BMW M3/M4 コンペティション、デリバリー直前詳報第二弾。進化したメカニズムに迫る

公開日 : 2021/03/24 14:55 最終更新日 : 2021/03/24 14:55

BMW M3 コンペティション セダンのエンブレム

BMW M3 Competition Sedan / M4 Competition Coupe

BMW M3 コンペティション セダン/M4 コンペティション クーペ

 

 

ドイツのBMWファクトリーにおいて製造

 

初代M3のデビューから35年、BMWは3シリーズ(G20)と4シリーズ(G22)をベースにしたスポーツモデル「M3 セダン/M4 クーペ」の高性能仕様「M3 コンペティション セダン」と「M4 コンペティション クーペ」の販売をスタートした。

 

「M3 コンペティション セダン」はBMWのミュンヘン工場、「M4 コンペティション クーペ」はBMWのディンゴルフィング工場で生産。両モデルともに、俊敏性を損なうことなく、優れた操安性と最高のトラクションを提供する4WD仕様「M xDrive」が、欧州においては2021年夏から追加される予定だ。

 

BMW M3 コンペティション セダン/M4 コンペティション クーペ、ヨーロッパでのデリバリーをスタート

新型M3/M4のエクステリアにおける、最大の特徴が大型化されたキドニーグリル。フロントの開口部面積が拡大したことで、エンジンの冷却効率も向上している。

 

冷却性能を向上させる大型キドニーグリル

 

フロントマスクは、新意匠の縦長「キドニーグリル」を採用。開口部が大型化されたことで、エンジンの冷却効率が大幅に向上した。フロントバンパー左右のエアカーテンは、高速走行時のエアフローを最適化するフリック処理が施された。サイドやリヤセクションにもレーシングカーを思わせる大胆な空力処理を採用。さらに、2基のフィンを備えたCFRP製ルーフも全車に標準装備されている。

 

ヘッドライトは標準がフルLED仕様、最新のレーザーライトもオプションで選択可能となっている。ボディカラーは「サンパウロ・イエロー」「トロント・レッド」「アイル・オブ・マン・グリーン」の3色が追加された。

 

専用の「Mカーボン・エクステリア・パッケージ」も用意。新デザインのワイド・フロントエアインテーク・インレイ、リヤディフューザー、エクステリアミラーキャップ、リヤスポイラーなど、軽量CFRP製コンポーネンツで構成されている。このパッケージは単独でも、オプションの「Mカーボン・パッケージ(Mカーボン・バケットシートを含む)」としても利用することができる。

 

BMW M3 コンペティション セダン/M4 コンペティション クーペ、ヨーロッパでのデリバリーをスタート

搭載されるパワーユニットは伝統の直6ユニット。最高出力510hp、最大トルク650Nmを発揮し、0-62mph加速は3.9秒を誇る。

 

最高出力510hpを発揮する3.0直6ターボ

 

パワーユニットは最高出力510hp、最大トルク650Nmを発揮する3.0リッター直列6気筒ツインパワーターボを搭載。先代モデルから最高出力が60hp、最大トルクが100Nmも向上した。0-62mph加速は3.9秒、最高速度は電子リミッターで155mph(約250km/h)に制限されており、オプションの「M プロ Package(M Pro Package)」を装着することで、最高速は180mph(約290km/h)にまで引き上げられる。

 

電動フラップを備えたエキゾーストシステムは、直6ターボらしい重厚なエキゾーストノートが特徴。大容量のリヤサイレンサーを採用し、ブラッククローム仕上げの4本出しテールパイプがリヤセクションにアグレッシブな印象を与えている。

 

センターコンソールに配置されたボタンで「SPORT」か「SPORT+」モードを選択すると、エンジンモードに合わせてエンジンサウンドが変化。さらにセンターコンソールの「Mサウンドコントロールボタン」を調整することで、異なる印象のエンジンサウンドを楽しむこともできる。

 

電子制御ダンパーを備えたアダプティブMサスペンションは全車に標準装備される。さらにM専用のバリアブルレシオステアリングを採用し、レスポンスやペダルフィールを2パターンに切り替えられるブレーキシステムも用意。タイヤはフロントに275/40ZR18、リヤに285/35ZR19サイズを装着する。

