アウディスポーツ、サーキットモデル「アウディ RS 3 LMS」の最新モデルを世界初公開

公開日 : 2021/02/11 06:30 最終更新日 : 2021/02/11 06:30

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アウディ RS 3 LMSのフロントスタイル

Audi RS 3 LMS

アウディ RS 3 LMS

 

 

ターゲットはカスタマーレーシングチーム

 

アウディスポーツは、本拠地のドイツ・ノイブルク アンデアドナウからのオンライン配信を通じて、アウディツーリングカーの伝統を受け継ぐ第2世代の新型「アウディ RS 3 LMS」を世界初公開した。

 

このモデルは、RS 3セダンをベースに世界各国で開催される「TCR」カテゴリーのレース向けに開発されたカスタマー向けのレーシングカー。TCRは参戦コストが比較的安価に抑えられることもあり人気が高く、日本国内でもスーパー耐久シリーズやTCRジャパンなどが開催されている。

 

RS 3前7:3

RS 3セダンをベースにエントリーレベルのレースカーとして開発された2代目アウディ RS 3 LMS (2021)。デリバリーは2021年末を予定している。

 

経済性とパフォーマンスの良さを継承

 

2016年に供給が開始された初代アウディ RS 3 LMSは、アウディのカスタマー向けレーシングカーとして過去最高となる180台が製造されている。ビジネス的な成功のみならず、モータースポーツのエントリーカテゴリーにおいて4年間で1051のレースに参戦し、279回の優勝を含む764回の表彰台を獲得。2018年にはTCRモデル・オブ・ザ・イヤーにも輝くなど、パフォーマンスの面でも十分な結果を残している。

 

アウディ RS 3 LMSのエンジン

EA888型の2.0リッター直列4気筒DOHCターボ。パワースペックは250kWを発揮する。

 

スリップデフやトランスミッションを新設計

 

第2世代となる新型アウディ RS 3 LMSは、TCRレースカテゴリーに適合するボディシェルや250kWを発揮する2.0リッター直列4気筒DOHCユニット、専用冷却システム、さらに新設計のスリップデフやシーケンシャル6速トランスミッションなどが採用されている。さらに初代モデルでも好評を博した過酷なレースに耐えうる耐久性と購入価格を含めた経済性の良さも受け継がれている。

 

シーケンシャル6速トランスミッションやリミテッドスリップデフは新設計されている。

 

初代モデルの成功を引き継ぐモデルとして発表

 

Audi Sport GmbHのマネージングディレクター兼アウディモータースポーツの責任者を務めるユリウス シーバッハ氏は、以下のコメントを発表した。

 

「私たちは、アウディの製品ラインナップにとってモータースポーツがいかに重要であるかを強調するため、その市販モデルであるアウディ RS 3の市場導入前の段階で、カモフラージュが施されたレースカーを発表することにしました。アウディ RS 3 LMSは、カスタマーレーシングに対するアウディの取り組みを明確に示すモデルであり、数多くの記録を打ち立ててきたモデルでもあります。今回のニューモデルでも、初代モデルが達成したサクセスストーリーを継続したいと考えています」