最新のポルシェ911「タイプ992」を海外試乗。空冷911オーナーが感じた進化の極みとは? 【Playback GENROQ 2019】 | GQW_Porsche_09 | 6枚目の写真 (全15枚)
公開日 : 2020/09/22 17:55 最終更新日 : 2020/09/23 08:25
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構造を見直して3kg軽量化したシート。フロアに対する高さは先代より5mm低くなり、バックレスト高さと座面幅は20mm拡大している。
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PDKのレバーは指先でつまむコンパクトなデザインとなった。奥に見える3つのトグルスイッチはエアコンの風量と温度調整だ。
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中央の画面で多くの設定が可能。音声を認識してオンラインのデータ利用を可能とするなど、インフォテインメントシステムも進化している。
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タコメーターのみがアナログ式で、その両側は液晶画面。ドライバーの任意で様々なインフォメーションを表示することが可能。
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クラシックな911のインパネを再現したかのようなメーター周り。ドリンクホルダーはセンターコンソールと助手席前に配置される。
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ワインディングの試乗を通じて「コーナーでの姿勢は驚くほど安定しており、まるで4輪が路面に張り付きながら走っているかのよう」だと述懐。8速PDKの制御も秀逸で、もはやマニュアルモードを積極的に操る必要も感じないほどだという。
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「ターボラグなどまったくなく、エンジンのフィールはNA時代に戻ったかのよう。どこからでも望む通りのトルクが引き出せて、レスポンスも申し分ない」と筆者はタイプ992のパフォーマンスに舌を巻く。
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PDLSプラスを備えるLEDマトリクスヘッドライトがオプション設定される。84個のLEDを制御して、前方の車両が眩惑するのを防ぐ。
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911史上初めて、グリップ式でないドアノブを採用。アンロック時には電動で持ち上がってくれるが、ボディとの隙間はやや狭い。
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フロント20インチ、リヤ21インチの前後異径タイヤを装着。標準装備のブレーキはリヤもフロントと同じ350mm径のローターとなった。
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エンジンの搭載位置は変わっていないが、マウントは170mm前方に、113mm外側に移動した。相変わらずエンジンの姿は見ることができない。
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ノーマルモードでは、リヤスポイラーは90km/hで第一段階(エコモード)に、150km/h以上では第二段階(パフォーマンスモード)へ上昇。
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ドライブモードに新たに加わったウエットモード。ヘビーウエットでもクルマは一切破綻を見せない。切り替えはあくまでドライバーの任意だ。
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初代911から数えて8世代目にあたる新型911(タイプ992)は2019年にリリース。最初にマーケットに投入されたのは、伝統的なRWDのカレラSと、4WDのカレラ4Sのラインナップ。
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ポルシェ911カレラSの走行シーン
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