ランボルギーニ、最新のワンオフモデル「SC20」を公開! スクアドラコルセが開発したオープントップトラックカー

公開日 : 2020/12/17 09:55 最終更新日 : 2020/12/17 09:55

ランボルギーニ SC20のエクステリア

Lamborghini SC20

ランボルギーニ SC20

 

 

スクアドラコルセが開発した2台目のワンオフモデル

 

ランボルギーニのモータースポーツ部門「スクアドラコルセ」は、公道での走行も可能なオープントップトラックカー「SC20」を発表した。

 

SC20は、サンタアガタ・ボロネーゼのデザイン部門チェントロスティーレがデザインを担当し、スクアドラコルセが開発した2台目のワンオフモデルとなる。このスペシャルモデルをオーダーしたオーナーの要望は、最初のデザインスケッチの段階から反映されているという。

 

デザインとパフォーマンス性能を極限まで高めるため、レース仕様のランボルギーニから得た空力ソリューションを採用。これまでにないアグレッシブなボディラインや、独自のディテールを取り入れたユニークな車両を作り上げることが開発のターゲットとされた。

 

ランボルギーニ・チェントロスティーレのデザイン部門責任者を務めるミティア・ブルカートは、SC20について次のように説明している。

 

「SC18 アルストンの発表から2年後に開発したSC20は、私たちにとっても非常に興味深い挑戦になりました。主なインスピレーションの源は、ディアブロ VT ロードスター、アヴェンタドールJ、ヴェネーノ ロードスター、コンセプトSなどです。その結果、創造性とレーシングカーの佇まいが劇的な融合を果たしています」

 

ランボルギーニ SC20のエクステリア

ランボルギーニ・スクアドラコルセの空力スペシャリストによって開発されたボディシェルは、理想的なエアフローを実現。さらに快適なオープンエアドライブも手にしている。

 

快適なコクピットを実現したエアロダイナミクス

 

カーボンファイバー製ボディは、ランボルギーニ・スクアドラコルセのエアロダイナミクス・エンジニアの手によって開発。理想的なエアフローがもたらされることで、空力的なパフォーマンスの向上に加え高速走行時にも快適なオープンエアドライビングを実現している。

 

2枚のフィンが取り付けられたフロントスプリッターとフロントフードのエアインテークは、ウラカン GT3 EVOにインスパイアされたもの。ボディサイドの造形はエッセンツァ SCV12で採用された空力ソリューションが反映されている。マッシブなリヤセクションには「ロー/ミディアム/ハイロード」という3段階に調整可能な大型カーボンファイバー製ウイングが装着された。

 

ランボルギーニ SC20のコクピット

LMPマシンのようなコクピットにはカーボンファイバー製パーツが贅沢にあしらわれ、レーシーな雰囲気を醸し出している。

 

カーボンファイバーに囲まれたコクピット

 

ボディカラーはオーナーの要望により作られたビアンコ・フー(ホワイト)をベースに、ブルー・ケフェウス(ブルー)の鮮やかなカラースキームが施された。インテリアも同じ色調がチョイスされ、ネロ・コスマス(ブラック)をベースに、ブルーとホワイトの要素が組み合わされている。

 

パッセンジャーコンパートメントの最も重要な要素は、モノコックに加えてダッシュボードカバー、リヤウォール、ドアパネル、センターコンソール、ステアリングホイール・トリムに使用されているカーボンファイバーだろう。 アルカンターラ&レザー製シートのシェルにもカーボンファイバーが採用されている。

 

ドアハンドルはアルミ削り出しがチョイスされ、コクピットにクールなアクセントを与えている。またエアベンチレーションは、サンタアガタ・ボロネーゼのファクトリーにおいて3Dプリンタ技術を使って作られている。

 

ランボルギーニ SC20のエクステリア

ミッドに搭載されるのは、ランボルギーニのフラッグシップエンジンである6.5リッターV型12気筒自然吸気ユニット。最高出力770cvのビッグパワーで4輪を駆動する。

 

最高出力770cvを発揮する6.5V12NAユニットを搭載

 

搭載されるパワーユニットは、ランボルギーニのフラッグシップV12をベースに開発。6.5リッターV型12気筒自然吸気ユニットは、最高出力770cv/8500rpm、最大トルク720Nm/6750rpmを発揮し、これに7速ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)トランスミッションが組み合わせられた。その強大なパワーは、電子制御センターディファレンシャルを介して4輪に伝達される。

 

ランボルギーニのチーフテクニカルオフィサー、マウリツィオ・レッジャーニはSC20について、次のようにコメントした。

 

「SC20は、洗練されたエンジニアリング、イタリアのクラフトマンシップ、スポーティさ、先進的なデザインを融合した存在です。また、ランボルギーニのDNAを受け継いだV12エンジンとカーボンファイバーを、ラディカルなオープントップに投入した貴重な1台になりました」