ランドローバー、ディフェンダーにV8モデルを追加! 500ps超えの最強フラッグシップが誕生

公開日 : 2021/03/02 14:55 最終更新日 : 2021/03/02 14:55

ランドローバー ディフェンダー V8(90)。フロントビュー

Land Rover Defender V8

ランドローバー ディフェンダー V8

 

 

新型ディフェンダーのフラッグシップモデル

 

ランドローバーは、新型ディフェンダーにV8ガソリンエンジン搭載モデルを追加すると発表。スーパーチャージャーを搭載したV8ユニットは525psを発揮し、0-100km/h加速を5.2秒で駆け抜け(「90」ボディの場合)、最高速度は約240km/hに達する高性能オフローダーとなる。

 

ランドローバーが2020年に発売した新型ディフェンダーは、伝統の名に相応しい質実剛健なつくりを継承しながら、現代最新のデジタル技術や快適性能、デザイン感度を持ち合わせた力作。その商品力の高さで内外の注目を一身に集めている。その新型ディフェンダーに、V8エンジンを搭載するフラッグシップモデルが登場した。

 

ランドローバー ディフェンダー V8。110および90の2台集合

ランドローバーは新型ディフェンダーにフラッグシップとなる「V8」モデルを追加。6気筒ディーゼル、4気筒ガソリン、6気筒ガソリン、PHV(6気筒ガソリンとPHVは日本未導入)に最強のV8が追加ラインナップされたことで、ディフェンダーファミリーへの注目度は一層高まるはずだ。

 

スーパーチャージャー付きV8ガソリンエンジンを搭載

 

ランドローバーにとって、“V8”は特別な意味合いをもつ。1970年代に登場したオリジナルの「ステージ1 V8」をはじめ、1990年代の北米向け仕様、さらにはハイパフォーマンス仕様の「ディフェンダー ワークス V8」に至るまで、折々でマイルストーンとなるモデルへその名を捧げてきた。

 

525ps/625Nmを発生するV8スーパーチャージャーガソリンユニットを搭載する「ディフェンダー V8」には、90及び110の両ボディタイプを設定。サスペンションやトランスミッションは専用チューニングとなり、“ディフェンダー史上、最も速く最もダイナミック”な1台になっているという。

 

ランドローバー ディフェンダー V8のコクピット

ランドローバー ディフェンダー V8は、コクピットもブラック基調でスポーティな印象。シートはスウェードのコンビネーション地で、ステアリングにはアルカンターラを採用している。

 

足まわりや電制デバイスも専用に開発

 

スプリングレートやダンパーの減衰力を専用にチューンするとともに、電制アクティブリヤディファレンシャルも最適化。機敏でコントロール性にすぐれた、V8モデルらしいキャラクターへと鍛えあげた。

 

さらに、コーナリング時のロールを抑え込むべく、大径化したスタビライザーを採用。専用チューンのアクティブリヤディファレンシャルには、タイヤのグリップ限界時にもコーナリング姿勢を精密に制御するべくヨーコントローラーを導入している。

 

ランドローバー ディフェンダー V8(110)。フロントビュー

ランドローバー ディフェンダー V8の「110」。足まわりや電制デバイスはもちろんのこと、V8サウンドに至るまで、徹底的にチューニングを施しているという。

 

V8サウンドも入念にチューニング

 

路面状況に応じて最適なサスペンション、トランスミッション、トラクションなどの車両設定を自動制御する「テレインレスポンス2」は、ランドローバー伝統のオフロード性能を現代最高のレベルまで引き上げた先進機構だ。雪道や泥、砂などコンディションに合わせてモードを任意で切り替えることが可能だが、V8モデルには新たに「ダイナミックプログラム」モードを追加。

 

入念にキャリブレーションされた「ダイナミックプログラム」では、スロットルレスポンスがよりシャープに変化。連続可変ダンパーも専用のチューニングとなり、固められたサスペンションブッシュとあいまって、優れたステアリングレスポンスを提供する。また、V8らしいサウンドを奏でるよう調整されたエキゾーストノートが、「ダイナミックプログラム」選択中にはより強調されるという。

 

ランドローバー ディフェンダー V8(90)。オフロード走行

ランドローバー ディフェンダー V8の「90」仕様。4本出しのテールパイプなど、「V8」モデルはひと目でそれと分かる専用装備の数々を内外装に採用している。

 

4本出しのエキゾーストタイプを装備

 

ひと目で「V8」と分かる特徴的な装備もラインナップする。専用バッジや4本出しのエキゾーストパイプ、サテンダークグレイ仕上げの22インチホイール、20インチブレーキディスク、そしてブルー塗装仕様のブレーキキャリパーなどを特別に採用した。

 

ブラック基調の内装にも、スウェードのミックス地を使ったシートやアルカンターラ仕立てのステアリングホイール、サテンクローム仕様のパドルシフトなど専用装備を満載している。

 

ランドローバー ディフェンダー V8のホイール

ランドローバー ディフェンダー V8は、サテングレー仕上げの22インチホイールや、ブルー塗装仕立てのブレーキキャリパーなどを装備している。

 

オプションやグレード構成もアップデート

 

V8モデル追加に伴い、装備の一部もアップデート。新しいオプションとして、標準仕様より60%大型化した11.4インチのタッチスクリーンを備えたインフォテインメントシステムを用意。V8モデルをベースにグレイ×ブラックの2トーン外装で仕上げた「カルパティアンエディション」や、ファーストエディション同等の装備を揃えた「XSエディション」もラインナップしている。

 

ランドローバー ディフェンダー V8(90)。リヤビュー

新型ディフェンダーのV8モデルは、90と110両方のボディタイプに設定。日本への導入については、現時点では未発表となっている。

 

ディフェンダー V8は最強のスーパーチャージドエンジンとともに、トルクベクタリングやトラクションコントロール、ヨーコントローラーといった電制デバイスを総動員。本格派の4×4ながら、コントロール性に優れ、ドライビングを楽しめるキャラクターへと引き上げられた。欧州での車両価格は「90」が9万8505ポンド(約1466万円)、「110」が10万1150ポンド(約1505万円)から。日本への導入については、現時点では未発表。