世界で唯一のロードコースが千葉に誕生。コーンズがアジア初の会員制ドライビングクラブを2022年に開業【動画】

公開日 : 2020/08/12 23:15 最終更新日 : 2020/10/08 14:48


THE MAGARIGAWA CLUBのロードコースイメージ

コーンズが建設中の大規模リゾート

 

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは2020年8月12日、会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」を2022年末に開業すると発表した。オリジナルロードコースや専属メカニックの控えるピット、長期保存用ガレージなどを設えた、まったく新しい形態のリゾートとなる模様だ。

 

THE MAGARIGAWA CLUBのクラブハウスイメージ

THE MAGARIGAWA CLUB内のピットやガレージには専属のメカニックや予備のタイヤ、豊富なパーツや工具類を備える。さらにゲストが寛ぐことのできる快適なスペースが用意され、フィットネスジムも併設する。

 

F1サーキット設計の名門ティルケが担当

 

800馬力超。最高速度300km/h超え。0-100km/h加速3秒以下。驚愕のスペックを謳うスーパーカーは引きも切らず誕生している。では、そのクルマはどこで運転すればいいのか? その答えのひとつを、コーンズが作ろうとしている。

 

「THE MAGARIGWA CLUB(ザ マガリガワ クラブ)」は千葉県南房総市に建設中の、アジア初の会員制ドライビングクラブだ。まったくの白紙から開発したオリジナルコースは、F1サーキット設計の大家であるTilke Engineers & Architects(ティルケ エンジニアーズ アンド アーキテクツ)が手掛けた。

 

THE MAGARIGAWA CLUBのプールイメージ

プールの水面から見下ろすロードコースに、V12のサウンドを響かせながら疾走するスーパーカーを眺める。THE MAGARIGAWA CLUBは見たことのないクルマの姿を発見できる場所でもある。

 

世界にふたつとないロードコース

 

800mのストレート、22のコーナー、標高差250mの豊かな起伏をもつ全長3.5kmのトラックは、世界の「どのサーキットにも似ていない」ロードコース。名手が磨きに磨き込んだ、作りに作り込んだ奥深く正解の見えない一本のルートは、房総丘陵を抱えた深い緑の原風景を貫くように敷かれる。

 

プロドライバーによるドライビングレッスン、温湿度徹底管理のピットビルディング、走行前後に愛車の健康管理をする専属のメカニック、給油ステーションに急速充電設備。サーキットを銘打つ施設に欠かせぬメニューは細大漏らさず取り揃えている。

 

THE MAGARIGAWA CLUBのロビーイメージ

THE MAGARIGAWA CLUBのロビーの予想レンダリング。一見するとサーキットというよりは高級ホテルのような空間がゲストを迎え入れる。

 

「また行きたい」と思わせる場所

 

総面積100万平方メートルに及ぶ「THE MAGARIGAWA CLUB」は、しかしドライバー“だけの”楽園ではない。コースを眺めながら食事ができるレストランや、テラスやキチネットを備えたプライベートパーキング付きのオーナーズパドックに、トレッキングやピクニック、野遊びを誘う花鳥風月。フィットネスジムもプールも天然温泉も日本庭園もある。

 

ここがが単なるサーキットならば主役は愛車であろうけれど、「THE MAGARIGAWA」が迎えるゲストは人そのものだ。同行した家族や知人が生粋のクルマ好きでなくとも、きっと「また行きたい」と思うだろう。

 

「resort」とはいにしえのフランス語に由来する単語で、「re=ふたたび」と「sortir=外に出る」を組み合わせたものという。再び行きたい場所がリゾートならば、コーンズは今、まったく新しいもうひとつのリゾートを生み出そうとしているのかもしれない。

 

THE MAGARIGAWA CLUBのレストランイメージ

THE MAGARIGAWA CLUBのクラブハウスにはレストランやバーラウンジ、スパ、ジムなどが揃う。スポーツカーのエキゾーストを肴にワインを飲んでドライビング談義を交わす。そんな時間がここでは「日常」となる。

 

大都市から1時間のプライベートサーキット

 

東京都心や羽田空港、成田空港からクルマで約1時間。富士山や東京湾を望む地に建つTHE MAGARIGAWA CLUB。コースを設計したTilke Engineers & Architectsのマネージング・ディレクター、Dr. カーステン・ティルケは言う。

 

「『プライベートサーキットを東京という大都市の近くに創る』。 初めてこの話を聞いたとき、ワクワクが止まりませんでした。用意された土地は驚くほど起伏に富んでいて、世界でも稀に見るユニークなコースの礎となったのです」

 

THE MAGARIGAWA CLUBのバーラウンジイメージ

バーラウンジ(上)やレストランはもちろん、プライベートパーキングやダイニングスペース、リビング、テラスを備えた「オーナーズパドック」もTHE MAGARIGAWA CLUB内に建てられる。

 

「これまで19のF1サーキットを含む80以上のサーキットを世界中でデザインして参りましたが、私たちにとってTHE MAGARIGAWA CLUBは唯一無二の特別な作品」と語り、ティルケはこう続けた。

 

「あらゆるドライビングスキルの方に楽しんでいただけるよう設計しました。安全性と周囲の環境保全策が整ったクラブの中で、連続するコーナーを攻略し、2本のストレートではアクセル全開で駆け抜け、1周3.5kmの中で様々な楽しみを見つけていただけるでしょう」

 

THE MAGARIGAWA CLUBの温泉イメージ

ドライビングでかいた汗をすぐさま天然温泉で流し、日本庭園を眺めつつ心を落ち着けられる。世界広しといえども、そんなサーキットは他にないだろう。

 

サーキットの域を超えた「聖地」

 

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドの渡 謙作代表取締役社長曰く、ここは「クルマ好きにとっての第二の故郷のような場所」であり、「自動車に対する熱い思いを共にする友人や家族と最高の時間を過ごせる『聖地』」であるという。創りたかったのは「どのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」である。

 

THE MAGARIGAWA CLUBのロゴイメージ

THE MAGARIGAWA CLUBのロゴ。シンボルマークは建設地の地形や自然の特徴を示す「巛(マガリガワ)」という漢字をモチーフにしている。THE MAGARIGAWA CLUBの初期募集枠の会員権はすでに完売している。

 

サーキットにはひとつひとつ表情がある。人物に喩えることもできる。ニュルブルクリンクは我を鍛える厳格な師であり、サルトサーキットは雅趣に富む高踏派。デイトナは気骨稜々の冒険家で、イモラはさしづめファム・ファタルか。

 

サーキットでありながらサーキットの域を超えた、名門クラブ「THE MAGARIGAWA」。それはクルマを愛する者にとってのまだ見ぬ誰か、いずれ出会うべき大切な人。そういえるかもしれない。

 

 

【THE MAGARIGAWA CLUB概要】

所在地:千葉県南房総市

オープン日:2022年末予定

敷地面積:約100万平方メートル

コース設計:全長3.5km、上り20%、下り16%勾配、ストレート800m、コーナー数22、標高差250m

アクセス:クルマで東京都心及び羽田空港から約1時間

 

 

【関連リンク」

・THE MAGARIGAWA CLUB公式サイト

https://www.magarigawa.com

 

 

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