レクサス、ブランド初の市販フルEVモデル「UX300e」の予約受付をスタート

公開日 : 2020/10/25 14:55 最終更新日 : 2020/10/25 14:55


充電中のレクサス UX300e

LEXUS UX300e

レクサス UX300e

 

 

2020年分の限定135台を抽選で販売

 

レクサスは、ブランド初の電気自動車市販モデル「UX300e」を発表。2020年度分の限定販売135台に関する商談申込み(抽選)の受付を開始した。レクサス公式ウェブサイト上で、10月22日から11月4日23時59分までの期間で申込みを受け付け、当選者には指定の販売店から連絡の上、商談を行う。

 

2005年のRX400h発売以降、レクサスは電動化技術のパイオニアとして、常に優れた走行性能と環境性能の両立を追求してきた。2019年には電動化技術を用いて車両の基本性能を大幅に進化させ、カスタマーにクルマがもたらす楽しさや喜びを提供し続けることを目指す電動化ビジョン「Lexus Electrified」を発表している。

 

今後もレクサスはハイブリッド、PHV、EV、FCVなど、世界各地のニーズやインフラ環境に応じて、適材適所で商品開発を進めラインアップを拡大していく。2025年には全車種に電動車を設定し、電動車の販売比率がガソリンエンジン車の比率を上回ることを目標としている。

 

レクサス UX300eの「ボディ構造」

レクサス UX300eの「ボディ構造」。世界中で電動化が進む中、レクサス初のEVとしてデビューした「UX300e」。レクサスの名前に相応しい性能や高い品質が追求された。

 

レクサス製EVのドアオープナーとなる存在に

 

UX300eは、EVの潜在能力を活かしてクルマの根源的な価値を磨き上げるべく開発が行われた。具体的には、コンパクトクロスオーバー「UX」が持ち味とする個性的なデザインや、高い利便性、取り回しやすさはそのままに、レクサスのEVならではの上質な走りと優れた静粛性を追求している。

 

ドライバーの運転感覚に寄り添った自然な加減速フィールと、高出力モーターによる優れた加速性能を両立したほか、大容量バッテリーの床下配置により低重心化とWLTCモード航続距離367kmを実現。さらに最新のコネクティッド技術を採用するなど、EVとしての価値を最大化しながら、運動性能や日常の使い勝手との「二律双生」を目指した。

 

レクサス・インターナショナル・チーフエンジニアの渡辺 剛氏は、UX300eについて以下のように説明する。

 

「UX300eは、電動化ビジョン『Lexus Electrified』のドアオープナーとなるモデルです。開発にあたっては『レクサスのEVならではの上質な走りと静粛性』、『高い機能性と利便性』、『HVで培った電動化技術の高い信頼性』の3点に特にこだわりました」

 

「レクサスのEVとしての高い品質を追求したUX300eを通じて、電気自動車が持つ可能性やクルマの未来をお客様に体験していただければ幸いです。電動化テクノロジーの進化とともに、レクサスならではの魅力あるクルマづくり、更なるブランドの進化に取り組んでまいります」

 

レクサス UX300eの「防音材配置」

レクサス UX300eの「防音材配置」。EV化により、様々なコンポーネンツが変更されたUX300e。バッテリーは、井桁形状の鋼鉄製アンダーフレーム上に搭載。開発の過程ではレクサスならではの上質な走りと静粛性が徹底的に追求されている。

 

レクサスのEVならではの上質な走りと静粛性の追求

 

UX300eは、EV化によりレクサスがDNAとして持つ優れた静粛性と乗り心地や、UXが持つ素性の良い走りを更に高いレベルに引き上げることになった。

 

今回、エンジンなど車両前方への重量物の偏りがなく、前後重量配分や慣性モーメントの最適化が可能な電気自動車の構成を活かし、重量物を車両中心に配置。またバッテリーパックの床下配置による低重心化により、車両重心位置がドライバーのヒップポイントに近づいたことで優れた回頭性を実現。クルマとドライバーの一体感を手にしている。

 

バッテリーパックは、井桁形状の鋼鉄製アンダーフレーム上に搭載。路面からの衝撃を軽減するほか、フロアと面で固定することでキャビン全体の剛性が向上。また、フロントはサイドメンバー間をクロスメンバーでつなぐとともに、ステアリングギヤボックスにブレースを追加することで、締結点の剛性アップも果たしている。

 

リヤエンドには大断面アルミ製バンパーリインフォースと専用チューニングのパフォーマンスダンパーを採用。車両全体でバランスのとれたボディ剛性によって雑味のない、リニアで上質な乗り心地を実現した。さらにレクサスらしい操舵感や静粛性を兼ね備え、走りをより一層楽しむことができる。

 

「GA-Cプラットフォーム」の高い基本性能をさらに磨き上げるべく、ステアリング・ギヤボックスにブレースを追加。ギヤボックスの両側をボディに固定することで剛性を向上したほか、ショックアブソーバーの減衰力最適化などEV化による運動特性の変化に合わせ、細部に至るまでチューニングが施されている。

 

EVならではの優れた静粛性をさらに高めるべく、床下バッテリーには遮音壁としての機能を持たせたほか、アコースティックガラスをフロントドアに採用するなど、エンジンやトランスミッションの音がないゆえに聞こえる風切り音や小石・砂などの巻き上げ音にも配慮。室内空間の心地良い静けさを提供する。

 

レクサス UX300eの走行シーン

電動化に際して、スムーズでレスポンスの良い加速や減速フィーリングを実現すべく、様々な開発が行われた。

 

ガソリン車と変わらない自然なドライブフィール

 

