ロータス カップ ジャパン2020開幕! 第1戦スポーツランドSUGO、濃霧のため決勝は中止に

公開日 : 2020/07/31 14:55 最終更新日 : 2020/07/31 14:55

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新型コロナウイルスの影響でカレンダーを大幅に変更

 

JAF(日本自動車連盟)公認レース「ロータス カップ ジャパン(LOTUS CUP JAPAN)」2020年シーズン開幕戦が7月26日(日)に宮城県・スポーツランドSUGOで開催された。決勝レースは濃霧により、キャンセルとなっている。

 

2020年シーズンのロータス カップ ジャパンは、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて、カレンダーを大幅に変更。4月5日の特別戦(富士スピードウェイ)、5月10日の第1戦(岡山国際サーキット)、10月4日の特別戦(JAPAN LOTUS DAY)がキャンセルとなった。今回の開幕戦・菅生に続き、第2戦ツインリンクもてぎ(9月20日)、第3戦ツインリンクもてぎ(11月29日)という、全3戦が組まれている。

 

シリーズ唯一の東北開催となる仙台ラウンドは、トップカテゴリーのクラス1が6台、エリーゼ中心のクラス2が4台と、10台のエントリーを集めた。クラス1には自動車雑誌『Tipo』編集長の佐藤考洋が賞典外のゲストドライバーとして参戦。また、本Webでインサイドレポートを行う太田哲也がエキシージで久々のレース復帰を果たしている。

 

LOTUS CUP JAPAN開幕戦菅生の予選を走行する太田哲也

濃霧のため予定から20分遅れで行われた予選。序盤好タイムを記録した荒田良浩に対し、飯田敏雄が終盤にべストラップを更新。開幕戦でのポールポジションを決めた。写真は4番手タイムを記録した太田哲也。

 

予選終盤に好タイムを叩き出した飯田敏雄

 

菅生近郊の天候は朝からあいにくの雨。さらにサーキットには深く霧が立ち込めており、スケジュールは大幅に遅れることになった。キャンセルも危惧されていたが、コース上の視界が回復したため、予定から20分遅れの9時25分に各車コースインした。

 

セミウェットコンディションのなか、20分の予選がスタートした。依然として霧がたちこめ、細かい雨が降りしきる難しいコンディションで、好タイムを刻んだのは荒田良浩。最初のアタックラップで路面を確かめるように1分48.200を記録すると、1分44.945までタイムを縮めて早々にピットへと戻る。

 

一方、2番手につける飯田敏雄は荒田のべストラップをターゲットにコース上に残る。徐々に路面コンディションが回復しつつあるなか、終盤に飯田が1分44.605をたたき出し、リザルトボードのトップに躍り出た。

 

今回が約20年ぶりのレースとなる太田は慎重な走行ながらも、荒田と飯田に続く3番手につける。一方、予選序盤にスピンを喫し、ピットへと戻っていたゲストドライバーの佐藤が、1分46.141を記録。太田を抜いて3番手に浮上した。

 

各車がタイムアップを狙うなか、残り2分を切った段階で霧がさらに濃くなり、赤旗中断。予選はそのまま終了となった。この結果、飯田が昨年の菅生以来となるポールポジションを獲得。2番手グリッドに荒田、3番手にゲストドライバーの佐藤、4番手に太田のオーダーで予選を終えた。

 

LOTUS CUP JAPAN開幕戦菅生の予選

15時45分から予定されていた決勝レースだったが、コース上に深くたちこめる霧により安全確保が困難と判断され、中止が決まった。

 

コース上にたちこめる深い霧、安全を考慮し中止に

 

「周囲のタイムが分からなくて、ベストを尽くすしかないという状況でした。ベストタイムでもかなりミスをしていたので最後にアタックしようとしたら、赤旗が出てしまいました。ポールは獲りましたが、まとめきれていませんでしたね。修正点がたくさんあって、もう少し菅生での走りを良い方向に持っていきたかったです。決勝は頑張ります」と、飯田は予選直後にコメントを残した。

 

昨年2戦を走り、今シーズンから本格参戦をスタートした清水友一が5番手タイム。ロータス カップ ジャパン初参戦の浅井健人が6番手タイムでまとめている。一方、クラス2はこちらもロータス カップ ジャパン初登場の長澤宏昭が終盤に好タイムを連発し、嬉しい予選トップを獲得。昨年チャンピオンの秋葉有一が、2位で続いている。

 

しかし、この日の午後に予定されていた決勝レースは、キャンセルが決まった。午前中からコース上を深い霧がたちこめ、併催カテゴリーの遅延や中止が続くなか、安全を鑑みて視界不良を理由に開催中止を決定。ロータス カップ ジャパンの次戦となる、第2戦は9月20日に栃木県・ツインリンクもてぎを舞台に行われる。