ブガッティの幻の名車「La Voiture noire」にオマージュを捧げた、ジェイコブの最新かつ超精密なハイエンドウォッチ登場!

公開日 : 2020/10/11 11:55 最終更新日 : 2020/10/11 11:55


ジェイコブが開発した「ツインターボ フューリアス ブガッティ ラ モントル ノワール」

Jacob & Co. Twin Turbo Furious Bugatti La Montre Noire

ジェイコブ ツインターボ フューリアス ブガッティ ラ モントル ノワール

 

 

2台の“黒いクルマ”をオマージュしたリストウォッチ

 

ブガッティと公式ウォッチパートナーのジェイコブ(Jacob & Co.)は、新型リストウォッチ「ツインターボ フューリアス ブガッティ ラ モントル ノワール」を発表した。この時計は、1930年代の名車「ブガッティ タイプ57クーペ アトランティーク “La Voiture noire”」と、この名車へのオマージュから誕生した「ラ ヴォワチュール ノワール」へのリスペクトが込められている。

 

18Kブラックゴールドに、バゲットカットが施された天然のブラックサファイアを組み合わせたこのモデルは、オールブラックが持つ独特の美しさと気品を持つ。このタイムピースにより、ブガッティとジェイコブは、ツインターボ フューリアスが誇る緻密で複雑な機械式時計と、ラ ヴォワチュール ノワールのユニークな歴史を結びつけている。

 

ブガッティ タイプ57クーペ アトランティーク “La Voiture Noire”と、ラ ヴォワチュール ノワール

今回のリストウォッチは、戦前に4台のみが製造された「ブガッティ タイプ57クーペ アトランティーク」と、それを蘇らせた「ラ ヴォワチュール ノワール」へのオマージュとして製造された。

 

戦火に消えた名車と、その歴史を蘇らせたスーパースポーツ

 

ユニークで神秘的。1930年代に製造されたブガッティ タイプ57クーペ アトランティークは、自動車の歴史において燦然と輝く名車として知られている。1936年から1938年までの期間にわずか4台のみがハンドメイドで製造され、ジャン・ブガッティが所有していた4台目の「La Voiture noire」は、1938年頃に跡形もなく姿を消してしまった。

 

ジャン・ブガッティがレーシングドライバーの友人に売却したのか、または1940年にナチス・ドイツ軍がアルザスに侵攻した際に接収したのか・・・。その謎は、いまだに自動車に関する未決のミステリーとなっている。ヒストリックカー専門家によると、もし現在発見された場合は1億ドル以上の価値があるとしている。

 

昨年ブガッティは、ブガッティ タイプ57 SC アトランティークのオマージュとして、「ラ ヴォワチュール ノワール」を製作した。このブラックが美しいスーパースポーツは、あるブガッティ・エンスージアストが1100万ユーロを支払って作らせた、唯一無二のグランツーリスモだ。

 

「ツインターボ フューリアス ブガッティ ラ モントル ノワール」と、ラ ヴォワチュール ノワール

非常に高度な技術が求められるミニッツリピーターを採用しただけでなく、世界でも数社しか販売していない「デシマル(十進式)」ミニッツリピーターが搭載されている。

 

高級時計でも珍しい「デシマルミニッツリピーター」

 

18Kブラックゴールド製ケースには、344個もの天然ブラックサファイアが散りばめられている。ブラックゴールドとブラックチタンで作られたデプロワイヤント・バックルにも、これらの美しい宝石がセッティングされた。

 

人間工学に基づいてデザインされたケースにブラックサファイアをセットするのは、非常に高度で複雑な作業となるが、ジェイコブの熟練した宝石職人により精緻で美しい装飾が完成した。夜空のきらめきをイメージし、このユニークなタイムピースが示すオマージュを際立たせている。

 

今回、採用されたチャイムの音数によって時刻を知らせる「ミニッツリピーター」は、時計技術の中でも最高峰かつ最も価値があり、搭載するのが困難な機構。ツインターボ フューリアスの開発に際して、ジェイコブの開発陣は、技術的な限界を超えようとした。

 

ほとんどのミニッツリピーターは15分を基準にしているが、「ツインターボ フューリアス ブガッティ ラ モントル ノワール」は10分間隔でチャイムを鳴らす。このデシマル(十進式)ミニッツリピーターは高級時計でも非常に珍しい。実際、デシマルミニッツリピーターを発表している時計メーカーは数社しかないという。

 

ジェイコブが開発した「ツインターボ フューリアス ブガッティ ラ モントル ノワール」

「ツインターボ フューリアス ブガッティ ラ モントル ノワール」専用機構として、基準時間との差異がどれくらいあるのかを表示するリファレンスタイム・インジケーターが採用された。

 

リファレンスタイム・インジケーターを採用

 

自動巻機構のパワーリザーブは文字盤側の6時位置に表示。差動歯車機構からなる独創的なプラネタリーシステムにより、針は左側のフルパワーリザーブ状態から、48時間のパワーリザーブがなくなると右側に移動する。また、3時の位置にあるリューズ上のクランクで巻き上げられる。

 

さらに「ツインターボ フューリアス ブガッティ ラ モントル ノワール」においては、特殊なモノプッシャー・クロノグラフ機能が追加された。これまでにない機能を生み出すという、ジェイコブの決意を体現したこのクロノグラフには「リファレンスタイム(基準時間)」インジケーターを搭載。モータースポーツのピットボードにインスパイアされたこのリファレンスタイム表示は、文字盤中央に配置され、リファレンスタイムとの秒差を表示する。