ルナズ、世界的な需要増を受けて電動クラシック・ベントレーの製造を拡大

公開日 : 2021/03/06 06:30 最終更新日 : 2021/03/06 06:30


ルナズ、世界的な需要増を受けて電動クラシック・ベントレーの製造を拡大

Electric Bentley S3 Continental Flying Spur By LUNAZ

エレクトリック ベントレー S3 コンチネンタル フライングスパー by ルナズ

 

 

電動化に加えて現代的な装備も追加

 

電動クラシックカーのトップクリエイターであるルナズ(LUNAZ)社は、多くのカスタマーからの要望に応えるかたちで、世界初となるフルEVクラシック・ベントレーの本格的な製造をスタートする。

 

写真は最近完成したばかりの、1961年製「ベントレー S3 コンチネンタル フライングスパー」。このクルマは、英国のコーチビルダー「H.J マリナー(H.J Mulliner)」の素晴らしいデザインと、ルナズによる時を超えたコラボレーションと言えるだろう。調和のとれたツートーンのエクステリアは、独自のエレガンスと美しさを表現している。

 

インテリアは、エクステリアの艶やかなグリーンにマッチするトーンで仕上げられた。極上のレザーと、ルナズの熟練した職人が手作業で修復した贅沢なウォールナットを使用。このS3 コンチネンタル フライングスパーは、英国の著名なカーコレクターが日常的に使用する予定で、インテリアにはチャイルドシートも装着されている。

 

電動化に加えて、現代の使用にも耐えうる利便性や快適性を加えられた。サスペンション、ブレーキのアップグレード、パワーステアリングとエアコンの採用に加えて、コクピットにはインフォテインメント・スクリーンを装着。ナビゲーションや「Apple CarPlay」など、現代的な機能をオリジナルの雰囲気を壊すことなく、溶け込ませている。

 

ルナズ、世界的な需要増を受けて電動クラシック・ベントレーの製造を拡大

ベントレーに加えて、レンジローバーやロールス・ロイスなどのヒストリックカーをベースにしたフルEVを展開するルナズ。世界的な需要増を受けて、英国の製造拠点の規模を拡張することになった。

 

英国におけるルナズの生産拠点を拡大

 

ルナズの創業者であるデイビッド・ロレンツは、電動クラシック・ベントレーについて次のようにコメントした。

 

「ベントレー コンチネンタルは、英国のグランドツーリングを象徴する1台です。世界中のお客様から、これらの象徴的な名車の電動モデルに対する多くの要望をいただきました。そして、この並外れたクラシックカーの美しさと存在感を残しつつ、現代で求められる信頼性や使いやすさ、持続可能性とを融合することができました」

 

「私たちは、大幅に拡大した英国の製造拠点においてフル生産を開始することで、ベントレー コンチネンタルの遺産を、さらに発展させることを誇りに思っています」

 

ルナズ、世界的な需要増を受けて電動クラシック・ベントレーの製造を拡大

ルナズは、ヒストリックカーにバッテリーとモーターを搭載するだけでなく、ホワイトボディから修復。さらに足まわりやブレーキの変更、ナビなども追加することで、日常的な使用が可能になった。

 

様々なクラシック・ベントレーをベースに電動化

 

ルナズは、電動クラシック・ベントレーに対する問い合わせが非常に多いことから、S1 コンチネンタル、S2 コンチネンタル、S3 コンチネンタルの、生産割り当てを公式サイトにおいて公開。2ドアと4ドアをラインナップしており、さらに希少な「コンチネンタル ドロップヘッド クーペ」も含まれている。

 

ルナズによって製造される電動クラシック・ベントレーは、これまでのルナズ・ブランドと同様に、ホワイトボディからの修復プロセスを経て製造。さらに独自開発された電動パワートレインの搭載前に、ルナズのリエンジニアリング・プロセスにより完全に近代化される。 

 

すでに多くのオーダーが入っていることから、本格生産とは言えどあくまでも限定的なデリバリーとなる。価格は35万ポンド(約5200万円)からとなっている。