新型ディフェンダーのPHV仕様が本国で登場。ランドローバー最新のオフローダーは電動化も推進!
公開日 : 2020/09/12 14:55 最終更新日 : 2020/09/12 14:55
Land Rover Defender P400e
ランドローバー ディフェンダー P400e
電気だけで約43km走行可能
ランドローバーは2020年9月9日、新型ランドローバーにプラグインハイブリッド仕様「P400e」を追加すると発表した。5ドアの110のみの設定となり、電気のみの走行距離は27マイル(約43km)。
新型ディフェンダーのPHV「P400e」は、300ps/400Nmの2.0リッター直列4気筒“インジニウム”ガソリンターボエンジンに、105kWのモーターをプラス。システム最高出力404ps、システム最大トルク640Nmを発生する。
110ファミリーの中で一番の加速力
PHVの身上はむろん省エネだが、モーターのスパイスにより0-100km/h加速5.6秒と、110の中でももっとも俊足なモデルとなっている。全長4.7m、全幅2mの体躯を鑑みれば、十分過ぎるほどの頼もしさだろう。
容量19.2kWhのリチウムイオンバッテリーを後軸間に低く搭載。7kWの普通充電で約2時間、急速充電なら約30分で80%までチャージすることができる。満充電状態なら最長27マイル(約43km)は電気だけで走行可能なため、近場の通勤に利用するユーザーであれば、平日はガソリンを一滴も使わずに過ごすことができる。エネルギー回生機能も備えるP400eのWLTPモードの燃費は85.3mpg(30.1km/リッター)。
エアサスペンションを標準搭載
「P400e」にはエアサスペンションが標準設定となる。また、20インチアルミホイールや3ゾーン独立調整エアコン、プライバシーガラス、UVカットガラスも全車に装備。
発進直後から最大トルクを発するモーターのアシストは、4輪駆動を駆使するオフロードシーンでも重宝する、とランドローバーは主張する。
ガソリン、ディーゼル、PHV、3ドア、5ドア、商用仕様など、細やかなバリエーションを加えて商品力をさらに高めていく新型ディフェンダー。PHVモデルの日本への導入如何、次期は未定である。