選ぶべきはベンツかAMGか? メルセデスのど真ん中「E 400」と「E 43」を徹底比較【Playback GENROQ 2017】 | GQW_21 | 11枚目の写真 (全11枚)
公開日 : 2021/02/03 17:55 最終更新日 : 2021/02/03 17:55
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メルセデス・ベンツ E 400 4マティックとメルセデスAMG E 43 4マティックの走行シーン
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E 400が搭載する3.5リッターV6直噴ツインターボは高出力、大トルクながら燃費も両立している。もちろん高速道路の100km/hクルーズ程度なら静粛性も良好。エンジンそのものの回転フィールの滑らかさと、細かく刻まれた9速トルコンATがスムーズな加減速を演出する。
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サイドサポートが大きく張り出した本革シートはホールド性に優れるだけではなく、PRE-SAFEインパルスサイドと呼ばれる安全装備を備える。側面衝突が回避できない場合、サイドサポート内のエアチャンバーが膨らんで乗員をセンターに移動させる。
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「E 400は明確にまったりとして快適志向だ。人によってはソフトすぎると言うかもしれない」としながらも、しっとり軽やかなドライブフィールが好ましいと筆者は賛辞を贈る。
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メルセデス・ベンツ E 400 4マティックのインテリア
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エアボディコントロール・サスペンションをベースに、AMGらしいチューニングが施されたAMGライドコントロールスポーツサスペンションはハンドリングと快適性の両立を目指した。試乗車には前245/35R20 後275/30R20のアドバンスポーツV105が装着されていた。
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E 43には他の43シリーズにも搭載される3.0リッターV6ターボエンジンを採用。アルミ製クランクケースとシリンダーヘッドなどで軽量化も意識した。AMG用にチューニングが施された9速トルコンATの9Gトロニックは変速時間が短縮されている。
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メルセデスAMG E 43 4マティックのシート
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E 43 4マティックは専用の足まわりと20インチホイールを備え、その乗り味は「路面の不整を踏み潰すようにフラットなので昔からのメルセデス・ファンには好ましいかもしれない」と筆者は評する。
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中央の12.3インチCOMANDディスプレイが特徴的なEクラスの室内。E43はそこにAMG専用メニューの瞬間出力、瞬間トルクが表示可能。ドライバー側のディスプレイにはレースラップタイムも表示可能だ。AMGスポーツステアリングも装備される。
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Eクラスのトップモデルであるメルセデス・ベンツ E 400 4マティックと、AMGが手掛ける高性能モデル・メルセデスAMG E 43 4マティック。双方ともV6エンジンと4WDを採用する2台だが、その性格はどう違うのか?
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