フェラーリ、男女同一賃金を証明する認証「EQUAL-SALARY Certification」をイタリアで初めて取得

公開日 : 2020/07/05 06:30 最終更新日 : 2020/07/05 06:30


「EQUAL‐SALARY Certification」の認証ロゴ

ジェンダー間の賃金格差の解消に成功した企業に

 

フェラーリは、社内の資格と地位が同一の男女が同一の賃金であることを証明する「EQUAL‐SALARY Certification」を取得した。この認証は全従業員のキャリア開発を促進しつつ、多様でインクルーシブ(包摂的)な労働環境を生み出すという、フェラーリのコミットメントを証明するものとなる。

 

認証を行ったのは、スイスに拠点を置くイコール・サラリー(EQUAL‐SALARY)財団。認証に必要な8ヵ月にわたる包括的な調査は、欧州委員会が認める手法を使って国際的な監査法人の「PwC」が実施している。

 

フェラーリはイタリアの企業として初めてこの認証を取得。認証のプロセスには、賃金レベルの詳細かつ統計的な分析が含まれている。これによって、フェラーリがジェンダー間の賃金格差の解消に成功したヨーロッパ企業のひとつであることが、明らかになったと言えるだろう。

 

今回合わせて、フェラーリの経営体制や人材開発の方針に対する調査も行われた。従業員は無記名アンケートに回答し、フェラーリの企業文化や多様性に対するコミットメントをどのように受け止めているかをテーマにした1 対1の面談や、グループでの対話に参加することが求められている。

 

多くの女性従業員が活躍するフェラーリのファクトリー

フェラーリでは2016年から2019年の4年間で、女性従業員の割合が11.5%から14%に増加。さらに、責任ある立場で働く割合も増加している。

 

女性従業員の割合が増加、多くの従業員が責任ある立場に

 

フェラーリの社内では女性がますます重要な役割を果たしており「EQUAL‐SALARY Certification」の取得はこの変化を示す新たな節目となった。

 

具体的には2016年から2019年にかけて、女性従業員の割合が11.5%から14%に増加(総従業員4285人に対して、2019年12月31 日現在の割合)。この期間に女性従業員は徐々に大きな責任を担い、ますます重要な役職に就いている。

 

フェラーリのルイス・カミレリCEOは、今回の「EQUAL‐SALARY Certification」認証取得について次のようにコメントしている。

 

「この認証の獲得は全員の誇りとなるものです。私たちは現在、多様でインクルーシブな労働環境に関して、名声と行動を継続的に高める取り組みを続けており、これは重要な記念碑になりました。処遇と機会の平等は、公平の基本原則というだけにとどまりません。革新と長期的成長をもたらす最良の才能を引きつけ、つなぎ止め、育成するための根幹なのです」