プラグインハイブリッドの「ジープ ラングラー 4xe」誕生! 史上最も先進的なクロカンは2021年にデビュー 【動画】

公開日 : 2020/09/05 11:55 最終更新日 : 2020/09/05 11:55


ラングラー初のPHEVモデル「ジープ ラングラー 4xe」

Jeep Wrangler 4xe Rubicon

ジープ ラングラー 4xe ルビコン

 

 

2021年初頭からアメリカ・欧州・中国に投入予定

 

先進技術による優れた環境性能に加えて、絶対的な自由をもたらすオフロード走破能力、日常域のオンロード性能を備えた、プラグインハイブリッド(PHEV)仕様「ジープ ラングラー 4xe」がデビューした。史上最も高性能かつ、環境に優しいラングラーの登場となる。

 

ジープ・ブランドは、昨年中国市場に投入された「グランドコマンダー PHEV」で初めてPHEVテクノロジーを採用したが、ラングラー 4xeは2021年初頭にアメリカ、ヨーロッパ、中国での発売を予定している。昨年のジュネーブ・モーターショーで発表され、ラングラーと同様のPHEVシステムを搭載し、31マイルのフルEV走行が可能な「レネゲード 4xe」と「コンパス 4xe」は、この夏からヨーロッパでの販売がスタートしている。

 

ジープは、今後数年内にすべてのラインナップに電動モデルの設定を予定しており、電動化されたジープ・ブランドの車両には「4xe」のネーミングが与えられる。ラングラー 4xeの組み立てはオハイオ州のFCAトレド工場で行われる。

 

ラングラー初のPHEVモデル「ジープ ラングラー 4xe」

ヨーロッパでの販売がスタートした、レネゲード 4xeとコンパス 4xeに続きデビューした「ラングラー 4xe」。今後、すべてのラインナップに電動モデルが追加される予定だ。

 

全ジープ・ラインナップに電動の「4xe」を導入

 

ラングラー 4xeの先進的なパワートレインは、「I-4」2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに、2基の電気モーターと高電圧バッテリーパック、実績のある8速オートマチックトランスミッションを組み合わせた。投入地域に合わせて、EV充電用ポートプラグを装備する。

 

ラングラー用に設定されたPHEVシステムは、ガソリンエンジンによる航続距離の不安を解消しながら、1ガロン当たりの走行距離50マイル(MPGe)という、高い燃費性能を実現した。

 

FCAグループ ジープ・ブランドのグローバル社長を務めるクリスチャン・ムニエは、ラングラー 4xeについて以下のようにコメントした。

 

「ジープの『4xe』モデルは、これまでジープ・ブランドが展開してきたなかで最も効率的で高性能、高い環境性能を持つモデルとなるでしょう。私たちは、ジープを最も環境性能の高いSUVブランドにすることを目指しています」

 

「ジープのラインナップが電動化することで、例えば通勤において電力のみでの移動が可能になります。この効率的で楽しいオンロード体験は、ほぼ完全な静寂のなかで提供されます。もちろん、ジープのオフロード能力も存分に楽しんで頂けます」

 

ラングラー初のPHEVモデル「ジープ ラングラー 4xe」

ラングラー 4xeのPHEVパワートレインが発生するシステム最高出力は375hp。EVモードでの最大航続距離は、街乗りに十分対応する25マイル(約40km)を実現した。

 

EVモードでは最大40kmの航続距離を実現

 

ラングラー 4xeに採用されたのは、2基の電気モーターと400V・17kWh大容量リチウムイオン・バッテリーパック。バッテリーパックとコントロールシステムは2列目シート下部に搭載される。

 

この電動システムに、高効率「I-4」2.0リッター直列4気筒ターボエンジン、TorqueFlite8速オートマチックトランスミッションが組み合わせられた。システム最高出力は375hp(280kW)、最大トルクは637Nmを発揮する。EVモードでの最大航続距離は25マイル(約40km)を実現した。

 

「I-4」2.0リッター直4ターボエンジンは、FCAが開発したグローバル・ミディアムエンジンファミリーのひとつ。高性能・高効率直噴エンジンに、ツインスクロール・ターボチャージャーと専用クーリングシステムを採用したことで、エンジン単体でも優れた応答性や燃費効率を実現している。

 

従来のオルタネーターに代わって、高電圧水冷モータージェネレーターユニットがエンジン前部に取り付けられた。このモータージェネレーターはブレーキング時にバッテリーパックへと回生電力を供給し、さらにスタート時にも使用されるため従来の12Vスターターモーターを不要としている。