アウディ Q5がマイナーチェンジ! 世界初のOLEDテールライトを採用した新時代的SUV

公開日 : 2020/06/30 13:05 最終更新日 : 2020/06/30 20:56

改良新型アウディ Q5 40 TDIのフロント走行イメージ

Audi Q5

アウディ Q5

 

 

有機ELを活用した革新的なライトグラフィック

 

アウディは2020年6月29日、ミドルサイズSUV「Q5」のマイナーチェンジモデルを本国で初公開した。生産はメキシコのサン ホセ チアパ工場で行ない、市場への導入は2020年秋を予定している。ドイツ本国での車両価格は「Q5 40 TDI」で4万8700ユーロ(約590万円)。

 

改良新型Q5は、OLED(有機EL)技術を活用した世界初のライトや、従来比約10倍の処理速度を実現するプロセッサーを搭載したインフォテインメントシステムなどを採用。内外装のデザインをよりシャープな印象へアップデートした。

 

改良新型アウディ Q5 40 TDIのサイドビュー

改良新型アウディ Q5は、まず2.0リッターの直列4気筒ディーゼルユニットにマイルドハイブリッド機構を組み合わせた「Q5 40 TDI」から欧州へ導入をスタートする。ガソリンモデルやPHVモデルも追って導入予定だ。

 

より精悍に、よりモダンになった佇まい

 

SUVの“Q”シリーズを代表するモデルとして、外観はよりパワフルで頑丈なイメージを強調した。天地方向に薄く奉公に左右に広くなったシングルフレームや新デザインのデイタイムランニングライトがモダンな雰囲気を主張。サイドシル周りの仕上げを刷新し、グラウンドクリアランスを広く(=ボディを薄く)見せている。

 

ボディカラーには「ディストリクトグリーン」と「ウルトラブルー」の2色を追加。さらに、トリム類をブラック仕上げにできるパッケージをオプション設定した。

 

改良新型アウディ Q5 40 TDIのOLEDテールライトイメージ

有機発光ダイオードを用いたデジタルOLEDテールライトを初採用。ブロックごとに点灯・消灯することで5パターンのグラフィックを表現する。

 

5パターンに姿を変えるOLEDテールライト

 

注目したいのがOLED技術を採用したテールライト。発光材料に有機化合物を用いる有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode=OLED)を使うことで、数パターンに変化する明瞭なグラフィックを限られたスペース内に投影することが可能となった。

 

テールライトユニット内には6エリアに分割できる3個のブロックを水平に配置。それぞれを点灯・消灯することで5種類のグラフィックパターンを作り出す。各部位の明瞭度を均一に保ち、くっきりとしたコントラストを描きだしている。

 

OLEDテールライトは走行モードや停止状態など各シチュエーションでパターンを変更。近接センサーと連動しており、停車中のQ5後方2m以内に歩行者などが近づくと全点灯状態に。車両が動き出すとオリジナルのパターンに復帰する。シーケンシャルウインカーはOLED部分を囲むように配置している。OLEDテールライト、およびマトリックスLEDはオプション設定となる。

 

改良新型アウディ Q5 40 TDIのインストゥルメントパネルイメージ

第3世代のMIB 3を搭載し、車載インフォテインメントシステムは最新版へ進化。高精度な音声認識機能や指先による文字入力などにも対応する。

 

最新のプロセッサーを搭載したコクピット

 

車載インフォテインメントシステムには、第3世代のMIB 3(モジュラー インフォテインメント プラットフォーム)を採用。従来のMIB 2に比較しておよそ10倍の処理速度を誇るプロセッサーを搭載した。

 

12.3インチのディスプレイを備えたアウディ バーチャル コクピットをはじめ、精度の高い音声認識機構やネットワーク通信によるリアルな交通情報の配信など、先進のコクピット環境を構築。本国仕様では「DAB+」デジタルラジオを標準装備とし、一部の地域ではCar-to-Xサービスにも対応。道路沿いの空き駐車スペースや信号などの情報を提供する。また、Amazonの音声サービス「Alexa(アレクサ)」を利用して商品の注文やイベント情報の検索など様々なタスクを実行することができる。

 

改良新型アウディ Q5 40 TDIのフロント走行イメージ

最初に導入する「Q5 40 TDI」はBSGと12Vシステム、リチウムイオンバッテリーを搭載したマイルドハイブリッド仕様。0-100km/h加速は7.6秒を記録している。

 

プラグインハイブリッドも2種類導入予定

 

まず欧州に導入するのは2.0リッターの直列4気筒ディーゼルユニットにマイルドハイブリッド機構を組み合わせた「Q5 40 TDI」。ベルト駆動のスターター兼ジェネレーター(BSG)と12Vシステム、コンパクトなリチウムイオンバッテリーを搭載。エネルギー回生やコースティングモード、22km/h以下で稼働するアイドリングストップモードなどを活用し、100kmあたりの燃料消費量を0.3リットル分改善している。

 

おって、出力が異なる2タイプの4気筒 TDI、V6 TDI、2種類の2.0リッター4気筒 TFSI、さらに出力違いの2タイプのプラグインハイブリッド「TFSI e」も導入する予定だ。

 

改良新型アウディ Q5 40 TDIの正面イメージ

シングルフレームグリルが幅広く、薄くなり、デイタイムランニングライトやエアインテークのデザインも刷新。現代的なイメージをさらに一歩押し進めた。

 

改良新型の導入を記念する特別仕様車も設定

 

先進運転支援システム(ADAS)もアップデートし、交差点のアシストやドア開き事故予防システムなども設定。さらなる安全と安心を用意したという。

 

欧州ではマイナーチェンジを記念した特別仕様車「エディション ワン」の受注もスタート。Sライン仕様のエクステリアやレッド塗装のブレーキキャリパー、19インチホイールやスポーツシートなどを装備する。

 

改良新型アウディ Q5 40 TDIのリヤ走行イメージ

今後V6ディーゼルやガソリンの4気筒、プラグインハイブリッドなども順次導入していく改良新型Q5
。写真の「ディストリクトグリーン」は今回設定された新色ボディカラー。

 

精悍さと先進性に一段と磨きをかけた改良新型のQ5。独自の個性を強化したQ5がライバル勢といかなるレースを展開するか注目が集まる。日本市場への導入時期は発表されていない。