シーズン最多の14台が集結! 「LOTUS Cup Japan」第2戦ツインリンクもてぎ開催

公開日 : 2020/10/04 14:55 最終更新日 : 2020/10/04 14:55


LOTUS Cup Japan」第2戦ツインリンクもてぎラウンド

開幕戦中止を受けて実質的なシーズン初戦

 

「LOTUS Cup Japan(ロータス・カップ)」2020年シーズン第2戦が9月20日に栃木県・ツインリンクもてぎで開催され、クラス1は清水友一が初優勝。クラス2も今シーズンから参戦を開始した長澤宏昭が初優勝を手にしている。

 

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて大幅にカレンダーを変更した2020年シーズン。7月27日に開幕戦として行われたスポーツランドSUGOラウンドは、濃霧による視界不良から決勝が中止となっており、実質今回がシーズン初の予選・決勝を開催したレースとなった。このレースにはクラス1が7台、クラス2が7台の合計14台がエントリーし、シーズン最多の出走台数を集めている。

 

LOTUS Cup Japan」第2戦ツインリンクもてぎラウンド

僅差の争いになった予選は、終了間近に好タイムを叩き出した荒田がポールポジションを獲得した。

 

予選終了間近に荒田が渾身のべストラップ

 

9月20日の11時50分、15分間の予選がスタートした。予選残り5分を切った段階で各セクターで自己ベストを並べた飯田敏雄が2分21秒101のタイムを記録し、リザルトボードのトップに浮上。このまま飯田がポールポジションを獲得するかと思われたが、渾身のアタックを決めた荒田良浩が2分20秒608をたたき出し、そのままチェッカー。

 

この結果、荒田がポールポジションを獲得、2番グリッドに飯田、3番手にゲストドライバーの佐藤考洋、4番手に清水のオーダーで予選を終えている。

 

「納得の走りができなかったので、ポールポジションを獲った気がしないですね。今日は路面が本当に滑りやすく、走るのが大変でした。最後までこの路面の感覚を掴もうと走り続けた感じです。タイムを上げられたのは、この路面に慣れてきたのが大きかったです」と、荒田は予選後に振り返っている。

 

クラス2は、今回が初レースとなった大野偉貴と、ベテランの秋葉有一がベストラップを取り合う展開。最終的に2分29秒044を記録した大野がクラスポールポジションを獲得。予選終了直前に秋葉を上回るタイムを記録した長澤宏昭が2番手を得た。

 

LOTUS Cup Japan」第2戦ツインリンクもてぎラウンド クラス1表彰式

予選3番手からスタートしたゲストドライバーの佐藤が落ち着いたレース運びでトップフィニッシュ。佐藤が賞典外となるため2番手の清水がロータス・カップ初勝利を手にした。

 

清水友一がうれしいロータス・カップ初勝利

 

10周で争われる午後の決勝レースは、午前中まで降っていた雨は上がり、路面コンディションはほぼドライとなった。そして14時20分、14台が一斉にスタート。抜群のスタートを切った予選2番手の飯田が、4台横並びの1コーナーを制してトップに浮上。ポールの荒田は2番手、フロントロウの間隙を狙った佐藤はスペースがなく3番手。その後方には清水がピタリと付けている。

 

佐藤は前を行く荒田を、1周目のヘアピンでパスして2番手に浮上。ペースの上がらない荒田はホームストレートで清水にも抜かれ、4番手に順位を落としてしまう。勢いに乗る佐藤は2周目の1コーナーで飯田を抜いて首位に立つ。2番手に順位を落とした飯田は、続く2コーナーで痛恨のオーバーランを喫してハーフスピン。これで清水が2番手に上がった。

 

後続を引き離すペースで差を広げた佐藤だったが、レース終盤に清水が一時コンマ5秒差にまで迫ってくる。それでもラップタイムを戻した佐藤がアドバンテージを拡大し、そのままフィニッシュ。ゲストドライバーの佐藤は賞典外となるため、2位でゴールした清水が嬉しいロータス・カップ初勝利を手にした。2位には飯田、3位には荒田が続いている。

 

「とにかくレース中は、少しでも前に行くことしか考えていませんでした。この初優勝はチームメイトの先輩方から色々と教えていただいたおかげです。ドライビングレッスンの成果が出て、その恩返しができました」と、清水は喜びを語った。

 

LOTUS Cup Japan」第2戦ツインリンクもてぎラウンド

レース序盤から激しいトップ争いが展開されたクラス2は、開幕戦の菅生でデビュー戦を走れなかった長澤が、実質的な初レースで勝利を獲得した。

 

激戦のクラス2は初レースの長澤宏昭が優勝

 

クラス2は、ポールポジションの大野を、予選2番手の長澤が1周目にパスして首位に浮上。スタートを失敗した予選3番手の秋葉が2周目にはごぼう抜きの展開で首位に立つが、ブレーキの不調から思うようにペースが上がらない。5周目には長澤が再び首位を奪還。その後は長澤、秋葉、後方から追い上げたパパシューが僅差で争そう展開が続く。

 

終盤、ペースを上げた長澤は2位以下との差を拡大して、トップでフィニッシュ。前戦菅生で予選トップは獲得したものの決勝は走れず、実質ロータス・カップ初参戦・初勝利を飾った。また、最終ラップでブレーキングミスを喫した秋葉をとらえ、パパシューが2位を得ている。

 

「優勝できたのは運が良かったのもありますが、チームがサポートしてくれて、安心してレースが戦えました。自分だけがエキシージだったので、次回からは皆さん打倒エキシージでくると思います。次戦以降も楽しみです」と、長澤は笑顔でレースを振り返った。

 

ロータス・カップ2020年シーズン第3戦(最終戦)は、11月29日に栃木県・ツインリンクもてぎで開催される。