マイナーチェンジしたLSが販売スタート。レクサスの真骨頂ともいえる「質感」を全方位でアップ

公開日 : 2020/11/21 06:30 最終更新日 : 2020/11/21 06:30


改良新型レクサスLS500hのフロントイメージ

Lexus LS

レクサス LS

 

 

より静かに、より快適に、より安全に

 

レクサスが2020年11月19日、マイナーチェンジしたフラッグシップセダン「LS」を発売した。3.5リッターV型6気筒ターボを搭載した「LS500」、ハイブリッドの「LS500h」に各4グレードを設定し、車両価格は1073万円〜1728万円。

 

1989年に誕生した初代LS(国内名:セルシオ)から数えて5代目となる現行LSは、2017年に登場。今回のマイナーチェンジでは「静粛性と乗り心地の向上」、「内外装の意匠変更」、そして「先進運転支援機能(ADAS)の拡張」を軸に、大幅なアップデートを行った。

 

改良新型レクサスLS500hのフロントイメージ

2017年に登場した5代目LSが、大幅なマイナーチェンジを受けて2020年11月19日より国内販売をスタートした。

 

エンジンの改良点に見る丹念な仕事ぶり

 

V6ツインターボユニットは燃焼室やコンロッドの形状、クランクシャフトのクランクピン径など細やかな部分から見直すことで、より効率よく、静かなエンジンに改良。可変バルブタイミング機構を油圧制御化したり、オイルコントロールバルブの油路を短縮するなど、8GR-FXS型のポテンシャルを最大限引き上げるための修正を随所に施している。

 

また、電動ウェイストゲートのバルブ開度制御やオートマチックトランスミッションのシフトスケジュールも見直すことで、アクセルペダルを踏んだときの力強さをさらにアップし、伸びのある加速感を実現した。

 

改良新型レクサスLS500hのサイドイメージ

今回のマイナーチェンジにあたり、エンジンや足まわり、内外装に至るまで、徹底的に細かなアップデートが図られている。

 

乗り心地のためにシートの縫い目位置まで改善

 

さらに、減衰力可変ダンパーやランフラットタイヤの縦ばね剛性、スタビライザーバーのばね定数なども最適化を図り、フラッグシップセダンらしい上質な乗り心地に磨きをかけている。加えて2WDモデルはフロントサスペンションにアルミ鍛造アームを採用するとともに、タイヤの質量を低減してばね下質量を約3.5kg軽量化。よりスムーズな乗り味を実現しているという。

 

乗り心地向上のために、今回のマイナーチェンジではシートにも手を加えている。表皮のステッチ位置を変更するとともに新開発の低反発ウレタンパッドを採用した新しいシートは、優れた衝撃吸収性としなやかな座り心地をもたらす。

 

改良新型レクサスLSの銀影ラスターイメージ

改良新型レクサスLSの新しいボディカラー「銀影ラスター」。まるで金属そのものの様に見えるシルバーカラーは、塗料、塗装技術、ボディパネルの生産技術が融合してはじめて完成する。

 

「まるで金属」を実現する新ボディカラー

 

エクステリアには、「銀影(ぎんえい)ラスター」と呼ぶ新外板色をラインナップに追加。今回のマイナーチェンジのために開発された塗色は、光輝材を平滑、かつ均一に並べる技術を用いたもの。塗料、きめ細やかな肌合い、高い塗装技術が組み合わされてはじめて完成する、まるで金属のようなボディ面はレクサスの真骨頂ともいえる。

 

改良新型レクサスLSのドアトリムイメージ

西陣織りや箔といった日本の伝統工芸に着想を得た、独特の意匠を内装のオプションメニューに盛り込んでいる。

 

内装には、西陣や箔といった日本の伝統工芸に着想を得た意匠を採用。加飾パネルにあしらわれた銀糸やプラチナ箔の輝きは、月明かりに照らされた水面の揺らぎを表現したものだという。

