アウディQ8に待望のプラグインハイブリット仕様、「Q8 TFSI e クワトロ」を追加

公開日 : 2020/10/19 11:55 最終更新日 : 2020/10/19 11:55


アウディ Q8 コンペティション 60 TFSI e クワトロのエクステリア

Audi Q8 Competition 60 TFSI e quattro

アウディ Q8 コンペティション 60 TFSI e クワトロ

 

 

フルEVモードで最大45kmの走行が可能

 

アウディは、エレガントなエクステリアとゴージャスなインテリアが人気のクーペSUV「Q8」に、抜群の環境性能を持つプラグインハイブリッド(PHEV)システムを搭載した「Q8 TFSI e クワトロ」を追加した。

 

今回、Q8ファミリーのラインナップに加わったのは、システム最高出力381psの「Q8 55 TFSI e クワトロ」と、462psを発揮する「Q8 コンペティション 60 TFSI e クワトロ」。どちらの仕様も3.0リッターV型6気筒TFSIユニットに電気モーターを組み合わせており、フルEVモードでは最大28マイル(約45km)の後続距離が確保されている。

 

アウディUKのディレクターを務めるアンドリュー・ドイルは、Q8のPHEV仕様について以下のようにコメントした。

 

「ラグジュアリーな旅はとても楽しいものですが、今ではドライバーに環境への配慮が求められています。Q8 TFSI e クワトロの電気モーターのみでの走行は、素晴らしい経験をもたらしてくれます。V6エンジンによる贅沢なパワーと、ハイブリッドモードでの広大な走行範囲による利便性、あらゆる領域で魅力的なSUVとなるはずです。そして、通勤圏内で一切排気ガスを出すことなく走ることができるのです」

 

アウディ Q8 コンペティション 60 TFSI e クワトロのエクステリア

搭載されるPHEVシステムは、3.0リッターV型6気筒TFSIガソリンエンジンに電気モーターが組み合わせられ、スペックの違いでふたつの仕様が用意された。

 

3.0V6TFSIに100kWの電気モーターの組み合わせ

 

Q8 TFSI e クワトロに搭載されたハイブリッドシステムは、最高出力340ps・最大トルク450Nmを発揮する3.0リッターV型6気筒TFSIガソリンエンジンに、8速ティプトロニックトランスミッションと統合された100kWの電気モーターが組み合わせられた。48Ahの電気容量を持つリチウムイオンバッテリーは、ラゲッジコンパートメント下部に設置されている。

 

ガソリンエンジンとモーターから供給されるパワーは、機械式センターディファレンシャルを介して、「quattro」フルタイム4WDシステムを駆動。通常の運転状況ではトルクの40%をフロントに、60%をリヤに配分。必要に応じて最大85%をフロントに、最大70%をリヤアクスルに分配することができる。

 

アウディはQ8のPHEV仕様にふたつの出力レベルを用意。どちらの仕様も電気モーターのみで最大28マイル(約45km)の走行が可能で、ガソリンエンジンを起動することなく最高速度133km/hを実現した。

 

上位モデルの「Q8 コンペティション 60 TFSI e クワトロ」は、最大システム出力462ps・最大トルク700Nmを発揮。0-62mph加速は5.4秒、最高速度は電子リミッターにより240km/hに制限される。一方、「Q8 55 TFSI e クワトロ」は最大システム出力381ps・最大トルク600Nm。0-62mph加速は5.8秒で、最高速はQ8 コンペティション 60 TFSI e クワトロと同様となる。

 

アウディ Q8 コンペティション 60 TFSI e クワトロのエクステリア

始動時はモーターのみで走行し、一般的な走行環境ではガソリンとモーターを組み合わせたハイブリッドモードをチョイス。走行状況に合わせて、強制的にバッテリーへと充電することも可能となっている。

 

走行状況に合わせてインテリジェントにモードを選択

 

Q8 TFSI e クワトロは、インテリジェントなハイブリッド・マネージメントシステムにより、それぞれの走行に最適なドライビングモードを自動的に選択。始動時は完全にモーターのみの「EV」モードとなり、低速走行時には、右前輪ホイールアーチに設置されたラウドスピーカーにより、法律で定められた警告音が周囲の歩行者に発せられる。ガソリンエンジンは、ドライバーがアクセルペダルを一定以上踏み込んだ場合にのみ作動する。

 

通常の走行域では「ハイブリッド」モードを選択。このモードではハイブリッド・マネージメントシステムを介して、「オート」「ホールド」「チャージ」から、走行環境に合わせて駆動タイプを選ぶことが可能となっている。低速時にはモーターのみ、高速・加速時はガソリンエンジン、多くの場合は「オート」モードによってふたつのパワーユニットを組み合わせて走行する。

 

一方、「ホールド」モードでは、バッテリーの充電状態を現在のレベルでキープし、後で使用できるようにする。「チャージ」モードでは、運転中にバッテリーを可能な限りフル充電することが可能。これは都市部におけるゼロエミッション区間に向けて、電力を確保する状況で重宝しそうだ。

 

ドライバーがアクセルを離すと、エンジンを停止した状態でフリーホイールモード(コースティング)に入るか、電気モーターを介して減速し、バッテリーにエネルギーを充電するかを自動的に判断。コースティングにより、最大25kWの電力を得ることが可能となっている。さらに日常域では、ドライバーが気づかないレベルでブレーキ回生が行われており、ブレーキング時に最大80kWをチャージすることもできる。

 

アウディ Q8 コンペティション 60 TFSI e クワトロのエクステリア

バッテリーへの充電は、家庭用3ピンプラグ、ACウォールボックス、公共の充電ポイントに対応。英国では「myAudi」アプリを活用することで、移動先でも簡単に充電ポイントを検索することができる。

 

「myAudi」アプリによる効率的な充電が可能

 

充電は家庭用3ピンプラグ、ACウォールボックス、公共の充電ポイントに対応し、最大充電容量は7.4kWで空のバッテリーを約2時間半でフル充電することが可能。「myAudi」アプリを使用することで、ドライバーはリモートでの充電スタートや、充電タイマーのセット、バッテリーと航続距離の状態を確認することができる。

 

外出時も「myAudi」アプリによって簡単に充電ポイントを検索することが可能。このアプリは希望するルートに沿って、充電可能な場所をピンポイントで指定することにも対応している。「e-tron充電サービスチャージカード」の保有者は、英国における18のサプライヤーによって運営されている多数の充電ステーションを優先的に利用することもできる。