一挙に60点加算で大逆転もおきるか!? PCCJがツインリンクもてぎを舞台に3ラウンドを開催
公開日 : 2020/09/15 14:55 最終更新日 : 2020/09/15 14:55
第7戦/第8戦に加えて第4戦の代替レースも同時開催
ポルシェジャパンと、ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、PCCJ 2020年シーズン第7戦/第8戦と第4戦の代替レースを、ツインリンクもてぎにて2020年9⽉19⽇(⼟)、20⽇(⽇)に開催する。
2020年にシリーズ開催20周年を迎えたPCCJだったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でレースカレンダーを大幅に変更。4大会・全8戦で競われており、今回のツインリンクもてぎで開催される第7戦/第8戦が今シーズン最終大会となる。加えて、天候不順のためキャンセルとなった第4戦の代替レースも同時開催することを決定。公式レースを1イベント中に3戦行うのはPCCJ史上初となる。
その舞台となるツインリンクもてぎでPCCJが開催されるのは、2013年シーズン以来7年ぶり。タイプ991 GT3 CupでのPCCJ戦は初めてとなるため、全ドライバー、チームともに蓄積データのない中で戦いが繰り広げられる。
14のコーナーで構成されたコース全長は4.8㎞、最大ストレート長は760mと短いため直線と直線をタイトな中低速コーナーで結んだストップ・アンド・ゴーのサーキットであるツインリンクもてぎ。ポルシェの強みであるコーナー進入時のブレーキングと脱出時のトラクションを活かした素早い加速が勝負の鍵となってくるはずだ。
3度目のPCCJ王座を狙うランキングトップの近藤 翼
第6戦終了時点で、ランキングトップに立つのは、2016年と2018年にPCCJのタイトルを2回獲得している近藤 翼。ランキング2位は、参戦4年目で開幕戦から第3戦まで3戦連続でポール・トゥ・ウインを飾った上村優太。ランキング3位はPCCJジュニアドライバーの石坂瑞基、4位は2013年・2014年にPCCJ2連覇を達成した小河 諒が続く。
この最終大会は3レース開催で最大60点が獲得可能となるため、ポイントリーダーの近藤だけでなく、他の3名にも十分に逆転タイトル獲得の可能性が残されていると言えるだろう。
また、今シーズンは従来の「ジェントルマンクラス」が廃止され、新たに「プロアマクラス」「アマクラス」の2クラス制を導入。プロアマクラスは、クラスランキングトップが内山清士、2位にIKARI、3位に浜崎 大。一方のアマクラスのランキングは、トップの高田 匠、2位にSKY Chen、3位の神取彦一郎が80点となっている。
2日間で予選1回・決勝3回を一気に走行
PCCJ第7戦/第8戦、第4戦代替レースのツインリンクもてぎ⼤会スケジュールは以下のとおり。
予選は9⽉19⽇(⼟)12時30分〜13時の30分間で、ベストタイム順で第7戦のスターティンググリッドが決定。セカンドタイム順で第8戦のスターティンググリッドが決定する。第4戦代替レースのスターティンググリッドは第7戦決勝中のベストラップタイム順で決定する。
決勝レースは第7戦が19⽇(⼟)16時20分スタート(12周もしくは30分間)、第8戦が20⽇(⽇)10時55分スタート(12周もしくは30分間)、第4戦代替レースが20⽇(⽇)16時スタート(12周もしくは30分間)となっている。
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