最強・最速を誇る新型ベントレー ベンテイガ スピードがデビュー!

公開日 : 2020/08/12 14:09 最終更新日 : 2020/08/17 14:40


新型ベントレー ベンテイガ スピードの走行シーン

Bentley Bentayga Speed

ベントレー ベンテイガ スピード

 

 

「スピード」の称号に込められた圧倒的性能

 

8月12日、ベントレーモーターズは新型「ベンテイガ スピード」の詳細を発表した。

 

ベンテイガ・シリーズの最高峰に君臨するベンテイガ スピードは、スムーズなパフォーマンスと妥協を排したラグジュアリーを実現。6.0リッターW型12気筒エンジンが搭載され、マリナー・ドライビング・スペシフィケーションをはじめ、ベンテイガが誇る豪華装備が数多く標準採用されている。

 

ベンテイガ スピードの販売は12気筒モデルの人気が高い地域を予定しており、アメリカ、中東、アジア太平洋地域に向けて投入される。また、新型ベンテイガ・シリーズを締めくくる「ベンテイガ ハイブリッド」もまもなく発表される予定だ。

 

新型ベントレー ベンテイガ スピードの走行シーン

2007年のコンチネンタルGTから登場した「スピード」。先代ベンテイガ スピードが打ち立てたハイパフォーマンスSUVというカテゴリーを、今回さらに進化させることになった。

 

「スピード」というネーミングが初めて登場したのは2007年のコンチネンタルGTから。ベンテイガ スピードには、歴代「スピード」モデルの伝統と先代ベンテイガ スピードの圧倒的性能が受け継がれている。2018年にパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦した先代モデルは、量産SUVの新記録を樹立。その性能の高さを証明している。

 

ベンテイガのデザイン刷新にともない、新型ベンテイガ スピードにも同様のデザインを採用。全ラインナップにおけるベントレーのデザインDNAの統一が図られた。また、新型ベンテイガ スピードは最新の車載テクノロジーを搭載し、キャビンの快適性も向上するなど、エクステリアだけでなく中身も大幅な進化を遂げている。

 

ベントレーのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは、新型ベンテイガ スピードについて以下のようにコメントした。

 

「ラグジュアリーSUVの基準は新型ベンテイガによって引き上げられ、今やライバルのベンチマークとなっています。世界唯一のラグジュアリーハイブリッドとなる新型ベンテイガ ハイブリッドの発表を数ヵ月後に控えていますが、圧倒的パフォーマンスをお求めの皆様に対しても、その期待にお応えしたいと我々は考えました」

 

「新型ベンテイガ スピードは世界最速SUVであり続けるだけでなく、新型ベンテイガ・シリーズの最高級モデルです。比類無き豪華さと高性能を備えた、まさに究極のベンテイガと呼ぶに相応しいクルマと言えるでしょう」

 

新型ベントレー ベンテイガ スピードの走行シーン

6.0リッターW12ツインターボは、最高出力635ps・最大トルク900Nmを発揮。最高速度306km/h、0-100km/h加速3.9秒と、抜群のパフォーマンスを実現している。

 

最高速度306km/h、0-100km/h加速3.9秒を計上

 

新型ベンテイガ スピードに搭載される6.0リッターW型12気筒ツインターボチャージャーエンジンは、最高出力635psを発揮。900Nmという最大トルクにより、どんな状況からでもエフォートレスな加速を可能にした。W12エンジンは英国クルーの職人により手組みされるが、このエンジンの製作だけで1台のベンテイガ スピードの完成に必要な総作業時間の約1/10が費やされるという。

 

圧倒的なパフォーマンスと快適性とハンドリングを持ち合わせたベンテイガ スピードは、最高速度が306km/hに向上し、0-100km/h加速は3.9秒を実現した。

 

同時に効率性も重視された。複雑なレイアウトのW12エンジンで気筒休止を効果的に行うため、エンジンコントロールユニットが状況に応じて片側バンクの6気筒すべてを停止させる。吸排気センサーからのデータに基づいてA/Bバンクを切り替えることで、シリンダーと触媒コンバーターの温度低下を最小限に抑え、排出ガスの一時的な増加を回避。これがCO2排出量の低減だけでなく、アクセル半開での巡航時における大幅な燃費向上にもつながる。

 

5速から8速の間で走行中、例えば高速道を一定速度で走行する際にドライバーがアクセルペダルを戻すと、トルクコンバーターが開放されてエンジンがアイドリング状態となり、惰性での走行も可能。アクセルペダルを再び踏み込むか、下り坂で速度が上昇した場合はトランスミッションが再び接続される。

