新型ベントレー フライングスパーが栄誉あるアワードを獲得! W12を積んだ現代最新のGTは「夢のクルマ」に輝く

公開日 : 2021/02/16 17:55 最終更新日 : 2021/02/16 17:55


ベントレー フライングスパーのフロントビュー

Bentley Flying Spur

ベントレー フライングスパー

 

 

名門自動車メディアが選んだ「夢のマシン」

 

ベントレー フライングスパーのW12気筒搭載モデルが、米自動車専門メディア『MotorWeek』が選ぶ2021年のドライバーズチョイスアワードで、「最高の夢のマシン」賞に輝いた。『MotorWeek』のホスト、ジョン・デイヴィスは受賞理由について次のようにコメントしている。

 

「ベントレー フライングスパーは、我々が夢見るラグジュアリーなクルマを完璧に体現する1台であり、そのパフォーマンスは期待を遙かに上回ります。60mph(約97km/h)まで4秒かからず悠然と加速する一方で、キャビンでは繊細に手仕上げされた素晴らしい空間が乗員全体を包み込むのです」

 

ベントレー フライングスパーのフロントビュー

2019年にフルモデルチェンジしたベントレー フライングスパー。最新世代は完全新設計のアルミ複合材によるシャシーを採用している。

 

ベントレーのアメリカ法人でCEOを務めるクリストフ・ジョージも語る。

 

「2005年に誕生した(現代の)フライングスパーは、リムジンの高級感とスポーツカーのパフォーマンスという2つの言葉を融合し、そのレベルを高みへと押し上げてきました。そしてついに、夢のマシンとなり得たのです。『MotorWeek』がフライングスパーを業界のリーダーとして認識してくださり、我々チーム全員、光栄の至りでございます」

 

ベントレー フライングスパーのコクピット

ベントレー フライングスパーのキャビンは、英国らしいクラシックな雰囲気の中に、先進のデジタル環境を巧みに組み込んでいる。

 

先進デバイスを満載した新世代のグランドツアラー

 

2019年にフルモデルチェンジした3代目フライングスパーは、完全新設計のアルミ複合材によるシャシーを採用。48Vシステムをはじめ、初の後輪操舵、走行状況に応じて前後の駆動力配分を可変制御するアクティブ4WD、電動アクティブスタビライザーを用いたアンチロールシステム「ベントレーダイナミックライド」、ダンパーの減衰力を絶えず制御する連続ダンピングコントロール(CDC)、トルクベクタリングなど、アジリティを最大限に高める先進制御機構を満載して登場した。

 

新型フライングスパーは、ポルシェ主導で開発された次世代RWD系プラットフォーム・MSBをベースにしている。フロントミッドシップに近いエンジンレイアウトとすることで、前後重量配分を最適化(前後配分55:45)するとともに、フロントオーバーハングを短縮し、洗練されたスタイリングも得ている。

 

ベントレー フライングスパーの後席空間

ミュルザンヌが生産を終えたあと、ベントレーのフラッグシップサルーンという役割も担うことになったフライングスパー。キャビン内はその立ち位置に相応しく、細部に至るまで上質な仕立てを徹底している。

 

2トン超えのボディを悠然と運ぶW12

 

心臓部には、635ps/900Nmを湧出する6.0リッターW12気筒ツインターボ TSIユニットを収める。その大トルクを8速DCTで受け止め、全長5.3m、重量2.4トン超のボディを脱兎のごときスピードで運ぶ。0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は333km/hに達している。

 

これまで同様駆動方式は4WDとなるが、前後駆動力配分が40:60固定のフルタイム4WDだったものを、新型ではアクティブ型に変更。通常はRWD走行で、路面状況の変化やスリップ検知などによりフロントへトルクを伝達する方式となった。これにより、アンダーステア傾向が解消され、回頭性の良いコーナリングを可能にしたという。

 

ベントレー フライングスパーのフライングBマスコット

新型のフライングスパーには、完全新開発のフライングBマスコットを搭載。自動格納/展開機能に加え、ライトアップ機能も用意している。

 

“フライングB”も完全新開発

 

内外装には、伝統とモダンをバランスよくミックスさせている。光沢仕上げのグリルの中に縦型のフィンが垂直に走るフロントマスクは、1957年に登場した「S1 コンチネンタル フライングスパー」に着想を得たもの。ノーズの頂点には、完全に新開発されたフライングBマスコットが鎮座。ドライバーが近づくと自動でせり上がる機能も搭載した。

 

インテリアにも、フルデジタル式のメータークラスターや、大型ディスプレイ/3連メーター/ウッドパネルの三面のいずれかを回転させて選択できるローテイティングディスプレイなど、最新の機構を盛り込む。

 

ベントレー フライングスパーのドアトリム

新型フライングスパーの内装には、“3Dレザー”と呼ぶ新しいトリム仕様も設定。立体的なダイヤモンドパターンは、現代ベントレーを象徴するアイコンのひとつだ。

 

英国的職人世界が広がるキャビン

 

その一方で、鏡のように磨き上げられたエアコンの吹き出し口“ブルズアイ”や、ジュエリーのように繊細な彫りが施されたブライトウェア(光沢仕上げパーツ)、傷ひとつ見当たらないミルクのように滑らかなレザー、複雑な模様を浮かべるウッドパネルなど、キャビンの隅から隅までを伝統的なものづくりが埋め尽くす。まるで職人の息遣いが聞こえてくるような空間は、ベントレーの伝統そのものだ。

 

今回受賞したのはお馴染みのW12気筒モデルだが、2020年秋には先進のV8ユニット搭載モデルも追加している。4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、最高出力550psを発揮。ツインスクロールターボのアシストを得て、2000rpmに達する直前に770Nmという強大なトルクを発生。また、燃費性能を最大限に引き出すため、低負荷時、トルクが235Nm未満で回転数が3000rpm未満の場合、8気筒のうち4気筒が休止する。気筒休止は約20ミリ秒という短時間で行われるため、乗員が気づくことはない。

 

ベントレー フライングスパーのリヤビュー

今回『MotorWeek』のアワードに選ばれたのはW12モデルだが、2020年秋にはツインターボを搭載したV8モデルもラインナップに追加している。

 

大陸間をどこまでも走って行きたくなる走行性能と、コニサー(目利き)を喜ばせる上質なキャビン。グランドツアラーに求められる2大要素を現代最新のテクノロジーと伝統的な職人技術を用いて、より高次元へと押しあげたのが新型フライングスパーといえる。

 

 

【SPECIFICATIONS】

ベントレー フライングスパー

ボディサイズ:全長5325 全幅1990 全高1490mm

ホイールベース:3195mm

車両重量:2540kg

エンジン:W型12気筒DOHCツインターボ

総排気量:5950cc

最高出力:467kW(635ps)/6000rpm

最大トルク:900Nm(91.8kgm)/1350-4500rpm

トランスミッション:8速DCT

駆動方式:AWD

サスペンション形式:前ダブルウイッシュボーン 後マルチリンク

ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク

タイヤサイズ:前265/40ZR21 後305/35ZR21

0-100km/h加速:3.8秒

最高速度:333km/h

車両本体価格:2720万3000円

 

 

【問い合わせ】

ベントレーコール

TEL 0120-97-7797

 

 

【関連リンク】

・ベントレー 公式サイト

http://www.bentleymotors.jp/

 

 

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