ル・マン初のバーチャルレース開催目前! 一枚岩のアルピーヌは現実世界のレースに向けてチームのシェイクダウンを敢行

公開日 : 2020/06/09 14:55 最終更新日 : 2020/06/09 14:55

シグナテック アルピーヌ エルフのドライバーイメージ

LMP2クラスの強豪もバーチャル ル・マンへ参戦

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で2020年のル・マン24時間レース開催が9月に延期されたため、ACOは当初開催予定だった6月13日〜14日に「バーチャル ル・マン 24時間レース」を実施することを決定した。2019年、2018年、2016年にLMP2クラスを制したSignatech Alpine(シグナテック アルピーヌ)も参戦を表明している。

 

バーチャル ル・マンはシミュレーター「rFactor 2」を使用。最低2名のプロフェッショナルドライバー、最大2名までのシムレーサー(シミュレーション世界におけるレーサー)で構成する4名のチームで24時間の耐久レースに挑む。エントリーしているのは50チーム。刻々と変化する天候や日の移ろい、タイヤ交換やピットストップなど実戦さながらのリアリティを追求して行われる。

 

2019年上海4時間に参戦するシグナテック アルピーヌイメージ

2019年シーズン、上海4時間レースに挑むシグナテック アルピーヌ エルフチームのワンカット。アンドレ・ネグラオ、ピエール・ラグ、トーマス・ローレンはチームの誇る実力派ドライバーだ。

 

プロレーサー3名+シムレーサー1名の構成

 

シグナテック アルピーヌチームは、レーサーのトーマス・ローラン、アンドレ・ネグラオ、ピエール・ラグ、そしてシムレーサーのニコラス・ロンゲという体制。

 

シムレーサー、ニコラス・ロンゲのイメージ

18歳のニコラス・ロンゲはeスポーツ界注目のドライバー。2020年シーズンよりRenault Sport Team Vitalityの一員に。

 

若干18歳のニコラス・ロンゲは、2019年にレッドブル レーシング Esports選出。F1 Esport シリーズの2020年シーズンよりRenault Sport Team Vitality(ルノー スポール チーム バイタリティ)の一員としてeスポーツ界を盛り上げている。

 

ピエール・ラグはシミュレーター「ellip6」のスペシャリストとして定期的に訓練を重ね、rFactorの1作目でも感度の高さを発揮。アンドレ・ネグラオとトーマス・ローランも「グランツーリスモ」のアルピーヌ レーシング チャレンジに参戦したばかりだ。

 

シグナテック アルピーヌ エルフのバーチャル ル・マン参戦メンバーイメージ

シグナテック アルピーヌ エルフのバーチャル ル・マン参戦メンバー。実力派のプロドライバー3名、プラス気鋭のシムレーサー1名という構成で挑む。

 

チームトップはeスポーツのパイオニア

 

シグナテックチームを率いるフィリップ・シノーはeスポーツのパイオニアでもある。レースゲームのチャンピオンから現実のレーサーを育成する「GTアカデミー」出身のルーカス・オルドネスを擁してのル・マン参戦も果たした。

 

オペレーションエンジニアやデータエンジニアなど、ル・マンで3度のクラス優勝を実現したチームの面々が勢揃いし、初のバーチャル ル・マンへ挑むシグナテック アルピーヌ。8月15日のスパ、9月19〜20日のル・マン、11月21日のバーレーンと、現実世界での2020年シーズンがいよいよ始動する前に、仮想空間で“チームのシェイクダウン”を敢行する。

 

バーチャル ル・マン24時間レースのスタートは6月13日の15時、6月14日の15時にフィニッシュする予定(日本時間=6月13日22時〜14日22時)。ナイトセッション中には、モナコ公国のシャルレーヌ公妃によりCOVID-19ワクチン研究のための寄付金を募るコンサートも実施される。