アルマーニやブルガリが作る新型フィアット 500。その製作プロセスに迫った短編フィルムを公開【動画】

公開日 : 2020/05/30 06:30 最終更新日 : 2020/05/30 06:30

新型フィアット500 ブルガリ仕様のフェイシアイメージ

新型チンクェチェントに3台のワンオフを作る理由

 

フィアットは2020年5月28日、新型500(チンクェチェント)のワンオフモデルの製作過程を追ったドキュメンタリーフィルム『One-Shot』を公開した。およそ15分のムービーはYouTubeやFacebook、インスタグラムなどで見ることができる。

 

フィアットは2020年3月にフルEVとなった新型500を発表。同日からプレオーダー受け付けを開始したが、同時に明らかにしたのが3つの“ワンオフ”モデルの存在である。

 

新型フィアット 500のワンオフモデル3台集合イメージ

新型500は3台のワンオフモデルを製作。ブルガリ、アルマーニ、カルテルといったイタリアを代表するブランドとコラボレーションした。3台はオークションへ出品され、そこで得られた利益はすべて環境団体へ寄付するという。

 

アルマーニ、ブルガリ、カルテルというイタリアを代表する3ブランドとコラボレーションした特別仕様車を同時に製作するという前代未聞の試み。各車は正規の販売ルートではなくオークションへ出品され、得られた利益はすべて環境保護団体へ寄付する。“チンクェ”がイタリアを代表するプロダクトであること、そして新型500がフルEVとして次世代エコに舵を切ったことを高らかに宣言するチャレンジといえる。

 

新型フィアット500 ブルガリ仕様のステアリングホイールイメージ

新型フィアット500 のブルガリ仕様。目もくらむような絢爛豪華な世界を作り出した。1台まるごとジュエリーのよう。

 

絢爛なブルガリ、シックなアルマーニ、機能美のカルテル

 

シックな佇まいにクラス感を宿すアルマーニ、王朝絵巻のような世界を描き出したブルガリ、機能美と先進性を主張するカルテル。それぞれが独自の解釈を施したワンオフの500は、2020年3月の発表をゴールラインとして6ヵ月の時間をかけて開発・製作された。

 

今回公開した短編フィルムでは、チェントロ スティーレ内部の様子やデザイン責任者クラウス・ブッセのインタビューをはじめ、各メゾンによるアイデア出しのミーティングにも密着。

 

新型フィアット500 アルマーニ仕様のホイールイメージ

ジョルジオ・アルマーニ仕様は、スマートさとハイエンド感を併せ持つ仕上がり。各部に漂うひんやりと冷たい感触がいかにもアルマーニらしい。

 

先進の3Dプリンタ技術から気の遠くなるような手作業まで

 

また、レーザーや3Dプリンタといった先進技術による工程はもとより、光り輝くビジューを磨き上げる繊細な作業など、テクノロジーとクラフトマンシップの両方を駆使して作り上げていくプロセスが克明に撮影されている。

 

それぞれのワンオフ500には、ダッシュボードやセンターコンソール、ホイール、エンブレム、そしてピラーの仕上げひとつまで徹底したこだわりが注ぎ込まれている。ぜひ、写真で細部を確認いただきたい。

 

新型フィアット500 カルテル仕様の室内イメージ

イタリアの家具ブランド、カルテルとコラボレーションした一台。サステナビリティを重視するカルテルらしく、3Dプリンタなど先進技術を多用。機能美を追求したシンプルな雰囲気に仕上げた。

 

1950年代のチンクィーノから、アーバンモビリティの最前線を走り続けてきた500。新型の500“e”は、再始動し始めたイタリアの街をもうすぐ電気で元気に駆け回る。