究極のハンドリングマシンにとってのオアシス、ハジャール山脈をブガッティ シロン ピュール スポールが走る!

公開日 : 2021/01/26 11:55 最終更新日 : 2021/01/26 11:55


アンディ・ウォレスがハジャール山脈で「ブガッティ シロン ピュール スポール」をドライブ。フロント

Bugatti Ciron Pur Sport

ブガッティ シロン ピュール スポール

 

 

「速度」よりも「ハンドリング」に特化

 

ドバイから南東へおよそ100km。ごつごつとした岩山のそびえるハジャール山脈に囲まれたハッタの地には、曲がりくねったワインディングの続く絶好のドライブルートが待ち受けている。ここは“究極のハンドリングマシン”を標榜するブガッティ シロン ピュール スポールを走らせるのに、最も相応しい場所のひとつといえる。そんな理想の地へ、シロン ピュール スポーツを連れ出したのは、ブガッティのテストパイロットを務めるル・マン ウィナー、アンディ・ウォレスだ。

 

アンディ・ウォレスがハジャール山脈で「ブガッティ シロン ピュール スポール」をドライブ。フロント

ドバイから約100kmの場所にあるハジャール山脈のワインディングロードを「ブガッティ シロン ピュール スポール」が走る。ステアリングを握るのはル・マン ウィナーのアンディ・ウォレス。

 

純粋にコーナリングを楽しむためのマシン

 

最高速度よりもハンドリング性能に特化して開発されたシロン ピュール スポールは、駆動システム、シャシー、エアロダイナミクスをベースモデルから大幅に変更。最高出力1500ps/最大トルク1600Nmを発揮する8.0リッターW型16気筒エンジンは、最高出力発生回転数を200rpm引き下げ6700~6900rpmとした。

 

ギヤ比を変更したことで、0-100km/h加速は2.4秒から2.3秒、0-200km/h加速は6.1秒から5.9秒に短縮。最高速度は電子リミッターにより350km/hに制限されている。

 

ブガッティのエンジニア陣は、1年半以上に及ぶ集中的な開発作業、さらにサーキットや公道における5万km以上のテスト走行を経て、コーナリングを純粋に楽しむことのできるハイパースポーツを作り上げてきた。

 

アンディ・ウォレスがハジャール山脈で「ブガッティ シロン ピュール スポール」をドライブ。サイドビュー

ブガッティ車のほとんどは、1台1台が「世界にひとつ」だけのビスポーク仕様。今回ドライブに供した「シロン ピュール スポール」は、アッパーにイエロー、アンダーに黒を組み合わせた鮮やかなコントラストの2トーン仕様を施していた。

 

「期待を遙かに超えている」

 

今回アンディ・ウォレスがハッタでドライブしたのは、「Jaune(フランス語で黄色の意) Molsheim」とカーボントリムで印象的な2トーンに仕上げたシロン ピュール スポール。ボディ下部を黒で引き締めることで、独創的なプロポーションを、よりフラットでダイナミックなものに見せている。ルーフやエアインテーク、サイドスカートはもとより、リヤウイングとホイールもブラック仕上げとした。

 

アンディ・ウォレスは2020年9月にイタリア・ナルドで実施されたシロン ピュール スポールのテストで初めてステアリングを握った。その際、同車のコーナリング性能を「信じられないレベル」と評しており、「各ギヤ比の正確なバランス、非常に高いグリップレベル、正確なステアリングレスポンス、そしてコーナーからの立ち上がり加速に心から感銘を受けました。このクルマは私の期待を遥かに超えています」と印象を語っている。

 

アンディ・ウォレスがハジャール山脈で「ブガッティ シロン ピュール スポール」をドライブ。リヤビュー

「シロン ピュール スポール」は2021年からデリバリーがスタート。ちなみに第1号車はホワイト×グレーカーボンの仕様で、アメリカ・コネチカット州のオーナーに納車された。

 

シロン ピュール スポールの価格は300万ユーロ(約3億7800万円)。60台のみの限定販売となり、2020年秋よりモルスハイムでの生産をスタートし、2021年1月よりデリバリーを順次開始している。