BMW 5シリーズがマイナーチェンジ! セダン、ツーリングともに2020年夏に市場導入予定

公開日 : 2020/05/27 16:56 最終更新日 : 2020/05/27 16:56


BMW 5シリーズ セダン及びツーリングの2台集合イメージ

BMW 5 series

BMW 5シリーズ

 

 

内燃機関はすべてマイルドハイブリッドに

 

BMWは2020年5月27日、5シリーズ セダン(G30)及びツーリング(G31)のマイナーチェンジモデルを発表した。販売は2020年7月より順次スタートする模様。

 

改良新型5シリーズのパワートレインは、プラグインハイブリッド、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンをラインナップ。4気筒、6気筒を取り揃える内燃機関モデルはすべて48Vのスターター兼ジェネレーターを装備したマイルドハイブリッドとなる。

 

BMW 530e xDrive セダンのフロントイメージ

マイナーチェンジを受けた5シリーズは、プラグインハイブリッドモデルを2種類設定。充電ポートは前輪後方部分に備わっている。「530e」はセダン/ツーリング両方を、「545e」はセダンのみを用意する。

 

プラグインハイブリッドモデルは2種類を設定

 

プラグインハイブリッドモデルは、2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する「530e」、3.0リッター直列6気筒ガソリンエンジンをベースにする「545e」を用意。545eはセダンのみの設定となり、導入は2020年11月にずれ込む模様。

 

530eはセダン、ツーリングともに標準のFRに加えて4輪駆動のxDriveもラインナップ。エンジン単体の最高出力は184hp/5000-6500rpm、最大トルクが300Nm/1350-4000rpm。そこに最高出力109hp/最大トルク265Nmを発生するモーターを組み合わせることで、システム最高出力は292hp、同じく最大トルクは420Nmに達する。

 

0-100km/h加速はセダンが5.9秒、ツーリングが6.1秒。モーターのみでの航続距離はセダンが62〜67km、ツーリングが58〜62kmで、いずれも4輪駆動の場合は数km短くなる。

 

最高速度はセダンが235km/h、ツーリングが225km/hで、モーターのみの走行でも140km/hまで加速できる。

 

BMW M550i セダンのリヤビュー

V8エンジンを積む高性能グレード「M550i」。Mスポーツ仕様のブレーキを選択すると、キャリパーがレッド塗装仕上げとなる。

 

ガソリンモデルの最上位はV8を積んだM550i

 

ガソリンエンジンモデルは2.0リッター直列4気筒のエントリーグレード「520i」、出力違いの「530i」、3.0リッター直列6気筒の「540i」、そして4.4リッターV8を積んだハイパフォーマンスセダン「M550i」を取り揃える。

 

M550iを除き、すべての内燃機関モデルはマイルドハイブリッド仕様となるが、純粋なV8のみが叩き出すパフォーマンスは他を圧倒する。520iに対するM550iの性能数値を比較すると、最高出力184hp/5000-6500rpmに対して530hp/5500-6500rpm、最大トルク290Nm/1350-4250rpmに対して750Nm/1800-4600rpm。0-100km/h加速は7.9秒に対し、M550iは実に3.8秒の俊足を誇る。圧倒的なパワーを4輪に余すことなく伝えるべく、M550iはxDriveのみの設定となる。

 

BMW 530i ツーリングのフロントイメージ

5シリーズでは人気の高いワゴンボディのツーリング仕様。ツーリングにもPHV、ガソリン、ディーゼルすべてをラインナップしている。

 

0-100km/h加速5秒を切る足自慢ディーゼル

 

ディーゼルモデルは2.0リッター直列4気筒の「520d」、3.0リッター直列6気筒の「530d」、出力違いの「540d」というラインナップで、「540d」はxDriveのみの設定となる。

 

ディーゼルのトップレンジとなる「540d」は最高出力340hp/4400rpm、最大トルク700Nm/1750-2250rpmという力強さで、0-100km/h加速もセダン4.6秒、ツーリング4.8秒という足自慢だ。

 

トランスミッションは、すべてのモデルにステップトロニック機構付きの8速ATを組み合わせる。

 

BMW 530e xDrive セダンのフェイシアイメージ

最新のOS「BMW オペレーティングシステム 7.0」に対応したインストゥルメントパネル。最大12.3インチの大型ディスプレイを選択することができる。

 

最大12.3インチの大型ディスプレイを設置

 

デザイン面では、立体的な意匠に刷新されたシングルピースのキドニーグリルや、最新デザインの18〜20インチのホイール、L型のグラフィックを採用したヘッドライトなどを採用。ボディカラーにも4種類の新色を設定した。

 

フルデジタル化したコクピットは、ダッシュボード中央に最大12.3インチのコントロールディスプレイを設置。最新OS「オペレーティングシステム 7.0」を搭載しており、AIを活用した自然対話式音声認識機能やジェスチャーコントロールなど、ドライバーからのリクエストを様々な形で受け止める。

 

BMW 5シリーズのディスプレイイメージ

ADAS(先進運転支援システム)も最新世代へアップデートされた。ナビゲーションシステムと連動して車線変更を促すなど、様々なアシストを行なう。

 

セダンはマグナシュタイヤーでも生産

 

運転支援機能も最新世代にアップデートしており、車線復帰アシスト機能付きステアリングや、直前に走った50mの軌道をそのまま後退できる機能、車線変更アシスタント機構及びナビゲーションと連動し、設定した目的地への導線に配慮して車線変更を促す「アクティブ ナビゲーション」も用意している。

 

5シリーズは個人所有からビジネスユースまで幅広い需要を誇るBMWの中核モデル。現行モデルはセダン、ツーリング合わせて60万台以上を世界中で販売している。

 

BMW 530e xDrive セダンのリヤビュー

ビジネスからプライベートまで多くのニーズが寄せられるBMWの中核モデル、5シリーズ。ガソリン、ディーゼル、PHVはもとより、FRと四輪駆動、セダンもしくはツーリングと、様々な選択肢を幅広く取り揃える。

 

改良新型5シリーズはディンゴルフィング工場に加え、セダンはオーストリア・グラーツのマグナシュタイヤーでも生産される。中国市場向けにはロングホイールベース仕様も設定し、合弁企業である華晨BMW(BMW Brilliance Automotive)の大東(Dadong)工場で生産を行なうという。