2020年GTWC開幕戦イモラ、アストンマーティン ヴァンテージ GT3がプロ・アマクラス制覇

公開日 : 2020/07/29 06:30 最終更新日 : 2020/07/29 06:30


Aston Martin Vantage GT3

アストンマーティン ヴァンテージ GT3

 

 

新型コロナウイルスの影響で4月から9月に開幕を延期

 

「2020 GT ワールドチャレンジ ヨーロッパ 耐久カップ(GTWC)」開幕戦が7月25〜26日に、イタリアのイモラ・サーキットで開催。プロ・アマクラスに参戦したアストンマーティン・レーシングのパートナーチーム「ガレージ59(Garage 59)」が、プロ・アマクラスで勝利を飾った。

 

アレクサンダー・ウェスト、ワークスドライバーのジョニー・アダム、アストンマーティンでハイパフォーマンス・テストドライバーを務めるクリス・グッドウィンが、188号車のヴァンテージ GT3で、プロ・アマクラスにエントリーし、トップフィニッシュを果たしている。

 

新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な感染拡大の影響で、当初4月にモンツァで予定されていた2020年シーズンのGTWC開幕は、数ヵ月間の延期を余儀なくされた。

 

新たに組まれたカレンダーでは、開幕戦のイモラを皮切りに、第2戦ミサノ(8月8〜9日)、第3戦ニュルブルクリンク (9月5〜6日)、第4戦マニクール(9月12~13日)、第5戦ザントフォールト(9月26~27日)、第6戦バルセロナ(10月10~11日)、第7戦スパ・フランコルシャン(10月24~25日)、第8戦ポール・リカール(11月14~15日)と、転戦する。

 

優勝したアストンマーティン ヴァンテージ GT3 188号車のクルー

開幕戦はアクシデントが相次ぎ、セーフティカーが複数回導入される大荒れの展開に。確実なペースで走り切ったウェスト、アダム、グッドウィンがプロ・アマクラスを制した。

 

セーフティカーが複数回導入される波乱のレース

 

イタリア随一のクラシックサーキット、イモラには46台がエントリー。決勝レースは幾度となくセーフティカーが導入される、荒れた展開となった。

 

5番グリッドからスタートしたウエストは大きなトラブルに見舞われることなく、2番手のグッドウィンにスイッチ。ライバルがセーフティカー導入中の違反によりペナルティを課されるなか、首位でアダムへとバトンが渡され、そのままトップを守ってフィニッシュした。

 

2017年シーズンのプロ・アマクラスタイトル獲得経験を持つアダムは、開幕戦勝利に喜びを隠さない。

 

「このレースウィークは完璧なスタートを切ることができました。アストンマーチン ヴァンテージGT3は、予選・決勝を通して完璧なパフォーマンスを発揮してくれました。シーズン開始前にチームとしてテストする機会があまりなかったので、本当に満足しています」

 

「クリスとアレックスのふたりが素晴らしい走りを披露してくれましたね。気持ちよく、最終スティントを走ることができました。短いシーズンなので、早い段階で最大ポイントを獲得できたことは、シリーズを考えれば本当に良かったと思います。素晴らしいスタートになりました」

 

シルバークラス2位に入ったアストンマーティン ヴァンテージ GT3 159号車

ヴァンテージGT3とヴァンテージGT4のカスタマープログラムを展開するアストンマーティン・レーシングにとって、イモラでの勝利は、今後各地で再開される各シリーズに向けて大きな弾みになった。

 

今後開催の各選手権シリーズに弾みをつける勝利に

 

ガレージ59から159号車のヴァンテージ GT3でシルバークラスに参戦したヴァレンティン・ハッセ-コルトとアンドリュー・ウェストンは、トップを走行していたものの、ライバルとの接触でコースアウトし2位に終わっている。

 

アストンマーティン・レーシングのチーム代表、デビッド・キングは開幕戦を終えて次のようにコメントした。

 

「アストンマーティン・レーシングの多くのカスタマーにとって、今シーズンのスタートは困難なものとなりました。新型コロナウイルスの流行は、依然としてモータースポーツに携わるすべての人にとって、非常に厳しい状況を生み出しています」

 

「このような厳しい状況でありながら、パートナーチームのヴァンテージによって、素晴らしいスタートを切ることができました。私たちのカスタマープログラムに関わるすべての人にとって、満足のいく結果です。今後、各地で様々なシリーズが始まりますが、今回の成果を心強く感じています」