2020年のポルシェ カレラカップ ジャパン、岡山国際サーキットを舞台に開幕!

公開日 : 2020/06/29 06:30 最終更新日 : 2020/06/29 06:30


PCCJ開幕戦岡山ラウンド

Porsche 911 GT3 Cup

ポルシェ 911 GT3 Cup

 

 

上村優太がポール・トゥ・フィニッシュで開幕戦制覇

 

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ) 2020年シーズン第1戦決勝レースが、岡山国際サーキット(岡山県)において2020年6月27日(土)に開催され、上村優太がポール・トゥ・フィニッシュで開幕戦勝利を手にした。

 

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響から開幕が遅れていた20年目のPCCJが、岡山国際サーキットでついに幕を開けた。午前中の予選では各車とも熱いタイムアタックが展開され、今年でPCCJ参戦4年目となる上村優太がポールポジションを獲得した。

 

予選2番手は2013年、2014年にPCCJ 2連覇を果たした小河 諒、3番手は2016年、2018年にPCCJ王者に輝いた近藤 翼、4番手は今シーズンのPCCJ ジュニアドライバーの石坂瑞基が続いている。

 

PCCJ開幕戦岡山ラウンド

抜群のスタートを切って、ポールの上村を捉えた小河だったが、フライングの裁定が降り、痛恨のドライブスルーペナルティを課されてしまう。

 

好スタートの小河 諒にドライブスルーペナルティ

 

予選と同日の14時55分、フォーメーションラップを経て今シーズンの開幕レースのスタートが切って落とされた。2番手から抜群のスタートを決めた小河が、ポールの上村を抑えて1コーナーを制すると、2台は抜きつ抜かれつの好バトルを展開。1周目は小河が制するが、2周目にドライブスルーペナルティの裁定が下されてしまう。

 

小河はスタート時にマシンが動いてしまい、それがフライングと判断されたのだ。そのためトップを走行する3周目にペナルティを消化するためにピットへ。これで小河に代わってトップに立った上村はペースを上げて、後方から追い上げてくる近藤を引き離そうとする。しかし、その差は徐々に縮まり7周目のタイム差は0秒599に。

 

PCCJ開幕戦岡山ラウンド

小河の後退後、トップに立った上村を予選3番手の近藤が追う。しかし、レース終盤に引き離した上村が2秒193差を着けて開幕戦を制した。

 

追い上げる近藤 翼を終盤引き離した上村が優勝

 

「中盤で近藤選手との差が一時縮まりましたが、レース後半にあわせたマシンセッティングにしていたので焦りはなかったです。自分のペースで走りきれば優勝できると思っていました」と上村が語るように、レース後半に上村と近藤の差は徐々に開き出す。最終的に2秒193の差を着けて、上村がポール・トゥ・ウィンで開幕戦を制覇した。

 

2位の近藤は「上村選手を何とか攻略したかったのですが、後半はタイヤも厳しくなり差を詰めていけませんでした」と悔しさを滲ませる。3位には石坂が入り、PCCJ初表彰台を獲得。「トップ2台のペースについていけず、何回かミスも犯してしまいました。でも、レース全体の組み立て方も勉強することができたので、今後に活かしていきたいと思います」と、こちらも悔しさをのぞかせた。

 

PCCJ開幕戦岡山ラウンド

プロアマクラスは浜崎 大を最後まで抑え切ったIKARIが勝利。アマクラスは最後尾まで落ちながらも、高田 匠が優勝を手にしている。

 

プロアマクラスはIKARIが一度も首位を譲らずに優勝

 

プロアマクラスは、ポールポジションスタートのIKARIがクラストップを一度も譲ることなく優勝を手にした。

 

「スタートをうまく決めることができたのですが、浜崎選手がずっと後方に着けていたので、彼との差を気にしながら周回を重ねていました。何とか逃げ切れて良かったです」と喜びを語る。2位の浜崎 大は「IKARI選手のマシンはずっと見えていましたが、抜くのは厳しいと思っていました。でも、自分としては今日の結果に満足しています」と振り返った。

 

一方、アマクラスはポールポジションの高田 匠がスタート時にエンジンストールで最後尾まで順位を落としてしまう。それでも追い上げて優勝。「自分のミスを取り戻すため必死に走り、何とか優勝できて良かったです。でも、明日のレースではスタートをきちんと決めて、プロアマクラスのドライバーと戦えるように頑張ります」と、安堵の表情を見せた。

 

2位のSKY Chenは「今日のレースも色々と勉強することができ、表彰台を獲得できて嬉しいです」と喜びを語った。