ベントレーの新旗艦モデル「フライングスパー」再検証。ドイツ勢も追従できない「クラス感」を味わう | GQW_Spur_08b | 1枚目の写真 (全8枚)
公開日 : 2020/12/29 17:55 最終更新日 : 2020/12/29 17:55
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ドライバーズカーとリムジンの役割を双方ともに高いレベルでこなすフライングスパー。筆者は「そのパッケージングには『人』優先という考えがあり、乗り心地や静粛性など高い快適性を提供してくれる贅沢なモデルだ」と高評価をくだす。
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全長をコンパクトに収めたW型12気筒はツインターボで過給され、最高出力635ps/最大トルク900Nmを発揮。8速DCTを介して4輪を駆動する。V8モデルも遅れて登場した。
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ミュルザンヌの生産終了を受け、ベントレーのフラッグシップを担うことになった新型フライングスパー。ボディディメンションは全長5325×全幅1990×全高1490mm、ホイールベース3195mmと、威風堂々たる体躯を誇る。
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最高品質の素材を用い、手間と時間をかけて作り込まれたインテリアはフライングスパーの最大の美点。シートのダイヤモンドステッチ、ドア内張りの立体的な3Dテクスチャーなどが乗る者に深い安らぎと満足感を与える。
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ベントレー フライングスパーのシフトノブ
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レザーのカラーは15色が用意され、2種類のウッドを組み合わせることも可能だ。
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ラグジュアリーサルーンでありながらスポーティな味付けによってドライバーズカーとしての資質も高い。もちろん後席は「前席以上にインテリア全体が視界に入り、シートの座り心地や手に触れた時の触感とともに、ハンドクラフトの贅沢な世界観をより味わえる」と筆者は評価する。
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ベントレー フライングスパーのフロントスタイル
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