マスタング マッハ1の最新形ついに登場! 伝統のV8に特別な足まわりを設定

公開日 : 2021/01/02 06:30 最終更新日 : 2021/01/02 06:30


2021年型フォード マスタング マッハ1のハンドリングパッケージ仕様

Ford Mustang Mach 1

フォード マスタング マッハ1

 

 

2021年春に「マッハ1」が帰ってくる

 

フォードは、マスタングの2021年のモデルイヤーとして特別な「マッハ 1」を限定発売する。心臓部に自然吸気の5.0リッターV8エンジンを搭載する高性能クーペには、その走りをさらに鍛えあげる特別なパッケージオプション「マッハ1 ハンドリング パッケージ」も設定。同パッケージは走りに特化した特別装備とあって、ホイールひとつにも並々ならぬこだわりを投じている。

 

2021年1月3日に登場予定の「マスタング マッハ1 ハンドリング パッケージ」が採用するホイールは、軽くて強い鍛造アルミニウム製。量産車には珍しい、複雑な3次元構造のデザインを採用している。鳥の巣を彷彿させる細やかな造作は、橋梁のトラス構造に範を得たものであるという。また、徹底した軽量化施策により、標準のマッハ1のホイール比でおよそ1kg軽く仕上がっているそうだ。

 

2021年型フォード マスタング マッハ1のハンドリングパッケージ仕様

2021年型フォード マスタング マッハ1は、「ハンドリング パッケージ」仕様に特別なデザインのホイールを採用する。複雑な3次元デザインのホイールは、鍛造アルミ合金製。

 

今後のマスタングに影響を与える一本

 

フォードのデザイナー、マーク・カスキは語る。

 

「ホイールはクルマにとってのジュエリーともいえる存在です。今回はあえてこれまでにないデザインに挑みましたが、新しいマッハ1に完璧にフィットするスタイルが出来上がったと思っています。今後のマスタングのホイールづくりにも、影響を与える一本になるでしょう」

 

カスキ自信はこのホイールを「膨大なエンジニアリングと、数多くの設計の労、そして少しの芸術的感性が生んだもの」と表現している。

 

2021年型フォード マスタング マッハ1のハンドリングパッケージ仕様のホイールイメージ

マスタング マッハ1の「ハンドリング パッケージ」が採用するホイールのデザインは、鳥の巣を思わせる造作。橋梁のトラス構造に範を得た設計により、強度と軽さを徹底的に追求したという。

 

大排気量NAエンジン+6速MTを搭載

 

マスタング マッハ1は心臓部に5.0リッターV型8気筒自然吸気エンジンを搭載。最高出力480hp/7000rpm、最大トルク570Nm/4600rpmという圧巻の性能を発揮する。インテークマニホールドやオイルフィルターアダプター、オイルクーラーなどはシェルビー GT350のコンポーネンツを共有している。

 

レース部門を司るフォード パフォーマンスの知見を多く注ぎ込み、フロントエンドはエアロダイナミクスを追求したデザインを採用。フォード パフォーマンス製のパーツも積極的に投入する。

 

V8エンジンに組み合わせるのは、シェルビー GT350にも搭載するトレメック製の「3160」6速マニュアルトランスミッション。自動レブマッチ機能を備えるとともに、GT350のオイルクーラーやマスタングGTのツインプレートクラッチ、ショートストロークのシフトレバーなどを採用した。

 

1969年製フォード マスタング マッハ1 ファストバックのフロントイメージ

1960年、2代目マスタングの高性能仕様として初代マッハ1が誕生した。映画『007 ダイヤモンドは永遠に』や『バニシング in 60”』にも登場している。

 

1969年に生まれた“称号”

 

先述のハンドリングパッケージは、このMT仕様に装着可能なパッケージオプション。フロントスプリッターやフロントのフェンダーアーチモール、マグネシウム製のガーニーフラップ付きスポイラー、リヤのタイヤディフレクターなど、シェルビー GT350同等の“武装”を共有する。ダウンフォース量は、マスタングGT比で150%アップするという。

 

最新のマスタング マッハ1と歴代モデルの3台イメージ

最新のマスタング マッハ1は、5.0リッターの自然吸気V型8気筒エンジンに6速のマニュアルトランスミッションという伝統的な組み合わせをあえて採用。古きよきアメリカンマッスルカーを愛する人々の心をわしづかみにする仕様だ。

 

初代マッハ1の誕生は1969年。1974年に2代目へとモデルチェンジしたが、1978年に一度消滅。2003年に4代目マスタングの特別仕様車として復活したものの、マッハ1の名は再びフェードアウトしていた。そして18年の空白期間を経て、いよいよ伝説が蘇る。V8の轟音をたてて猛然と土煙の中を進むマッスルカーの最新形がいかなるパフォーマンスを発揮するか。帰ってきた伝説がアメリカの道を走り始めるのは、2021年春である。