新型ハマー EV、ピックアップボディに加えSUVボディをラインナップ!

公開日 : 2021/04/08 06:30 最終更新日 : 2021/04/08 06:30


GMC ハマー SUV EVのフロントビュー

GMC HUMMER SUV EV

GMC ハマー SUV EV

 

SUVは2023年初頭に生産スタート

 

GMはフルEV版のハマーを2022年に投入する計画だが、当初公開したピックアップボディ仕様に加えて、新たに5人乗りのSUV仕様「ハマー SUV EV」を追加すると宣言した。ハマー SUV EVは2023年初頭より生産をスタート。車両価格は7万9995ドル(約883万円)〜と発表している。

 

ハマー EVは、GMが莫大な費用を投じて開発するグローバルEVプラットフォーム、及び独自のバッテリーシステム「Ultium(アルティウム)」を搭載する。

 

GMC ハマー EVのSUVとピックアップトラック

GMCは次世代ハマーとして、ピュアEVのピックアップトラック(写真右)とSUV(同左)の2モデルを投入する。ピックアップは2022年に市場へ投入、SUVはそれより遅れて2023年初頭に生産を開始する予定だ。

 

“カニ歩き”の採用で巨大ボディも取り回し楽々

 

ハマー SUV EVには2モーター、もしくは3モーター仕様をラインナップ。現段階での性能数値はあくまでシミュレーション上で算出したものだが、それでも後者の最高出力は830hp、最大トルクは1万5000Nm以上を標榜。0-60mph(約96km/h)加速は3.5秒を切るという。航続距離は500km前後になると見られている。

 

全長約5m、全幅2m超、そして3200mmを超えるロングホイールベースをもつ巨大なSUVながら、全輪操舵システムを採用することで優れた取り回し性を実現。脱出が不可能と思われるような狭いスペースでは、前後ホイールを同位相へ切る“クラブウォーク(カニ歩き)と呼ぶ方法で、難所を乗り切ることができる。

 

GMC ハマー SUV EVの“クラブウォーク”

GMC ハマー SUV EVの“クラブウォーク”(公式ムービーより)。後輪を前輪と同位相に操舵することで、狭い場所でもするりと横に脱出することができる。

 

ボディの下まで目視できる先進ビジョンを搭載

 

オリジナルのハンヴィを思わせる天地方向に薄いボディのプロポーションにより、優れたアプローチ/デパーチャ/ランプブレークオーバーアングルを確保。前方、後方、そしてボディ下までを“視認”できるカメラシステム「ウルトラビジョン」、デフロックやタイヤ空気圧、ピッチ/ロール角などを確認できるオフロードアプリケーションも用意する。

 

背後にはフルサイズのスペアタイヤを搭載し、テールゲートを開けた先には広大で使い勝手に優れたラゲッジスペースを用意。取り外し可能な「インフィニティルーフ」を全車に搭載し、オープンドライブを楽しむこともできる。

 

GMC ハマー SUV EVのコクピット

GMC ハマー SUV EVのコクピット。横幅のある巨大なセンターコンソールはかつてのハマーを思わせる。ルーフは取り外し可能。

 

オフロードの王者はオンロードでも“無敵”に

 

さらに、GM自慢の先進運転支援機構「スーパークルーズ」の最新世代も採用する。これはライダーマップデータと高精度GPS、ドライバー監視システム、カメラ、レーダーセンサーの数々を活用して、アメリカ合衆国とカナダの高速道路であれば、条件さえ整えば20万マイル以上(約32万km)の範囲で“手放し”運転をアシストするというものだ。

 

GMC ハマー SUV EVのリヤビュー

GMC ハマー SUV EVは、オリジナルのもつオフローダーとしての素質に加えて、コネクテッド性能や先進の制御デバイス、高度な安全運転支援機能など、最新モビリティに求められる数々の要素を盛り込んでいる。

 

道なき道を行くオフローダーとしての性能の一方で、整備された道では快適な移動を約束するというのが、新世代ハマーに与えられた新しい魅力といえる。