アルファロメオ ジュリア GTAをF1ドライバーがバロッコでドライブ! 開発特別ムービーが公開中【動画】

公開日 : 2020/10/24 09:55 最終更新日 : 2020/10/24 09:55


バロッコでテスト走行を行なうアルファロメオ GTAプロトタイプイメージ

Alfa Romeo Giulia GTA / GTAm

アルファロメオ ジュリア GTA/GTAm

 

 

アウトデルタの本拠地、バロッコでテスト

 

アルファロメオは、ジュリア GTA、及びジュリアGTAmのためのエアロダイナミクス機構の開発に、F1テクノロジーを導入している。アルファロメオ レーシングとザウバー エンジニアリング、そしてF1ドライバーが共同し、バロッコのテストコースで実験を重ねてきた。

 

ジュリア GTAとGTAmに装備するカーボンファイバー製エアロパーツの製造については、ザウバー エンジニアリングが主導している。手掛けるパーツには、フロントバンパーやサイドスカート、ディフューザー、GTAのスポイラーやGTAmのエアロウイングなどが含まれる。

 

アルファロメオ ジュリア GTAプロトタイプのバロッコテスト動画イメージ

バロッコのテストコースにおける空力開発ムービーでは、ジュリア GTAプロトタイプのボディ下など、なかなか見ることのできないディテールを確認することもできる。

 

ライコネンとジョヴィナッツィが参画

 

試験に参加したのは、キミ・ライコネン、アントニオ・ジョヴィナッツィらORLENチームのドライバーだ。テストの様子は公式YouTube上で公開している。

 

バロッコのコースを擬装車両で両ドライバーが駆け抜ける様子は、アルファロメオファン、モータースポーツファンなら必見である。

 

ザウバーエンジニアリングの風洞実験棟イメージ

ザウバー エンジニアリングの風洞実験室でテストに供されるジュリア GTAm。空力パーツの開発にはF1で培われたノウハウが駆使されている。

 

ザウバーの風洞実験棟を活用

 

ザウバーは50年来モータースポーツに携わってきた名門。うち27年間はレース界の最高峰、F1に挑み続けている。スイスのヒンヴィールにある風洞実験棟は、ヨーロッパでも屈指の先進的な設備である。その風洞実験棟で得られたデータは、GTAmのウイングや完全にカバーされたアンダーボディなどに活かされている。角度調整式のフロント及びリヤのウイングは、ドライバーの声やアドバイスに基づき、サーキットや公道で最大限のパフォーマンスを発揮するべく設計されている。

 

ジュリア GTA/GTAm専用のディフューザーは、高速走行下でのダウンフォース量を向上。GTAmのダウンフォース量に至っては、GTAの2倍、ノーマルのジュリア クアドリフォリオの3倍にまで向上しているという。

 

バロッコでのアルファロメオ GTAの開発工程イメージ

アウトデルタの本拠地として知られるバロッコで、ジュリア GTA/GTAmの空力開発テストに参加するキミ・ライコネン(左)とアントニオ・ジョヴィナッツィ。

 

ライコネンとジョヴィナッツィがテストに参加

 

F1ドライバーによるテスト走行には、アルファロメオのレース史を築き上げてきた聖地、アウトデルタの拠点が活用された。1960年代からアルファロメオのスポーツカーがテストを重ねてきたバロッコのテストコースである。

 

空力性能とハンドリングの改良に向けて、世界王者のライコネンと、若きイタリアンドライバーであるジョヴィナッツィは空力部門のエンジニアとともに開発作業に従事した。フロントスプリッターや可変ウイングの開発テストに臨んだライコネンは、アンダーボディのカバーやディフューザーとの組み合わせを含めた全体のバランスについて評価した。

 

アルファロメオ ジュリア GTAプロトタイプのバロッコテスト動画イメージ

ジュリア GTAプロトタイプのバロッコテストを収録した特別ムービーからは、ドライバーとエンジニアのやりとりなど、生々しい開発現場の雰囲気が伝わってくる。

 

日本上陸は2021年を予定

 

開発テストを通じてライコネンは「すべてのパーツが、日常とサーキットの両方において完璧に調和しあっていることが確認できました」と語っている。

 

ジュリアの高性能仕様、GTA/GTAmは500台限定の販売。車両価格は17万6500ユーロ(約2046万円)からで、現在すでにプレオーダーを受け付けている。GTAは4座、GTAmは後席を排除した2座仕様となる。日本への上陸は2021年を予定している。