メルセデス・ベンツ、CLAやBクラスにPHVを追加。コンパクトカーの電動化を加速

公開日 : 2020/06/10 06:30 最終更新日 : 2020/06/10 06:30


メルセデス・ベンツ B 250 eの走行シーン

Mercedes-Benz CLA 250 e Coupe & Shooting Brake / B 250 e

メルセデス・ベンツ CLA 250 e クーペ&シューティングブレーク/B 250 e

 

 

新型GLAにもプラグインハイブリッドを追加予定

 

メルセデス・ベンツはCLA及びCLAシューティングブレーク、Bクラスにプラグインハイブリッド仕様を追加。本国での受注をスタートし、2020年夏より市場への導入を開始するという。価格はCLA 250 e クーペが4万2453.25ユーロ(約516万円)、CLA 250 e シューティングブレークが4万3191.05ユーロ(約525万円)、B 250 eが3万9347.35ユーロ(約479万円)。

 

また、間もなく2代目GLAにもプラグインハイブリッドを設定すると発表した。

 

メルセデス・ベンツ CLA 250 e クーペのサイドビュー

メルセデス・ベンツはコンパクトセグメントにもPHVを拡大展開している。写真はCLAのPHV仕様、「CLA 250 e クーペ」。

 

システム出力218hp+システムトルク450Nm

 

今回3車種に新たに設定されたプラグインハイブリッド(同社は「EQ パワー」と呼ぶ)は、すでに本国ではAクラスとAクラスセダンに搭載していたシステムを共有する。

 

160hp/230Nmの1.33リッター直列4気筒エンジンに75kWの電気モーターを組み合わせることで、システム出力218hp、システムトルク450Nmを発生する。

 

ACCUMOTIVE社のバッテリー生産イメージ

高効率のリチウムイオンバッテリーはダイムラーの子会社であるACCUMOTIVE社が生産を担当している。

 

電気だけでおよそ70kmを走行可能

 

容量15.6kWhの高圧リチウムイオンバッテリーを搭載。満充電の場合、電気のみでも70km超の航続が可能で、140km/hまで加速できる。

 

バッテリー残量10%の場合、出力7.4kWの交流(AC)ウォールボックスを利用すれば1時間45分で“満タン”に。出力24kWの直流(DC)充電の場合は、25分で80%までチャージすることができる。

 

ラシュタット工場イメージ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策により一時稼働を停止していたラシュタット工場は、2020年5月4日から順次稼働を再開している。

 

コンパクトカー生産拠点も順次操業を再開

 

また、排気系や燃料タンクなどの配置を最適化することで高圧バッテリーやモーターによる空間犠牲を最小限に留めた。荷室容量は内燃機関搭載モデルとほとんど変わらないという。エンジンの始動はモーターで行なうため、12Vのスターターを装備しないコンパクトな設計となっている。

 

メルセデス・ベンツのコンパクトモデルの生産拠点であるラシュタット工場は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策により一時稼働を停止していたが、2020年5月4日より順次再開。当面は1シフト制での操業とし、情勢に鑑みながら生産規模を戻していくという。