 

新型ベントレー ベンテイガ スピードのエクステリア

オンロード走行時に使用できる「コンフォート」「スポーツ」「ベントレー」「カスタム」という4つのドライビングモードが用意された。特に「スポーツ」モードは、新型ベンテイガ スピード専用にチューニングされている。

 

オンロード走行向けに用意された4つのモード

 

ビッグパワーを適切に活用するため、ベンテイガ スピードにはオンロード向けに4‍種類のドライブダイナミクスモードが用意された。

 

「コンフォート」モードは乗り心地を重視、「スポーツ」モードは走行性能を重視、ベントレーのシャシー開発チームが推奨する「ベントレー」モードは、絶妙な乗り心地と走りのバランスが取られた。そして、ドライバーが好みの設定に調節できる「カスタム」モードもある。

 

「スポーツ」モードは、新型ベンテイガ スピード専用にチューニングされ、W12エンジンと8速オートマチックトランスミッションのレスポンスだけでなく、エアサスペンションシステムと、ベントレー・ダイナミックライドの応答性も向上。これまで以上にダイナミックで一体感のある走りを実現する。

 

ベントレー・ダイナミックライドは世界初となる電動式アクティブ・ロールコントロール技術。他では例を見ない48Vのシステムを採用し、コーナリング時のロールを即座に抑え込んでタイヤの接地性を最大限に高め、クラストップのキャビン安定性と快適な乗り心地、優れた操縦性を実現した。

 

今回、トルク・ベクタリング・バイ・ブレーキもチューニングが見直された。コーナー入口で内側後輪に軽くブレーキをかけることでフロントアクスルのターンインがよりシャープになり、レスポンスがさらに向上する。

 

ベンテイガ スピードにオプション装備されるカーボンセラミックブレーキは、制動力が6000Nm、耐熱温度が1000度という、ベントレー最大かつ最強のブレーキとして登場した。スチール製ブレーキと比較すると20kg以上の軽量化が実現されている。

 

新型ベントレー ベンテイガ スピードのエクステリア

エクステリアはベンテイガのフェイスリフトに合わせながら、さらにアグレッシブに進化。そのパフォーマンスに相応しいルックスを手に入れている。

 

パフォーマンスに相応しいスポーティなエクステリア

 

エクステリアは、ダークティント・ヘッドライト、ボディ同色サイドスカート、専用デザインの前後バンパー、延長されたテールゲートスポイラーなど、進化したパフォーマンスに相応しいルックスが与えられた。

 

ダークティントで統一されたラジエーター&バンパーグリル、ペイント仕上げとダークティント仕上げから選択可能な22インチ専用ホイール、ボディにあしらわれたスピード専用バッジなども、スポーティな印象を強める効果を与えている。リヤにはW12エンジン搭載車を示す楕円型エキゾーストフィニッシャーを装着した。

 

ボディカラーは標準が17色、オプションカラーとマリナーによるカラーとして47色が用意され、オプションのデュオトーンは24種類からチョイスが可能。この全88‍色にも希望のカラーがないというカスタマーには、色見本を提示すれることで好みのカラーをつくることもできる。

 

新型ベントレー ベンテイガ スピードのエクステリア

W12エンジンを搭載することを示すオーバル型テールランプを採用するベントレー スピード。

 

「ブラックスペシフィケーション」も選択可能

 

ベンテイガ スピードのスポーティさを前面に押し出したいというカスタマーには、「ブラックスペシフィケーション」が用意されている。

 

エクステリアのすべてのクロームパーツとブライトウェア、そして一部のボディパーツがグロスブラックかカーボンファイバーに変更。フロントバンパースプリッターとサイドシルは手作業でカーボンファイバーに交換され、リヤバンパーディフューザーはグロスブラック仕上げとなる。

 

ルーフレールなどのブライトウェアは、すべてグロスブラックにスイッチ。ベンテイガ スピード専用の22‍インチホイールとエキゾーストフィニッシャーも、グロスブラック仕上げとなる。また、標準装備のルーフスポイラーは、カーブしたデザインのカーボンファイバー製が装着される。

 

新型ベントレー ベンテイガ スピードのインテリア

センターコンソールには、最先端のインフォテインメントシステムに対応した10.9インチ高解像度タッチスクリーンを設置。「Apple CarPlay」と「Android Auto」が標準設定される。

 