 

また、ダッシュボードには12.3インチのタッチディスプレイを搭載。AppleCar PlayやAndroid Auto対応とすることで、情報・エンタテインメント系の使い勝手を向上している。

 

改良新型レクサスLS500hのコクピットイメージ

ダッシュボードの中央にはタッチ式のワイドディスプレイを設置。加飾パネルにも新しい意匠を採り入れている。

 

2021年には“ハンズオフ”運転も可能に

 

ADAS面では、「Lexus Safety System +A」と呼ぶセーフティ機能パッケージを標準装備としている。レーダークルーズコントロールやレーンチェンジアシスト、標識認識機能、衝突被害軽減ブレーキなど主要な安全システムを全車に搭載する。さらに、9.6インチディスプレイを採用したデジタルインナーミラーも装備している。

 

また、RXから世界初採用したブレードスキャン アダプティブハイビームシステム(AHS)を採用。LEDの光を高速回転するブレードミラーに照射し、レンズを介してその反射光で前方を照らす仕組み。ブレードミラーの回転とLEDの点灯/消灯タイミングを調整することで、従来よりも細かい遮光制御が可能になっている。

 

改良新型レクサスLS500hのリヤビュー

2021年からは、高速道路などの自動車専用道路で、一定の条件下なら“ハンズオフ”運転が可能になる「Advanced Drive」システム搭載車が発売される。

 

また、高速道路などの自動車専用道路など、一定の条件下でいわゆる“ハンズオフ”運転が可能になる「Advanced Drive」搭載車も2021年より販売をスタートするという。

 

見映えやインフォテインメントを刷新するだけでなく、走りの質感まで磨き込んだ今回のマイナーチェンジ。新しくなったLSの進化のほどは、クローズドコースでいち早く試乗したインプレッション記事(Genroq Webで公開中)を参照いただきたい。

 

 

【SPECIFICATIONS】

レクサス LS500h EXECUTIVE

ボディサイズ:全長5235 全幅1900 全高1450mm

ホイールベース:3125mm

トレッド:前1630 後1635mm

車両重量:2320kg

エンジン:V型6気筒DOHC

総排気量:3456cc

最高出力:220kW(299ps)/6600rpm

最大トルク:356Nm/5100rpm

モーター最高出力:180ps

モーター最大トルク:300Nm

トランスミッション:電気式無段変速機

駆動方式:RWD

サスペンション形式:前後マルチリンク

ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク

 

レクサス LS500 F SPORT

ボディサイズ:全長5235 全幅1900 全高1450mm

ホイールベース:3125mm

トレッド:前1630 後1615mm

車両重量:2230kg

エンジン:V型6気筒DOHCターボ

総排気量:3444cc

最高出力:310kW(422ps)/6000rpm

最大トルク:600Nm/1600〜4800rpm

トランスミッション:10速AT

駆動方式:RWD

サスペンション形式:前後マルチリンク

ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク

 

【車両本体価格(税込)】

LS500 I package 2WD:1073万円

LS500 I package AWD:1114万円

LS500 F SPORT 2WD:1234万円

LS500 F SPORT AWD:1244万円

LS500 version L 2WD:1345万円

LS500 version L AWD:1386万円

LS500 EXECUTIVE 2WD:1539万円

LS500 EXECUTIVE AWD:1580万円

 

LS500h I package 2WD:1219万円

LS500h I package AWD:1260万円

LS500h F SPORT 2WD:1351万円

LS500h F SPORT AWD:1392万円

LS500h version L 2WD:1493万円

LS500h version L AWD:1534万円

LS500h EXECUTIVE 2WD:1687万円

LS500h EXECUTIVE AWD:1728万円

 

 

【問い合わせ】

レクサス インフォメーションデスク

TEL 0800-500-5577

 

 

【関連リンク】

・レクサス 公式サイト

http://www.lexus.jp

 

 

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