新型キャデラック エスカレードが日本上陸! 問答無用の風格で他を圧するキング・オブ・アメリカンSUV

公開日 : 2021/01/17 06:30 最終更新日 : 2021/01/18 13:28


新型キャデラック エスカレード

Cadillac Escalade

キャデラック エスカレード

 

 

見る者を圧倒する大スケール

 

2021年1月、新型キャデラック エスカレードがとうとう日本へ上陸した。このたび、2021年夏頃のデリバリー開始を前に、一足早く到着した1台のエスカレードを実見する機会が到来。対面した実車の迫力と風格は、想像を軽々と越えてくるものだった。

 

目の前に立ちふさがる巨体は、まるで建造物か金庫のように圧倒的な質量でこちらに迫ってきた。5mを優に超える全長、2mあまりの車幅、1.9mの車高。堂々たる恰幅の良さに加えて、最新のキャデラックに共通する現代的で無機質なフロントマスクが威嚇するよう威圧してくる。これぞアメリカンSUV。しかし決して大味ではなく、ひとつの塊としての凝縮感にあふれている。

 

新型キャデラック エスカレード

2020年1月に日本へ初上陸した新型キャデラック エスカレード。写真はブラック仕立てのメッシュグリルが特徴の「スポーツ」グレード。「プラチナム」はクローム仕立てのホリゾンタルバー仕様となる。

 

「キャデラックの最高傑作」

 

5世代目にフルモデルチェンジしたエスカレードを、GMは「キャデラックの最高傑作」と呼ぶ。その主張を裏付けるのは、新型エスカレードに投入したいくつもの画期的な機構と新しい試みだ。

 

室内でひときわ目を引くのが、業界初採用の湾曲型OLEDディスプレイ。38インチ超の広大な投影エリアを備え、かつ弓なりにカーブする巨大画面は、ダッシュボード周りに今まで見たことのない先進的なムードを与えている。

 

新型キャデラック エスカレードのコクピット

業界初の湾曲型OLEDディスプレイを採用した新型キャデラック エスカレードのコクピット。フードを必要としないメータークラスターが、先進的なムードを強調している。フロアコンソール内の冷蔵庫は冷凍機能を備えている。

 

弧を描く巨大なスクリーン

 

38インチ超のスクリーンエリアを構成するのは、7.2インチのタッチ式ディスプレイと14.2インチのメーターディスプレイ、そして16.9インチのインフォテインメント用ディスプレイ。

 

鮮やかな色や画質を特徴とするOLED画面は、4Kテレビの2倍のピクセル密度を実現。黒の再現度も高く、市販されている車載ディスプレイの中では最も広い色域をもつといい、グラフィックの色や輪郭がはっきり鮮やかに表示され、乱反射も防ぐため従来のメータークラスターに必要だったフードもさっぱり取り払われている。

 

新型キャデラック エスカレードのラゲッンパートメント

新型キャデラック エスカレードのラゲッジコンパートメント。荷室の電動スイッチで3列目シートを倒すと、フラットな荷室がさらに拡大。

 

3列目シートでも不満ナシ

 

キャビンからラゲッジコンパートメントにいたるまで、車内はどこもかしこも広々としている。先代比でホイールベースは+121mm、全長+187mm延長しているのに加え、新しい独立懸架サスペンションの採用によりフロア高が低まり天地方向にもさらに余裕が生まれた。

 

先代比で40%増しのレッグルームを確保したという3列目シートも、長時間ドライブでも不服を述べようがないほどの空間を確保している。

 

新型キャデラック エスカレードのディスプレイ

新型キャデラック エスカレードには、業界初のAKG製オーディオシステムを採用。高性能のマイクロフォンとスピーカーを利用した前席・後席会話用音響システムも搭載している。

 

業界初のオーディオシステム

 

キャビンでもうひとつ注目すべき「業界初」の機構が、AKG製のオーディオシステムの採用だ。マイクロフォンやヘッドフォンの世界的ブランドとして知られるAKGが、キャデラックのために専用のオーディオシステムを開発。最上級のオプションとして、28チャンネル仕様のアンプを3基搭載し、36ものスピーカーで構成する画期的な音響空間が完成した。