ドライバーの意図に忠実な滑らかな加減速フィーリングを重視し、加速シーンでは過度な車両ピッチ挙動を抑制するアクセレレーション・ピッチコントロールを採用。スムーズでレスポンスの良い加速フィーリングを獲得した。

 

減速シーンでは、モーター回生ブレーキと油圧ブレーキによる制動力をバランスよく協調させ、過度な姿勢変化のない安心感の高いブレーキフィーリングを実現。また、パドルシフトにより減速度を4段階から選択することでガソリン車のエンジンブレーキと同じように減速操作ができるなど、EVの特性を最大限活かしながら自然な操作性を手にしている。

 

ドライバーの自然な運転感覚を大切にし、走行中のサウンドにもこだわった。アクティブサウンドコントロール(ASC)を採用することで、車両の走行状況を感じられる快適なドライビング環境を実現。ドライバーや同乗者に心地良いサウンドを提供する。

 

充電中のレクサス UX300e

UX300eは、ハイブリッド開発で得られたモーター、インバーター、トランスミッション、バッテリーなどに関する技術を積極的に活用。航続距離367kmを実現した。

 

ハイブリッド技術を活用し、航続距離367kmを実現

 

これまでのハイブリッドシステムの開発で培った知見を活かし、EVシステム全体の性能向上を図りながらバッテリーの信頼性にもこだわって開発。さらに最新のコネクティッド技術を採用し、スマートフォンと連携した高い利便性を実現している。

 

大容量バッテリーを採用したほか、ハイブリッド車で培ったモーター、インバーター、トランスミッション、バッテリーといった主要装備の効率を最大化。システム全体としての性能向上を図ることで、WLTCモード航続距離367kmを確保した。

 

また、高出力&高効率で充電時間の短縮を可能とした充電システムにより、ランニングコストを低減。車両右には普通充電ポートを、車両左には急速充電ポートを設定。充電リッドを指で容易に開けられるプッシュオープンの開閉方式や、充電インレットを照らす照明を採用するなど、優れた利便性を実現している。

 

エアコンには高出力でコンパクトな電気式水加熱ヒーターと内外気2層制御を採用した専用システムを搭載。エアコンシステムとシートヒーターを協調制御することにより、速暖性に優れた快適な室内空間と低電費を両立している。また、エアコンシステムと連携する電池冷却システムを設定。快適な室内空間を維持したまま駆動用電池を冷却することにより、優れたバッテリー性能を確保した。

 
レクサス UX300eの「専用メーター」

レクサス UX300eの「専用メーター」。さらに専用アプリによるスマートフォンとの連携で、バッテリー残量やエアコン「ON/OFF」時それぞれの走行可能距離を表示。充電の必要がある場合は、ドライバーに告知を行う。

 

専用アプリによりバッテリー残量や走行可能距離を表示

 

UX300eでは、充電コネクターを接続した際、外部電源によってエアコンやオーディオなどの電装品を使用することも可能となった。低温/高温下でも正常に動作するようバッテリーに温度調整機能を備えたほか、過充電防止システムや、多重監視のセーフネットにより、高い信頼性を実現している。

 

コネクティッド技術も最新のテクノロジーを採用。専用アプリによるスマートフォンとの連携で、バッテリー残量やエアコン「ON/OFF」時それぞれの走行可能距離を表示し、充電の必要がある場合は告知を行う。

 

また、充電完了までの時間表示や、出発時刻に合わせて充電が完了するようタイマーを設定することも可能。自車位置周辺の充電ステーションの場所を表示し、営業時間や稼働状況なども確認することができる。加えてエアコンやデフロスターなどを車外から始動可能なリモートエアコンを採用するなど高い利便性を実現した。

 

バッテリーチャージでは、充電器利用の有料サービス「EV・PHV充電サポート」によって、合同会社日本充電サービス(NCS)の急速/普通充電器が利用可能。全国で急速充電器約6800基、普通充電器1万5000基が専用カードをかざすだけで利用できるようになっている。

 

レクサス UX300eのインテリア

コクピットには、EVならではの「走行可能距離」や「回生ブレーキ力インジケーター」を表示する専用メーターが開発された。

 

高い機能性を備えたコクピット

 

レクサスのコンパクトクロスオーバーUXが備えている個性的なデザインや高い機能性は、UX300eにも継承された。コンパクトながらも、車両全体での優れたパッケージングを実現。力強さと俊敏な走りを想起させる大胆かつ洗練されたエクステリアに加え、専用デザイン・カラーの17インチアルミホイールや、床下空力カバーが新たに開発された。

 

今回、ローデッキ仕様のラゲッジスペースを設定。デッキボード上部は303リットルの収納容量を確保している。

 

走行可能距離や回生ブレーキ力インジケーターなど、EVならではの情報についても、視覚的な分かりやすさを追求。マルチメディアシステムは「SmartDeviceLink」「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。iPhoneやAndroidスマートフォンを10.3インチワイドディスプレイと連携させることで、リモートタッチによる画面操作や音声操作が可能となっている。

 

シフトバイワイヤ方式を採用するとともに、短い操作ストロークと質感の高いシフトノブで、EVの上質な走りと静粛性を想起させる、小気味良い操作性を実現した。

 

世界トップレベルの先進安全技術を開発し、より多くのクルマに普及させていくことが重要との考えのもと、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を採用。交通事故や事故死傷者の更なる低減と、ドライバーの負担軽減を目指したほか、運転支援時にドライバーにとって自然で、安心感のある車両挙動を追求している。

 

 

【車両本体価格(税込)】

UX300e “version C”:580万円

UX300e “version L”:635万円
 

 
【問い合わせ】

レクサス インフォメーションデスク

TEL 0800-500-5577

 

 

【関連リンク】

・レクサス 公式サイト

http://www.lexus.jp