ランボルギーニ シアンのオープン仕様登場! 同社史上最強のロードスターは限定19台がすでに完売

公開日 : 2020/07/10 06:30 最終更新日 : 2020/07/10 06:30

ランボルギーニ シアン ロードスターのフロントイメージ

Lamborghini Sian Roadster

ランボルギーニ シアン ロードスター

 

 

ランボルギーニ初のハイブリッドオープン

 

ランボルギーニは2020年7月8日、新型モデル「シアン ロードスター」を発表した。19台のみの限定仕様であり、生産予定分はすでに完売しているという。

 

シアン ロードスターは、ランボルギーニ初のハイブリッドスーパースポーツ「シアン FKP 37」をベースにしたオープントップモデルだ。

 

ランボルギーニ シアン ロードスターの俯瞰目リヤビュー

アウトモビリ ランボルギーニが2020年7月8日に世界へ公開した新型のハイブリッドオープンモデル「シアン ロードスター」。19台の限定生産だが、すでにすべて売却先が決定しているという。

 

V12+モーターで812hpを発生

 

8500rpmで785hpを発生するV12エンジンに34hpの48V電気モーターを搭載し、システム出力は819hpを誇る。パワーウェイトレシオは2.0kg/hp。0-100km/h加速は2.9秒以下、最高速度は350km/h超に達するという。

 

ランボルギーニ シアン ロードスターのサイドビュー

シアン ロードスターはV12エンジンに電気モーター、スーパーキャパシタを組み合わせる。電動システムはエンジンとコクピットの間に配置し、重量配分を最適化した。

 

シアン ロードスターのハイブリッドシステムには、世界で初めて蓄電にスーパーキャパシタを採用。リチウムイオンバッテリーのおよそ10倍の電力を蓄電するというスーパーキャパシタは、V12エンジンとコクピットの間、バルクヘッド部分へ搭載することで重量配分を最適化した。

 

同重量のバッテリーに比較して3倍パワフルなスーパーキャパシタとモーターで構成する電動システムは、全体重量を34kgに抑えている。

 

ランボルギーニ シアン ロードスターの俯瞰目イメージ

シアン ロードスターは、2019年に発表されたクーペモデル「シアン FKP 37」のオープントップ仕様。クーペは63台限定だが、やはりワールドプレミアを前にすべて完売していた。

 

「シアン」は一閃きらめく稲妻の意味

 

ちなみに「シアン」はランボルギーニの故郷、ボロネーゼの方言で“閃光”または“稲妻”を意味する単語。先んじて発売されたクーペの「シアン FKP 37」は、2019年8月に逝去した故フェルディナント・カール・ピエヒ(Ferdinand Karl Piech)博士に敬意を示したネーミングで、数字の「37」はピエヒ博士の生まれた1937年を表している。こちらもワールドプレミア段階ですでに限定生産分の63台は完売していた。

 

ランボルギーニ シアン ロードスターのコクピットイメージ

今回発表した車両のカラースキームは、同社のチェントロ スティーレが特別に“調合”。鮮やかなブルーの外板色に、エレガントな白基調の内装を合わせている。

 

初代カウンタックのペリスコープに着想を得たデザイン

 

シアン ロードスターはクーペモデル同様、「Y」を象ったヘッドライトや初代カウンタックに着想を得たペリスコープを思わせるデザインを採用。今回公開した車体はチェントロ スティーレが特別に選んだ「ブル ウラノス」と呼ぶボディカラーに鉱石を思わせる「オロ エレクトラム」色のホイールを組み合わせる。内装はオフホワイト基調に、外板色と呼応するブルーとゴールドのアクセントカラーを配した。

 

もちろん、実際に販売される車両はオーナー自身の好みに合わせた内外装カラーを自由に設定できる。3Dプリント技術を使って製作されるエアベントには、オーナーのイニシャルを刻印することも可能だという。

 

ランボルギーニ シアン ロードスターのフロントイメージ

ランボルギーニ史上最強のオープントップ、シアン ロードスター。「V12をベースにしたハイブリッドはこれからのランボルギーニが進む道を指し示す」とステファノ・ドメニカリCEOは主張する。

 

新世代のV12サウンドを堪能できるオープントップ

 

アウトモビリ ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEOは語る。

 

「シアン ロードスターはランボルギーニのスピリットを表すモデルです。息を飲むようなデザインと飛び抜けたパフォーマンスを誇るだけでなく、なにより未来のテクノロジーを体現しています。革新的なハイブリッドパワートレインは、ランボルギーニのスーパースポーツカーの方向性を指し示しているのです」

 

ランボルギーニ シアン ロードスターのリヤビュー

「シアン」はランボルギーニの故郷、ボロネーゼの方言で“閃光”または“稲妻”を意味する単語。まさしく一瞬の閃光のように、生産分の19台はワールドプレミア前にソールドアウトしてしまった。

 

ハイブリッド機構を得た伝統のV12はいかなるサウンドを奏でるのか。それをキャビンでダイレクトに堪能できるのは、19人の限られたオーナーのみ。シアン ロードスター及びクーペモデル、ともに価格は明らかにされていないが、税抜き200万ユーロ(約2億4000万円)を超えると言われている。