケー、BMW」と声をかければアシスタントが起動し、通常の会話に近い形で様々な指示や質問を行なうことが可能だ。
直列6気筒ガソリンエンジンをフロントに積み、クラシカルな後輪駆動を採用した正統派のBMWレシピ。伸びやかなボディの2ドアクーペ/カブリオレという素材のもつ旨味をもっともストレートに伝えてくれる、まさしく「垂涎もの」といえるモデルだろう。
【車両本体価格(税込)】
BMW 840i:1193万円
BMW 840i M Sport:1319万円
BMW 840i Cabriolet:1292万円
BMW 840i Cabriolet M Sport:1404万円
【SPECIFICATIONS】
BMW 840i クーペ/カブリオレ
ボディサイズ:全長4855 全幅1900 全高1340mm
ホイールベース:2820mm
車両重量:1780kg/1900kg
エンジン:直列6気筒DOHCツインスクロールターボ
総排気量:2997cc
ボア×ストローク:82.0×94.6mm
最高出力:250kW(340ps)/5000rpm
最大トルク:500Nm/1600〜4500rpm
トランスミッション:8速AT
駆動方式:RWD
サスペンション:前ダブルウィッシュボーン 後5リンク
【問い合わせ】
BMWカスタマー・インタラクション・センター
TEL 0120-269-437
【関連リンク】
・BMWジャパン 公式サイト
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