Eタイプのスペシャリスト「ヘルム」、最新技術と豪華インテリアを投入したジャガー Eタイプ シリーズ1をリリース

公開日 : 2021/03/28 11:55 最終更新日 : 2021/03/28 11:55


Eタイプ・スペシャリスト「ヘルム」が手掛けた最高の1台、「ヘルム ジャガー Eタイプ シリーズ1」

Helm Jaguar E-Type Series 1

ヘルム ジャガー Eタイプ シリーズ1

 

 

20台限定で製造される究極のEタイプ

 

世界でも有数のジャガー Eタイプのレストアスペシャリスト、チェディーン・バティック(Chedeen Battick)が、Eタイプ シリーズ1専門にレストア・整備を行うファクトリー「ヘルム(Helm)」を英国で立ち上げた。

 

ヘルムが手掛けた「ジャガー Eタイプ シリーズ1」は、妥協のない製造基準や高度な最新技術の導入に加えて、著名なレザーエキスパートであるビル・アンバーグによって製作された極上の特注インテリアを装備。アイコニックなEタイプ シリーズ1が持つ時代を超えたデザインに加えて、現代でも通用するドライビングエクスペリエンスを手にしている。

 

ヘルム ジャガー Eタイプ シリーズ1は、それぞれのオーナーが求める仕様に合わせて20台のみを製造。最初のモデルは3月24日に完成し、オーナーのリクエストに応じて、プライベートビューイングイベントが行われている。

 

Eタイプ・スペシャリスト「ヘルム」が手掛けた最高の1台、「ヘルム ジャガー Eタイプ シリーズ1」

これまでジャガーをはじめ、多くのヒストリックモデルのレストアを手掛けてきたチェディーン・バティック。その経験やこだわりを形にすべく、自身のファクトリーを立ち上げた。

 

チェディーン・バティックの強いこだわりを反映

 

1961年3月15日に発表されたジャガー Eタイプ シリーズ1は、元航空技術者のマルコム・セイヤーによって設計。かのエンツォ・フェラーリは「これまでに作られたなかで最も美しいクルマ」と評したほどだった。セイヤーが作り上げたロングノーズからリヤへとシームレスに流れるラインは、発表から60年を経た今も自動車工学における驚異と称えられている。

 

ヘルムの創業者であるチェディーン・バティックは、10年以上にわたって英国やヨーロッパで、ヒストリックラグジュアリーカーを手掛けてきた経験を持ち、ディテールへのこだわりと英国のクラフトマンシップへの深い敬意をもって、このプロジェクトに取り組んだという。

 

美しく仕上げられたEタイプ シリーズ1を前にして、チェディーン・バティックは次のようにコメントした。

 

「私はEタイプの歴史的な価値に敏感です。ビニール製インテリアでもなく、キャブレターのトラブルに悩まされることもない、私自身が満足できるEタイプを作りたかったのです。私たちは、英国が誇るクラフトマンシップと、現代自動車工学の最高水準を融合させました。それぞれのパーツから愛着と配慮、細部へのこだわりを感じられるはずです」

 

Eタイプ・スペシャリスト「ヘルム」が手掛けた最高の1台、「ヘルム ジャガー Eタイプ シリーズ1」

ボディシェルやエキゾースト、エンジンなどが徹底的にリファインされたほか、パワーステアリングなど現代的な装備も新たに採用されている。

 

新たにパワーステアリングも搭載

 

スチールで補強されたモノコックシェル、ハンドメイドのアルミニウム製ドア、航空機の技術が採り入れられたステンレス製エキゾーストシステムなど、ヘルムのEタイプの製作にはのべ3800時間以上が費やされた。ハンドメイドのアルミニウム製ボンネットの下には、最高出力300bhpを発揮する3.8リッター直列6気筒自然吸気エンジンが収められている。

 

電子制御式車速感応型パワーステアリング、専用設計の5速ギヤボックス、6ポットアルミ製フロントブレーキ、アジャスタブル・サスペンション、ヒーテッドスクリーン、ソフトクローズ・ドアシステムなど、最新技術がオリジナルデザインの純粋さと優雅さを損なうことなく、さりげなく組み込まれている。

 

Eタイプ・スペシャリスト「ヘルム」が手掛けた最高の1台、「ヘルム ジャガー Eタイプ シリーズ1」

インテリアに採用されたレザーは、英国屈指の革製品スペシャリストのビル・アンバーグが手掛けている。

 

ビル・アンバーグによる美しいレザーを採用

 

インテリアは、レザースペシャリストのビル・アンバーグとのコラボレーションにより、バターのように柔らかなスウェードと、ふっくらとしたセミアニリン・レザーが組み合わせられた。

 

ヘルム Eタイプのドライビングシートに座ると、他にはない特別な感覚を味わうことができるだろう。レザーの手触りの良さと考え抜かれた精巧な室内のディテールは、新品のオーダーメイドスーツや完璧にフィットした手袋を試着したときのような満足感をオーナーにもたらしてくれる。

 

ハンドメイドのアルミニウム製インテリアパネルは、アンバーグのレザー職人チームによってナチュラルレザーが巻き付けられた。レザー製トグルスイッチ、レザー製ステアリングホイール、ギヤシフトレバーには、美しいハンドステッチのディテールが施されている。

 

さらにアンバーグはヘルム Eタイプのために、インテリアに合わせたロケットバッグとブリーフケースがセットになった特注ラゲッジも製作し、この美しいクーペのラグジュアリーな側面に華を添えている。