ピニンファリーナ、革新的なシミュレーションシステム「AutonoMIA」を発表

公開日 : 2020/05/17 11:55 最終更新日 : 2020/05/17 11:55

ピニンファリーナが開発した最新シミュレーター「AutonoMIA」

AIや5Gなどを採用し、現実に近いリアリティを表現

 

ピニンファリーナは、応答性が大幅に向上したマルチセンサーを搭載した車載体験デモンストレーター「AutonoMIA」を発表した。

 

AutonoMIAは、AIや5Gなどの最新テクノロジーを採用し、現実に近いリアリティを実現した没入型シミュレーターシステム。ピニンファリーナのクライアントのために活用され、自動車の開発現場において将来的な車種のコンセプトや技術などを繰り返しシミュレーションするために使用するツールとなる。

 

AutonoMIAの開発は、90周年を迎えたピニンファリーナの新たな戦略的パートナーシップにより実現した。中でも最も重要な役割を果たしたのが、イタリア・ウンブリア州のテクノロジー企業「ART」だ。ARTが持つ自動車コクピット用ユーザーインターフェイスの開発ノウハウにより、高度にカスタマイズ可能なインフォテインメントプラットフォームが実現。ARTはAutonoMIAのハードウェア類すべてを提供したほか、OSの開発も担当している。

 

一方、アプリケーションはフィンランドの大手自動車ソフトウェア開発会社「シーリ・オート(Siili Auto)と共同で開発。シートやパドル類は「アラス(ARAS)」製が採用された。

 

ピニンファリーナが開発した最新シミュレーター「AutonoMIA」

ピニンファリーナのパートナー企業により開発されたシミュレーションシステム「AutonoMIA」。デジタル化がさらに進むと見られるなか、ピニンファリーナのクライアントとの自動車開発に活かされることになる。

 

モビリティに積極導入されるデジタル化に対応

 

ピニンファリーナのシルビオ・ピエトロ・アンゴーリCEOは、AutonoMIAの導入について以下のように説明した。

 

「デジタル化、コネクティビティの進化、データ解析、 AIなどにより、自動車技術はドラスティックな変化の時期を迎えています。このAutonoMIAは、ピニンファリーナが様々な最新テクノロジーを組み合わせることで、新たな技術を送り出せることを示していると言えるでしょう。今後、デジタル化はさらに進むと考えられているなか、ピニンファリーナはクライアントを積極的にサポートすることができます」

 

将来的に、AutonoMIAにはピニンファリーナのパートナーであるテクノロジー企業「ウェイレイ(WayRay)」が提供する、先進的なホログラフィック・フルカラーヘッドアップディスプレイが導入される予定だ。