ボルボ、リチャージモデルの生産体制を拡大。ゲント工場の生産能力を2022年までに3倍へ

公開日 : 2021/01/11 14:55 最終更新日 : 2021/01/11 14:55

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ベルギーにある同社ゲント工場は電気自動車生産拠点だ

電気自動車販売の好調により、生産能力を大幅拡大へ

 

2025年までに50%が電気自動車(BEV)に、そして残りを全てハイブリッド車とする目標を掲げているボルボにとって、2020年は大きなターニングポイントであっただろう。コロナ渦による不景気もなんのその。リチャージ・ラインナップ(BEV、PHEV)の販売が前年比2倍と絶好調だった同社にとっては、急速に増える電気自動車需要に対応できるインフラ作りが急務と言える。

 

ボルボの電気自動車製造拠点であるゲント工場

ボルボの電気自動車製造拠点であるゲント工場でバッテリーを組み込む。電気自動車生産には専用設備が必要になってくる。

 

ベルギー・ゲント工場での生産能力を3倍に

 

まず着手したのは、同社の電気自動車製造拠点であるベルギーのゲント工場において、リチャージモデルの生産能力を2022年までに3倍に引き上げるという施策。これは工場全体の生産能力の約60%に達する割合で、2021年後半にはCMAアーキテクチャをベースにしたボルボ2番目となる電気自動車(BEV)の生産を開始する計画も着々と進んでいるそうだ。

 

またボルボは次世代モデルに採用するべく車用モーターの自社開発をしており、今後数年間で7億SEKを投資する予定だ。また、2020年代半ばまでにスウェーデンのショブデにあるパワートレイン工場でモーターの完全内製化を進めるという。

 

電気自動車主要部品の内製化も目指す

ボルボは現在、自社内で電気モーターの開発も進めており、その他の電気自動車主要部品の内製化も目指している。今後も電気自動車を核とした生産体制を推進していく。

 

生き残りをかけて一気に電気自動車メーカーへの道を突き進むボルボ

 

同社のグローバルインダストリアルオペレーション及び品質責任者のハビエル・ヴァレラは「当社の未来は電気自動車であり、お客様はわたしたちのリチャージ・ラインナップを高く評価しています。ラインナップの電動化を進め生産能力を向上させていく中で、ゲント工場は当社のグローバルな製造ネットワークにとっての先駆者となります」とコメント。同社の電気自動車への意気込みがわかる。

 

ボルボ・カーズは今後、他の製造拠点においても電気自動車の生産能力拡大を計画しており、生き残りをかけて一気に電気自動車メーカーへの道を突き進む。

 

 

【関連リンク】

・ボルボ・カー・ジャパン 公式サイト

https://www.volvocars.com/jp