アルファロメオ・レーシング、2021年仕様のF1マシン「アルファロメオ C41」をオンラインで公開 【動画】

公開日 : 2021/02/24 14:55 最終更新日 : 2021/02/24 14:55


2021年仕様のF1マシン「アルファロメオ C41」

Alfa Romeo C41

アルファロメオ C41

 

 

ポーランドのワルシャワ大劇場で発表会を開催

 

ポーランドの首都ワルシャワのシンボル、荘厳なワルシャワ大劇場において、F1グランプリに参戦する「アルファロメオ・レーシング・オーレン」の2021年シーズン体制発表会が開催された。このセレモニーには、ポーランドの新型コロナウイルス(COVID-19)感染対策ガイドラインに従い、限られたチーム関係者が参加。ファンやメディアには、ヴァーチャルで公開されている。

 

この日は新たなカラーリングが施された「アルファロメオ C41」共に、レギュラードライバーのキミ・ライコネンとアントニオ・ジョヴィナッツィ、そしてリザーブドライバーのロバート・クビサがステージに登場している。

 

2021年仕様のF1マシン「アルファロメオ C41」

2021年から新マシン規定が導入される予定だったが、新型コロナウイルスの影響もあり、モノコックの開発を凍結。前年型のC39をベースとする改良型C41が開発された。

 

C39をベースにしたニューマシン「C41」

 

アルファロメオのデザイン部門「チェントロ・スティーレ」がカラーリングを手掛けたC41は、伝統的なレッドとホワイトのカラーを採用。2020年シーズンに参戦したC39をベースに、テクニカルディレクターのヤン・モンショーの指揮のもと開発された。主な変更点はノーズコーンとなり、新型コロナウイルス渦におけるモノコック開発凍結を受けて、コンポーネンツの多くが昨年型からキャリーオーバーされている。

 

心臓部は昨年に続きフェラーリ製パワーユニットを搭載。3月12日から14日にバーレーンで行われる公式プレシーズンテストに先駆けて、2月26日にバルセロナ・サーキットでプロモーション撮影を兼ねたシェイクダウンを行う予定だ。

 

アルファロメオ・レーシング・オーレンのチーム代表、フレデリック・ヴァスールはシーズン開幕に向けて、次のようにコメントした。

 

「ニューマシンの発表はいつであってもエモーショナルな瞬間です。ファクトリーのスタッフ全員が何ヵ月もかけて努力してきたことの集大成ですし、新たな冒険の始まりでもあります。チームとしてのポリシーは今年も変わりません。それは『明日は今日よりも良い仕事を』ということ。2020年、チームはコンストラクターズランキング8位でシーズンを終えました。2021年はもちろん、それ以上を狙います」

 

「この目標を達成するためには、サーキットの実戦部隊、そしてファクトリーでも改善を続ける必要があるでしょう。参戦するどのチームも、開幕前は大きな期待を抱いています。どのチームも冬の間に良い仕事をして、開幕戦で上位につけることを狙っているはずです。我々の“カード”を見せる時は、もうすぐに迫っています」

 

2021年仕様のF1マシン「アルファロメオ C41」

長くF1に参戦を続ける独立系チーム、ザウバーを母体とするアルファロメオ・レーシング。その協力関係はF1だけに止まらず、市販車にも拡大している。

 

様々な分野で協力するザウバーとアルファロメオ

 

C41のニューカラーリングは、アルファロメオのロゴのサイドに、四つ葉のクローバー「クアドリフォリオ」を大胆に配置。チーム運営はスイスの老舗レーシングチーム「ザウバー・モータースポーツ」が行い、昨年に続きタイトルスポンサーとしてポーランドの石油企業「PKNオーレン」からのサポートを受ける。

 

アルファロメオとザウバーのパートナーシップは、2018年にアルファロメオがタイトルスポンサーとしてチームに加わったことからスタート。2019年からはザウバーの名前が外れ、「アルファロメオ・レーシング」として参戦している。

 

アルファロメオとザウバー・グループのパートナーシップは、レースだけではなく市販部門にも拡大している。ザウバーが持つ高い技術が、アルファロメオ製ロードカーにも応用されているのだ。特に「ジュリア GTA」プロジェクトは、この協力関係から生まれたと言ってもいいだろう。

 

アルファロメオは、ザウバーのエンジニアリング部門とエアロダイナミクス部門が保有する貴重な技術面のノウハウを活用。ジュリア GTAと、その軽量サーキット仕様のジュリアGTAmに採用されているカーボンコンポーネントのほとんどが、ザウバー・エンジニアリングによって製造されている。