 

ちなみに音声入力マイクも搭載しており、スピーカーと協調してキャビン内の会話のやりとりをサポートする機能も採用。広大なエスカレードのキャビンでも、声を張り上げることなくコミュニケーションをとることができる。

 

新型キャデラック エスカレードのセカンドシート

新型キャデラック エスカレードのセカンドシート。ちなみに日本導入仕様は、12.6インチタッチディスプレイを備えたセカンドシート用のエンタテインメントシステムが標準装備となる。

 

何時間でも過ごせるセカンドシート

 

2列目シートには、クラス初の12.6インチタッチディスプレイを2基備えたエンターテインメントシステムを搭載。HDMI及びUSB入力に対応したディスプレイで、スマートフォンをミラーリングしたり、ゲームや音楽、映像をストリーミング再生することができる。

 

シートの座り心地はたっぷりとして身体を包み込むようで、アメリカ車らしい包容力に溢れている。どんな渋滞であろうと、ロングドライブであろうと、エスカレードの後席乗員には不満の一切漏れない環境が整えられているようだ。

 

新型キャデラック エスカレードのエンジンコンパートメント

新型キャデラック エスカレードが搭載するのは6.2リッターのV8 OHVエンジン。5600rpmで最高出力の426psを、4100rpmで最大トルクの623Nmを発生する。

 

V8 OHV+4WD+エアサスペンション

 

毎日ガシガシ使い倒すことを想定したアメリカンSUVらしく、エスカレードは機能性にもぬかりがない。巨大な電動テールゲートには、ちょっとした荷物の出し入れに便利なガラスハッチを採用。先代比で68%拡大した広大なラゲッジコンパートメントは、電動スイッチひとつで3列目シートを倒してさらに拡大することができる。

 

新型エスカレードに搭載するのは、426ps/623Nmの6.2リッターV型8気筒OHVエンジン。トランスミッションは10速AT、駆動方式はセレクタブル4WDを組み合わせる。足まわりはキャデラックの減衰力制御システム「マグネティック・ライド・コントロール」とエアサスペンション「エア・ライド・アダプティブ・サスペンション」、そして電制LEDがあいまって、快適で安定した乗り心地を提供するという。

 

新型キャデラック エスカレード

新型キャデラック エスカレードには、4台の外部カメラで車両周辺の状況を表示する「サラウンドビジョン」を標準装備する。日本でのデリバリー開始は2021年夏頃を予定している。

 

ブラック仕立ての「スポーティ」か、高級感の「プラチナム」か

 

日本へ導入する新型エスカレードは、ラグジュアリー系の「プラチナム」と、ブラックトリムで引き締まった印象の「スポーツ」の2グレードをラインナップ。ボディカラーは「プラチナム」がセーブルブラック、クリスタルホワイト、ダークモカ、シャドーメタリック、サンドストーンメタリックの5種、「スポーツ」はセーブルブラックの設定となる。

 

車両価格は「プラチナム」が1490万円、「スポーツ」が1520万円。すべて7名乗車の左ハンドル仕様だ。

 

規格外のスケールと革新性で他を圧倒する新型エスカレード。キャデラックが送り出す最新のフラッグシップSUVは、現在日本でのプレオーダーを受け付けている。

 

 

【SPECIFICATIONS】

キャデラック エスカレード

ボディサイズ:全長5382 全幅2060 全高1948mm

ホイールベース:3071mm

トレッド:前1737mm 後1730mm

車両重量:2641kg

エンジン:V型8気筒OHV

総排気量:6162cc

最高出力:313kW(426ps)/5600rpm

最大トルク:623Nm/4100rpm

トランスミッション:10速AT

駆動方式:AWD

サスペンション形式:前ダブルウィッシュボーン 後マルチリンク

タイヤサイズ:前後275/50R22

 

 

【車両本体価格(税込)】

キャデラック エスカレード プラチナム:1490万円

キャデラック エスカレード スポーツ:1520万円

 

 

【問い合わせ】

GMジャパン・カスタマー・センター

TEL 0120-711-276

 

 

【関連リンク】

・GM 公式サイト
https://www.gmjapan.co.jp/