シトロエン DSへのオマージュあふれる最上級サルーン「DS 9」、英国市場での予約受付がスタート【動画】

公開日 : 2021/04/11 13:55 最終更新日 : 2021/04/11 13:55

シトロエン DSへのオマージュあふれる最上級サルーン「DS 9」、英国市場での予約受付がスタート

DS 9

 

 

中国で製造し、全世界へとデリバリー

 

DS オートモビルは、「DS 7 クロスバック」「DS 3 クロスバック」に続く第3のモデルとして

「DS 9」をワールドワイドに展開する。DS(シトロエン)にとっては、C6以来となる大型サルーンの投入となる。

 

「E-TENSE」プラグインハイブリッド(PHEV)システムを搭載したDS 9は、日常域おいてCO2排出量ゼロでの走行が可能。生産は中国で行われ、世界市場へとデリバリーされる。英国市場における価格は4万615ポンドからとなっており、4月8からオーダーがスタート。日本市場への導入時期は現時点で未定となっている。

 

DS オートモビルのベアトリス・フシェCEOは、DS 9について次のようにコメントした。

 

「2015年に新ブランド『DS』を立ち上げて以来、私たちの目標のひとつが、フランス発の大型サルーンをラインアップに加えることでした。プレミアムサルーンセグメントに新たなベンチマークをもたらし、クルマを通じてフランスの文化を伝えたいという想いが、このDS 9に反映されています。サルーンには“落ち着き”が不可欠です。DSの遺伝子を持ち、フランスで考案され、ワールドワイドで展開されるDS 9は、DSが誕生して以来の系譜に完全に沿った1台と言えるでしょう」

 

シトロエン DSへのオマージュあふれる最上級サルーン「DS 9」、英国市場での予約受付がスタート

ブランドを象徴するモデルである「シトロエン DS」をイメージし、緩やかにラウンドしたルーフラインを採用した。

 

DSをイメージした円錐型のルーフライン

 

全長4930mm、全幅1900mmという堂々としたボディに19インチ大径アロイホイールを備えたDS 9は、力強いエレガンスを備えた4ドアサルーン。シャシーには新世代EMP2(エフィシエント・モジュラー・プラットフォーム 2)アーキテクチャーを採用した。

 

これまでのサルーンの常識を打ち破る2900mmのホイールベースにより、リヤシートのスペースが大幅に拡大。大きく寝かされたウインドウを持つファストバックスタイルならではの、流麗なシルエットが大きく目を惹く。特徴的なルーフ形状は、1955年にデビューした初代DSへのオマージュとして採り入れられた。

 

グリルからボンネット、フロントガラス、ルーフを経てトランクに至るまで流れるようなラインを描き、ヘッドライトからテールライトまで張りのあるラインで構成。さらに、ボディ同色のリトラクタブルドアハンドルや、ワントーンのブラックルーフを採用したことで、よりエレガントな印象を見る者に与える。

 

シトロエン DSへのオマージュあふれる最上級サルーン「DS 9」、英国市場での予約受付がスタート

パワーユニットは、出力の異なる2WDと4WDの「E-TENSE」プラグインハイブリッド・パワートレインと、1.6リッター直4ガソリンエンジンをラインナップする。

 

2種類のプラグインハイブリッドを搭載

 

パワートレインは、新開発「E-TENSE」プラグインハイブリッド・パワートレインを搭載。1.6リッター直列4気筒ガソリンターボ「PureTech」ユニットに、最高出力110hp・最大トルク320Nmを発揮する電気モーターを組み合わせた。容量11.9kWhのバッテリーを搭載し、EVモードにおける航続距離は40~50kmを確保している。

 

電気モーターは停止状態からの発進時、加速時、84mphまでのゼロエミッションモードでの走行に使用。EVモードはスタートアップ時は自動的に選択され、ハイブリッドモードでは交通状況に合わせて、0~100%までモーターの介入を自動的に制御する。その変化はシームレスに設定されており、パッセンジャーはその変化に気づくことはないだろう。

 

スポーツモードは、アクセル、ギヤボックス、ステアリング、アクティブサスペンションのマッピングを調整することで、「E-TENSE」から得られるパワーを最大限に引き出すことができる。また「E-Save」機能は、内燃機関の自動車乗り入れを規制している都市部での走行を想定し、バッテリーの充電レベルをキープする。7.4kWオンボード充電器を使用することで、1時間半で充電が可能となっている。

 

「E-TENSE」は、システム最高出力225hpの2輪駆動と、360hpの4輪駆動の2種類をラインナップ。また、最高出力225hpを発揮するガソリンエンジンモデルも用意されている。すべてのモデルに8速オートマチックが組み合わせられた。

 

シトロエン DSへのオマージュあふれる最上級サルーン「DS 9」、英国市場での予約受付がスタート

2900mmというセグメントを超えたロングホイールベースにより、彼らが「DSラウンジ」と呼ぶ快適な室内空間を実現した。

 

2900mmのホイールベースを活かした室内

 

インテリアは「DSラウンジ(DS LOUNGE)」と銘打った、リヤシートの快適性がセールスポイントとなる。広々とした空間に上質なマテリアルを配した洗練されたデザインを採用。ナッパレザーで全面を覆ったダッシュボード、時計のストラップをモチーフとしたシートは、細部に至るまで丁寧に作られている。

 

クリスタル型タッチセンサーボタン、ルーフライニングやサンバイザーを覆うアルカンターラ、ハンドステッチが施されたレザー・ドアパネルインサートなど、「思わず触れてみたくなるようなデザイン」とDS オートモビルは胸を張る。

 

2900mmのロングホイールベースにより、リヤシートは広大と呼ぶに相応しいスペースを確保した。後部座席にもクラス初となるシートヒーター、シートクーラー、マッサージ機能を装備。本革張りのセンターアームレストには、USBポート内蔵の収納スペース、マッサージシートコントロール、マルチカラー・ウェルカムライトなど、ワンランク上の機能を備えている。