 

BMW M3 コンペティション セダン/M4 コンペティション クーペ、ヨーロッパでのデリバリーをスタート

ギヤボックスは専用チューニングが施された8速Mステップトロニック・トランスミッションを採用。当初はFRのみが販売されるが、夏からは4WD仕様も投入される。

 

専用チューニングの8速Mステップトロニック

 

ギヤボックスは、専用チューニングされた8速Mステップトロニック・トランスミッションを採用し、リヤを駆動する。街乗りではフルオートマチック、よりアグレッシブなドライブを楽しみたいワインディングロードやサーキットではマニュアルシフトを楽しむことができる。

 

新デザインのギヤセレクターレバーに加えて、ステアリングホイールにはカーボン製ギヤシフトパドルも標準装備された。また、このパドルを軽くタッチするだけで、オートマチックモードからマニュアルモードへと切り替えることも可能となっている。トランスミッションのシフト特性はセレクターレバーに組み込まれた「Drivelogic」ボタンで調整が可能。ドライバーは、コンフォート、スポーツ走行、サーキット走行と、それぞれの走行場面に最適化された3つの設定から選ぶことができる。

 

BMW M3 コンペティション セダン/M4 コンペティション クーペ、ヨーロッパでのデリバリーをスタート

コクピット各部には「M」を象徴するカラーやロゴを配置。レーシーにまとめられたコクピットには、オプションで9.6kgも軽量な「Mカーボンバケットシート」をチョイスすることも可能。

 

コクピットに配置された「M」のディテール

 

コクピットは、アントラサイト・カラーの「BMW インディビジュアル・ヘッドライナー」に、グロス・カーボン・インテリアトリム・ストリップの組み合わせ。電動調整・ヒーター付きの「Mスポーツシート」が標準採用された。

 

オプションとして、運転席と助手席に「Mカーボンバケットシート」をチョイスすることも可能。CFRP製シートは、標準のMスポーツシートから9.6kgも軽量化されている。この軽量バケットシートは単体でも、Mカーボン・パッケージとしてもチョイスすることが可能だ。

 

「Mレザー・ステアリング・ホイール」のMボタンや、センターコンソールの「スタート/ストップ・ボタン」にレッドアクセントを施すなど、「M」を象徴するディテールが数多く採用された。ドライブロジック・スイッチ付きのセレクターレバーにも“M”のロゴが埋め込まれたレザーサーフェイスを採用し、こちらにもMカラーのステッチが施されている。

 

また、フルデジタル・ディスプレイを採用した「BMW ライブ・コクピット・プロフェッショナル」、クラウド型ナビゲーションシステム「BMW マップ」、「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」なども標準搭載された。

 

BMW M3 コンペティション セダン/M4 コンペティション クーペ、ヨーロッパでのデリバリーをスタート

充実の標準装備を誇る「M3/M4」だが、カスタマーの好みに合わせた、6種類ものオプションパッケージも用意されている。

 

充実の標準装備に加えて豊富なオプションパッケージも

 

今回、走行モード切替システム「Mドライブ・プロフェッショナル」も用意。DSCの介入ステージを10段階に切り替えられるだけでなく、コーナリングを分析をする「Mドリフト・アナライザー」、ラップタイム機能なども搭載する。

 

また、クラス最高レベルの標準装備を採用しながら、特にサーキットでの走行を想定した、個性的なオプションが幅広く用意されている。6種類のオプションパッケージ、「コンフォート(Comfort)」「テクノロジー・プラス(Technology Plus)」「ヴィジビリティ(Visibility)」「Mカーボン(M Carbon)」、「Mプロ(M Pro)」、「アルティメット(Ultimate)」と、メニューの異なるパッケージをラインナップする。

 

 

【問い合わせ】

BMW カスタマー・インタラクション・センター

TEL 0120-269-437

 

 

【関連リンク】

・BMWジャパン 公式サイト

http://www.bmw.co.jp

 

 

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