7年ぶりに日本人F1パイロット誕生! 角田裕毅、2021年シーズンのF1GPにアルファタウリから参戦 【動画】

公開日 : 2020/12/17 06:30 最終更新日 : 2020/12/17 06:30


アルファタウリからF1参戦が決まった角田裕毅

F2選手権で3勝をあげてスーパーライセンスを獲得

 

レッドブルの傘下チーム「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ(Scuderia AlphaTauri Honda)」は、2021年シーズンのドライバーとして20歳の角田裕毅(つのだ・ゆうき)の起用を発表した。

 

レッドブル・ジュニアチームと、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトに所属する角田は、2020 年のFIA F2選手権にカーリン・モータースポーツから参戦。フィーチャーレース優勝2回と、スプリントレース優勝1回の3勝を含む7度の表彰台を獲得。選手権ランキング3位でシーズンを終えた。このリザルトを受けて、F1参戦に必要なF1スーパーライセンスを取得している。

 

レッドブル・モータースポーツアドバイザーでドライバー育成責任者を務めるドクター・ヘルムート・マルコは、角田の起用について以下のように説明する。

 

「ホンダと協力をはじめた時、F1マネージングディレクターの山本雅史さんに、有望な若手ドライバーのリストを頂きました。リストの3選手のなかで一番印象を受けたのが裕毅です。その後のF3のテストでは、高速コーナーで素晴らしい走りを見せるなど目を見張るものがありました」

 

「ホンダには、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトがあり、挑戦ではありましたが彼らと共に裕毅のF3参戦をサポートしました。F3では1勝のみで時期尚早という声もありましたが、2020年のF2挑戦は正しい判断をしたと思っています」

 

「日本は非常にモータースポーツが盛んな国です。ですが、ここ10年はF1で成功した日本人はいません。裕毅のように若く、向上心のあるドライバーが日本のモータースポーツ界をまた盛り上げてくれると信じています」

 

アルファタウリからF1参戦が決まった角田裕毅

角田は、11月にイモラで2018年型F1マシンを初めてドライブ。さらに、アブダビで行われたF1ヤング・ドライバー・テストにもアルファタウリから参加し、そのポテンシャルの高さを証明している。

 

イモラでのF1ドライブに続き、アブダビのテストにも参加

 

角田は先日イタリアのイモラ・サーキットで行われたテストで、2018年型F1マシンで300km走行。さらに、12月15日にアブダビで行われたF1ヤング・ドライバー・テストにもアルファタウリから参加している。

 

ついに実現したF1参戦について、角田は次のように喜びを語った。

 

「他のレーシングドライバー同様、F1に参戦することが私の目標でした。とても嬉しいです。機会を与えてくれたスクーデリア・アルファタウリ、レッドブル、ドクター・マルコ、そしてホンダの皆さんに感謝します」

 

「ここに至るまで共に戦ってきたチーム、特にカーリンには感謝しかありません。多くの日本のF1ファンの希望を背負っていることを実感しています。2021年、彼らのためにベストを尽くします」

 

アルファタウリのチーム代表、フランツ・トストは角田について次のようにコメントした。

 

「レッドブルは裕毅のキャリアをここ数年フォローしており、彼が我々チームにとって大きな財産になると確信しています。2020年のF2において、彼はレースでの積極性と技術的理解力を適切に併せ持っていることを示しました」

 

「11月にイモラで行ったテストでは、2018年型マシンでのレースシミュレーションで彼のラップタイムは非常に安定していた上、1日を通して成長し続け、我々のエンジニアに有益なフィードバックをもたらしました。彼とホンダのエンジニアたちとの連携はとてもスムーズで、我々にとって大いに助かります。今週のアブダビでのテストでは彼は飲み込みの早さも披露し、F1への準備ができていることを我々に証明しました」