ジャガー、Eタイプの3.8リッター6気筒エンジンブロックを半世紀ぶりに再生産。邦貨約190万円で販売
公開日 : 2020/07/01 11:55 最終更新日 : 2020/07/01 11:55
Eタイプのエンジンブロックが新品で蘇る
ジャガーのヘリテージ部門、ジャガークラシックは3.8リッター直列6気筒「XK型」のエンジンブロックを再生産する。伝説のEタイプをはじめ、1950年代から60年代のジャガー製サルーンやスポーツカーの多くに適合するユニットだ。
再生産されるXK型エンジンブロックはオリジナルの諸元をもとに忠実に再現。鋳鉄製のエンジンブロックを現代へ蘇らせる。オリジナルのXK型ユニットは元々XK150、XK150 S、Mk IX、Mk2、MkX、Sタイプ、そしてEタイプのシリーズ1に搭載されていた。
オリジナルのシリアルナンバーを移植可能
顧客は、自身の所有権を証明する書類を提出すれば、オリジナルのエンジンブロックに紐付くシリアルナンバーをそのまま“移植”することが可能。新しいブロックには、交換されたものであることを示すアスタリスクが追加刻印される。もちろん新しいシリアルナンバーを刻印することもできる。
新品として蘇るXK型エンジンブロックの性能や品質は、ジャガー クラシックのエンジニアによるテストを経て正式に認証されている。
新品のXK型エンジンブロックはジャガー クラシック部門のパーツとして販売される。商品には、ジャガーのパーツ&アクセサリー部門による1年間の保証とジャガー クラシックの証明書が付属する。