富士スピードウェイ全開アタック! C7コルベットの潜在能力を解き放つ:シボレー コルベット編 【Playback GENROQ 2017】 | GQW_FSW1_23 | 9枚目の写真 (全18枚)
公開日 : 2021/04/07 17:55 最終更新日 : 2021/04/07 17:55
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FSWコースマップ
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もっともベーシックなZ51はタイヤも若干控えめ。前P245/35ZR19 後P285/30ZR20のミシュラン・パイロットスーパースポーツ(ランフラット)に、Z51専用のサテンブラックアルミホイールを組み合わせる。ブレーキシステムは他モデルと同様のブレンボ製を搭載。
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6.2リッターV8 OHVのLT1はグランスポーツと同一のスペック。ドライブモードはウェザー/エコモード/ツアーモード/スポーツモード/トラックモードから選べ、スロットルプログレッションやトラクションコントロールなど最大12の特性を最適にセット可能だ。
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試乗車は2016年モデルのZ51で、当時設定されていた「3LT」グレードのためシートはZ06と同じコンペティションスポーツバケットシートを装備していた。しかし17年モデルからZ51は1グレードになり、グランスポーツと同様のGTシートが標準装備となる。
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Z51はコルベットのベーシックグレードに位置づけられるが、そのパフォーマンスは富士スピードウェイを1分57秒16というラップでこなすことからも尋常ではない。テスターの田中哲也氏は「ニュルで開発されたクルマだから不思議ではない」と評した。
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C7コルベットの末弟にしてもっともベーシックなZ51。旧来のアメリカン・マッスルに代表される「アメ車」のイメージから大きく脱却するスポーツ性能をアピール。
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専用のレッドストライプ付きサテンブラックアルミホイールは前19 後20インチ。採用するブレンボ製ブレーキシステムは前6ポット 後4ポットキャリパー、前370 後365mmディスクとなる。タイヤはランフラットのミシュラン・パイロットスーパースポーツだ。
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最高出力466ps/最大トルク630Nmを発生する自然吸気の6.2リッターV8 OHVはZ51と共通。トランスミッションは8速ATと7速MTから選択可能で、ATにはパドルシフトが備わり、MTにはシフト時に回転数を合わせるアクティブレブマッチングが採用される。
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ナパレザーのパワーランバー&ボルスター機能付きGTバケットシートがグランスポーツの標準装備。シートヒーター&ベンチレーションも備える。レザーのステッチは手縫いで高度なクラフトマンシップを漂わせる。インフォテイメントシステムには「MyLink」を採用。
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コルベット Z51と同型エンジンを搭載しつつ、フロントリップ脇にカナードを備えるなど空力性能を高め、タイヤサイズも拡幅したグランスポーツ。今回の試乗でエアロパーツの効果がはっきりと見て取れた。
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緻密に計算されたエアロパーツを纏い、ストレートスピードよりもコーナースピードに特化したコルベット グランスポーツ。VBOXのデータが如実に物語る。
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全モデルともブレンボ製ブレーキシステムを採用。試乗車のカーボンセラミックブレーキローターはオプションのZ07パフォーマンスパッケージに含まれる装備で、タイヤもミシュラン・パイロットスポーツカップ2、マグネティックライドコントロールも専用チューニングされる。
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高出力と高効率を両立した6.2リッターV8スーパーチャージドは、レースカーをベースに開発されたスモールブロックエンジンのLT4。伝統のOHVは低重心化に寄与し、直噴化と可変バルブタイミング機構、気筒休止のアクティブフューエルマネジメントも採用している。
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Z06専用となるコンペティションスポーツバケットシートはレザーとカーボンを組み合わせ、レーシングハーネスにも対応したデザインとなる。ZO6のインテリアカラーは試乗車が採用するエレガントさも湛えるカラハリか、シックかつ男っぽいジェットブラックから選択可能。
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テスターの田中哲也氏は取材前日にポルシェのタイプ991 GT3 RSをテストしていたが、シボレー コルベット Z06はそのタイムを2秒も上回ったという。
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アメリカンスポーツを代表するシボレー コルベットの7世代目(C7)。トップモデルのZ06を富士スピードウェイで振り回す。
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FSWアタックを務めた田中哲也氏
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