ポルシェ カレラカップ ジャパン第7戦もてぎ、首位争いの間隙を突いた上村優太がシーズン4勝目

公開日 : 2020/09/20 14:55 最終更新日 : 2020/09/20 14:55


PCCJ第7戦ツインリンクもてぎラウンド

7年ぶりとなるPCCJのツインリンクもてぎ開催

 

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2020年シーズン第7戦決勝が、2020年9月19日(土)にツインリンクもてぎで開催された。

 

2013年シーズン以来、実に7年ぶりにツインリンクもてぎで開催されるPCCJ。タイプ991 GT3 Cupでもてぎを舞台にレースを行うのは今回が初めてとなる。

 

午前中の予選でポールポジションを獲得したのは、現在ランキングトップの近藤 翼。2番手は小河 諒、3番手はPCCJ ジュニアドライバーの石坂瑞基、4番手は上村優太が続く。プロアマクラスのクラスポールポジションは内山清士、アマクラスのクラスポールポジションは神取彦一郎となった。

 

PCCJ第7戦ツインリンクもてぎ・ラウンド

首位を争っていた近藤と小河が5周目に接触。その隙を突いた上村がトップに浮上すると、そのままフィニッシュした。

 

近藤と小河が接触し、上村が首位に浮上

 

第7戦決勝は16時25分にフォーメーションラップを開始。再びグリッドにマシンが整列して、シグナルレッドがブラックアウトとなり、レーススタート。予選後に「スタートが勝負」と語っていた2番手グリッドの小河が好スタートを見せトップに浮上し、近藤が追いかける展開に。

 

近藤は3周目にレースファステストとなる1分53秒875をマークして、トップ小河との差を縮めていく。その後方からはスタートで3番手に浮上した上村がチャンスを伺っていた。

 

レースが動いたのは5周目。90度コーナーで近藤は小河に仕掛けるが接触、その隙に3番手の上村が一挙にトップに躍り出る。近藤と小河は再スタートを切るが、小河はタイヤがスローパンクチャーに見舞われてピットへと向かう。

 

上村、近藤のトップ2台はテールトゥノーズで周回を重ねていく。「近藤選手が最後に仕掛けてくるのは分かっていたので、様子を伺いながらペースをコントロールしていました」と振り返った上村が0.381秒差で逃げ切り、今シーズン4勝目となる優勝を飾った。

 

PCCJ第7戦ツインリンクもてぎ・ラウンド

小河と接触した近藤は2位でレースを終えたが、依然としてシリーズランキングトップをキープしている。

 

2位の近藤がランキングトップをキープ

 

上村は「まだチャンピオンの可能性は残されているので、この調子で残り2戦も勝てるように頑張ります」と意気込みを語る。2位に終わった近藤は「小河選手と接触してしまいトップの上村選手を追いかける展開になりましたが、最後まで抜けませんでした」と悔しがる。

 

3位の石坂は、「トップ2台との差を詰められなかったのが悔しいです」と、翌日のレースでのリベンジを誓う。ポイントランキングは日曜日の2レースを残してトップの近藤が110点、2位の上村が106点で4点差となった。

 

PCCJ第7戦ツインリンクもてぎ・ラウンド

アマクラスを制したのは春山次男。PCCJだけでなく、レースキャリア初の優勝ということもあり、喜びもひとしおとなった。

 

プロアマクラスは内山、アマクラスは春山が優勝

 

プロアマクラスは、クラスポールポジションからスタートした 内山清士がトップを譲ることなく、第3、5、6戦と4連勝を飾る(第4戦は代替レースを20日に開催予定)。「今日は落ち着いてレースを戦い、無事トップでゴールができて良かったです。この調子で残り2戦も頑張ります」と喜びを語る。

 

アマクラスは5周目に神取とSKY Chenが接触。その隙にトップに立った春山次男が、嬉しいPCCJ初優勝を飾った。「草レースも含めて優勝したのは今回が初めてなので、とても嬉しいです。これまで支えてくれたチーム関係者の皆さんに感謝しています」と喜びを語っている。

 

PCCJ第8戦の決勝レース(12周もしくは30分間)は20日(日)10 時15分のスタート。また同日16時からは第4戦代替レース(12周もしくは30分間)も開催される。