10.9インチ大型高解像度タッチスクリーンを装備

 

ベンテイガ スピードにも、新型ベンテイガに導入された最先端のインフォテインメントシステムを搭載。10.9インチ高解像度タッチスクリーンは画面のサイズも明るさも向上し、反射防止処理とアンチグレア処理が施され、タッチ性能も大幅に向上した。

 

表示コンテンツは、画面下のハードキーかメインメニューから選択可能。ダッシュボードの画面に表示するコンテンツも、電話やナビゲーション、メディア情報など、お気に入りを3つ選択することができる。

 

ナビゲーションシステムはフリーテキスト検索に対応し、住所やキーワードを使用して目的地を検索することができる。また、建物の3D表示、サテライトマップ、ヘッドアップディスプレイの表示内容の機能が充実し、使いやすさが向上した。ヘッドアップディスプレイには交通情報や目的地までの距離を表示することができる。

 

従来のメディアに加えて「Apple CarPlay」と「Android Auto」を標準設定。対応するスマートフォンを車内のUSBタイプCポートに接続すると、中央のインフォテインメントスクリーンに、スマートフォンのディスプレイが映し出される。

 

新型ベントレー ベンテイガ スピードのインテリア

メーターナセル内のドライバーインフォメーションパネルは、フルデジタル仕様を採用。丸型メーターを表示する「クラシック」と、マップやメディア情報を表示する「エクスパンデッド」が用意された。

 

2種類の表示が可能なコクピットディスプレイ

 

ドライバーインフォメーションパネルは、コンチネンタルGTやフライングスパーと同じくフルデジタル仕様を採用。デジタルディスプレイにより、コクピットをモダンに演出する。表示項目はドライバーによりカスタマイズ可能で、エレガントなグラフィックスを使ったリアルタイムのライティングエフェクトも用意された。

 

高解像度スクリーンの表示レイアウトは「クラシック」か「エクスパンデッド」の2‍種類から選択可能となっている。「クラシック」ビューではトラディショナルな丸形のスピードメーターとタコメーターを表示。一方、「エクスパンデッド」ビューでは右側のメーターに代わり、マップとメディア情報が拡大表示される。

 

ベンテイガでは「マイベントレー」を介して、コネクテッドカーによる最新のインカーサービスとリモートサービスを利用できる。最新世代のコンチネンタルGT同様、インカーサービスは「eSIM」を介して提供され、カスタマーのモバイルデバイスでデータ通信を行わなくてもオンラインサービスが利用可能だ。

 

リアルタイム交通情報やインターネットによる地図データ更新など、必要不可欠な機能はベントレーコネクテッドカー対応地域の全カスタマーに提供。一部地域では、グリーントラフィックライトプレディクションやローカルハザードインフォメーションといった新サービスも利用することができる。

 

新型ベントレー ベンテイガ スピードのインテリア

インテリアは、ラグジュアリーとパフォーマンスのバランスを取ったデザインテーマが選ばれた。また、ベンテイガとして初めてアルカンターラを採用。オプションでレザーを選ぶこともできる。

 

ラグジュアリーとパフォーマンスを調和させたコクピット

 

インテリアには、ラグジュアリーとパフォーマンスのバランスを取ったデザインテーマを採用。カラースプリットはスピード専用で、シートとインテリアトリムのプライマリーレザーがアクセントとなり、ダークカラーを引き立てている。

 

ドア周辺、シートクッションとバックレストボルスターの縁部分、ロワコンソールなどには、コントラストカラーのレザーが優雅なデザインを配置した。

 

スピード仕様のカラースプリットには、ベンテイガとしては初めてアルカンターラを導入した。導入箇所はシートクッション、バックレストセンターパネル、ギヤレバー、ステアリングホイール、下部ニートリム、アッパーピラートリム、ヘッドライニング。これらのディテールにレザーを希望する場合は、レザースペシフィケーションをチョイスすることもできる。

 

すべてのシートバックレストには標準設定で“Speed”の刺繍が入れられた。“Speed”の刺繍の代わりに、無償オプションとしてベントレーのロゴを入れることもできる。

 

標準装備の「マリナー・ドライビングスペシフィケーション」のダイヤモンドキルトを彩るコントラストステッチは、スピード専用仕様として刷新。縫い目の片方はレザーと同色、もう一方はコントラストカラーと同色になる。フロントフェイシアには金属製の“Speed”バッジがあしらわれ、イルミネーション付き“Speed”トレッドプレートが特別感を盛り上げている。